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夜間帯


夜間は21時に一斉に寝たきりの方のバッド交換、離床できる方はコールでのトイレ誘導となります。その後夜勤者は夕食をとり、交代で2時間の仮眠となります。
その間0時に一部の、3時には全寝たきりの方のパッド交換となります。
あとはコール対応、巡視となります。
日中に比べたら楽な業務ですが、急変やなにかあれば、まず仮眠はとれなくなります。

午後から夕方まで


12時に昼食となりますので、その時は朝食時と同じ業務となります。これは夕食時も同じです。
午後は13時から、まず当番の職員による入浴がやはり6名程。ですから、入所者さんは週二回の入浴になります。
それ以外の方は、またパッド交換になります。
職員は早番1名、日勤6名、遅番1名、夜勤3名体制でした。
午後のパッド交換が終わると、入所者さんはほとんど居室で寝ていました。
職員はその間に洗濯や乾いたもののお届けをするわけで、そうしてるうちに夕食となります。
夕食後はバイタル測定、洗顔を行い、順次就寝となります。
まぁ、居室にテレビがある方はテレビを見ておりますが、消灯は21時ですので、それ以降は音も低くしていただきます。

有料老人ホーム


有料老人ホームにも色々有りますが、今回取り上げるホームは30床余りの入所者さんがあり、その介護度も3から5までの方が大半で、寝たきりの方が三分の二にのぼるという、職員からすればハードな施設です。
まず朝は6時からのバイタル測定から始まります。
その後温かいタオルでの洗顔を行い、離床できる方はトイレ誘導後ホールへ誘導し、7時に朝食となります。
寝たきりの方は部屋で経管栄養となります。それは看護師の仕事になりますから、介護は体交(体位交換..体の向きをこの場合右にします)とジャッジアップ(ここでは頭部を45度まで上げます)をすることになります。
ホールでの経口摂取が可能な方の見守りと、数人は食事介助を行います。
その後居室まで誘導し、暫し休んでいただきます。
午前は一回目のパッド交換、部屋の整理整頓を行う一方、機械入浴を担当職員により6名程行います。
機械入浴とは、特殊入浴ともいいまして、ストレッチャーに寝たまま浴槽に入るものです。当然洗体も洗髪も寝たままになります。

午後から就寝まで


夕食は18時からですが、その前にトイレ誘導があります。
それから1時間ほど経てば、食器を洗いながら、就寝介助をしますが遅番と日勤の二人とはいえ、9名のトイレ誘導・パッド交換、口腔ケア、着替えをすれば20時を大きく回ります。
入居者はほとんどが21時には寝ますから、それまでは気忙しいです。
その後、記録を整理し、残った雑務をこなします。
また定時でトイレ誘導・パッド交換もあるので暇を見つけて残り30分の休憩をとらなければなりません。
見守りをしながらの休憩になりますから、コール対応はしなくてはなりません。
夜間帯も定時巡回、トイレ誘導、パッド交換がありますから、休まる暇がありません。
夜勤も8時間労働だから、なんとかやっていけるといった感じでしょうか。

午後


昼食が終わると、また後片付けと記録の記入があり、遅番が来た時点で30分の休憩となりますが、ユニットから出ることはありません。
煙草を吸う為に喫煙場所に行く位ですが、その際もコール用ピッチは手放せません。
休憩後は入浴介助が3人ほどになりますが、ストレッチャを使う特浴になったり、浴槽側面が上下解放されるアジット浴になるので、これだけで楽に二時間はかかります。
終われば水分補給をして頂き、また記録。
15時にはおやつを提供し、17時には夕食の準備が始まります。
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