とあるグループホームの敬老会は、家族が参加するかどうかは当日まで不明なままで行われました。
当然家族への食事は注文を出しておりますが、不参加の場合でも料金は月末の請求書に加算されます。
さて、肝心の敬老会の方は、地域のボランティアによる踊り、幼稚園児によるダンスと歌で一時間ほどで閉会。
利用者に提供された昼食は、カロリー制限もされ、また食べやすい形態になっておりますが、唯一の欠点は冷えたままであること。
そして、家族を見送ったあとは、利用者を共同ホールのテレビの前に座らせたままにして、後片付けにとりかかるわけです。
ここでも敬老会は家族に対しての欺瞞に満ちたものでしかないのでした。