スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

老人と性


こんな実話があります。
夜、巡視に回ると利用者さんが部屋にいない。慌てて探すと他の利用者さんの部屋でひとつのベッドに二人で寝ていた。とか、利用者さん同士とても仲良く話されていたら、ある日職員の目を盗んで、ことに及んでいた。等。
これはショートステイ施設でのことですが。
利用者さんとはいえ、男と女であることには変わりません。
そこには欲望も本能としてあるのです。
男が女を、女が男を求めるのは、人として至極当たり前のことなのです。
このような事態を防ぐには、男女別々のユニットにすればよいのでしょうが、それは現実的ではありません。
では、どうしたらよいのでしょう?
残念ながら、このことに対する答えを出せる施設、職員は見当たりませんね。
気をつけよう、またもやここでも、その言葉が出るだけなのです。

老人と性


セクハラ...それは利用者さんと職員の間にも起こることです。
特に男性利用者さんが移乗時などに、女性スタッフの腰に手を回したり、撫でてみたり、などは起こるのです。
では、それに対してどのような対処をしたらよいのか。
残念ながら、適切な対処が出来てる施設は無いのではないでしょうか。
一対一で接しないとか、十分気をつけるように、と言ったことしか出来てないのです。
稀に、そのような利用者さんに、冗談混じりに、増長させるようなことを言ったり(こんなおばちゃんでも◯◯さんにしたら若いこかな等)、刺激を与えるような服装(胸元を強調するような服、または胸が覗けるような姿勢等)をしている職員がいますが、それらを改めない限り、利用者さんのセクハラは収まるはずはないのです。

老人と性


いくら認知が進んでいても、そこは人間ですから、性的な配慮は必要です。
女性職員が入浴介助なり、トイレ誘導、おむつ交換をする分には、女性利用者も男性利用者も抵抗は少ないようです。
ところが、男性職員がそれらをする場合、特に女性利用者は抵抗する場合が、まま見られます。
これは人間として当たり前の「羞恥心」からによるものでしょう。
男性職員は、意識などせずに業務として淡々としてるわけですが、やはり、相手の心情を慮るならば、声かけを充分にする必要があると思います。
老人と性...この問題はとても大切なものなのに、何故か避けて通る施設が多いです。
職員対利用者はもちろん、利用者同士についても、様々な問題が現実起きてるのに係わらずです。
前の記事へ 次の記事へ