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介護施設の問題点 その1


介護施設には大抵ケアマネージャーが在籍しており、入居者さんを受け持っています。
その他に生活相談員が居て、主に入居者さんや家族さんのフォローを受け持っています。
この他に介護主任、ユニットリーダーといった人達が居ます。
有料老人ホームでは、サービス担当責任者という役職があり、介護計画に基づいて訪問介護サービス計画を立てたり、一般介護職を管理しています。
ところが、現実には介護主任、サービス担当責任者、ユニットリーダーの指示に満足に答えてない施設が多く見受けられます。
所謂《机上の空論》化となってしまうわけです。
例えば溽瘡対処・ADL低下に伴う留意点の周知徹底・指導も受け手である一般介護職の人間の意識が低いと、なんともなりません。
何故その様なことになるかと言えば、時間的な制約が有り過ぎて、きちんと介護施術をする余裕がなくなってしまうのです。
多くの介護施設は、経費削減を名目に充分なスタッフを配置しておらず、そのくせ、起床時の着衣交換から深夜のおむつ交換まで、ぎっちりとタイムスケジュールを組んでいるのです。
当然充分なケアは出来ず、ケアマネ・看護からはそれを指摘されてしまうわけです。
この【負のスパイラル】を改善出来ないのが介護施設の実情です。

職場恋愛?


一般の職場でも所謂職場恋愛は少なからず有ると思いますが、こと介護施設においては、その割合が多いように思えます。
何故でしょう。
一説には、高齢者の相手をするのは並々ならぬ気遣いを要するので、それによって溜まったストレスから、そのようなことになるとも言われています。
また、男性比率が低い女性社会である為に、数少ない男性職員に対して、頼もしさや愉快さを感じやすいのだとも言われております。
なんにせよ、それが不倫であろうとなんであろうと、職場恋愛が盛んなのも介護施設ならではないでしょうか。

家族さん


やむにやまれぬ事情があって、介護施設に預けるのでしょうが、家族さんによっては、思わず眉をひそめたくなる方もいらっしゃいます。
面会に全く来ないのもどうかと思いますが、親の年金をあてにして、その極々一部で施設に支払い、残り大半を自分達の生活に充ててる家族さんを見ますと、世の中お金お金とはいえ、それでよいのかと呆れるやら憤慨するやらといった事も多々あります。
逆に施設に対して過剰な期待をし、支払ってる以上のものを求める家族さんもおります。
寝たきりであれば床擦れは避けようもないものなのですが、それが出来、医療処置を施さなければならないとなった時に、施設の対応が悪いからとクレームを申し立てたり、ほんの少しシーツが汚れてても苦情を訴えてくる方もいます。
万全を期してはいても、起きるときは起きるのですが、それを許さないというのは、施設にとっても余計な手間ひまが掛かるので、過度なクレームは頭痛の種にもなります。
介護職員は介護の専門家ですが、専門家の言葉に耳を傾けない家族さんはあとをたちません。
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