スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

敬老会


とあるグループホームの敬老会は、家族が参加するかどうかは当日まで不明なままで行われました。
当然家族への食事は注文を出しておりますが、不参加の場合でも料金は月末の請求書に加算されます。
さて、肝心の敬老会の方は、地域のボランティアによる踊り、幼稚園児によるダンスと歌で一時間ほどで閉会。
利用者に提供された昼食は、カロリー制限もされ、また食べやすい形態になっておりますが、唯一の欠点は冷えたままであること。
そして、家族を見送ったあとは、利用者を共同ホールのテレビの前に座らせたままにして、後片付けにとりかかるわけです。
ここでも敬老会は家族に対しての欺瞞に満ちたものでしかないのでした。

そして就寝


夕食が済めば職員は夜勤者と遅番の二人きりになります。
建前は消灯の21時までは入所者は、どう過ごそうと自由なのですが、全員が一斉に就寝となれば、二人では対処が一苦労です。
そこで実情は.....車椅子の方はどんどん口腔ケアをして、さっさと寝せてしまいます。
まだ7時であってもです。
テレビを見ている入所者に対しては20時くらいまではほっときます。
そして遅番が帰れば夜勤者一人になるので、ここからは職員一人一人の自由です。
就寝を促したり、消灯前でも明かりを落としたり.....。
如何に入所者をなだめすかして寝かせるか、それだけに力を注ぎます。
就寝前のトイレ誘導もしなかったりなんてのもざらです。
入所者が寝たあとは夜勤者は食器片付け、日報記入、洗濯たたみをしながら、入所者を見守ることになります。
夜間帯はトイレに起きてくる入所者を記録し、パッド交換があれば定時に行い、それ以外はソファや椅子にもたれて仮眠をとります。8時間勤務なら一時間、16時間勤務なら2時間ですが、実際は延べにしたらそれ以上は取ってると思われます。

昼から夕方まで


食事はスタッフが交代で、あらかじめ考えておいたメニューに従って調理しますが、簡単な調理や盛り付けは入所者さんに手伝ってもらいます。当然見守りはしていますが。
塩分を控えればいいという考えに囚われ、味噌汁はほとんど味がしません。また、めんつゆを多用する傾向があり、塩分コントロールや甘さについてどう考えてるのか疑問を感じ得ません。
一人一人で、禁じられた食材は使いませんが、摂取量の記録も主観的なもので取る為、あまり信用度があるとは言えません。
食事が済めば即服薬です。そして歯磨きまたはうがい、全てが終われば居室に戻して寝させます。
職員が休憩する為です。
このあと、入浴予定者以外は居室でおやつまで寝てるか、ホールでテレビを見てるしかありません。
機能訓練、リハビリもありません。
当然レクレーションもありません。
訪問看護・訪問リハビリ、往診診察がある位です。

入浴

日勤が来れば、午前に一人は入浴介助になりますが、ほとんどの入所者さんは自力が可能ですから、ほとんどが見守りになります。背中とか自分では洗えないとこは介助しますが、問題は洗身の仕方が余りに大雑把なこと。撫で洗いで済ませるスタッフばかりで、その上浴槽に入るのはせいぜい5分では入浴とは呼べません。また、女性スタッフでは支えられない入所者さんは、手間ががかかるからと、冬場でもシャワー浴で終わりです。体調崩さないのが奇跡としかいいようがありません。
また、浴後の水分補給もスポーツ飲料を多用しますが、これもどうかと思います。

起床から朝食時


6時前後に起き出してくる利用者さんにバイタル測定をするのですが、とればそれで終わり、記録保存もしてないので、その方の平均も分からず高いのか低いのかも判断出来ません。感覚的なもので済ませてるのが実情。これでは体調不良を察知出来るわけもありません。
更に水分も大きさの違うそれぞれの湯飲みに八分目程入れて、一律同分量としてしまいます。当然摂取量の記録保存もしません。飲ませりゃいいな、なのです。
飲ませりゃいいなと言えば服薬も、食前食後の感覚もバラバラで、酷いときは直前に食前薬、食事中に食後薬なんてこともあります。
要は‘した’ことが大事なのです。
前の記事へ 次の記事へ