久しぶりの、注意小話
復活×婆沙羅混合
もしも幼児化(綱吉幼児化)
すいません、先に謝らせてください。
口調がおかしく、キャラ崩壊が激しくなっております。無糖です。
もう誰だか分かりません。私が何を書きたかったのかもわかりません。ごめんなさい。ガッカリします。
練習にと思ったんですけど、やっぱりまだまだ3キャラはよく分からないです。
本当に誰だかわかりません。
それでも
一切責任は負いません。
…ので、この先に行く勇気ある方は自己責任でお願いします。
毎回投げこんでてすみません...しかし一向に上手くならないこの現実はあぁ!!?
今回は初の徳川家康のつもりです。
竹千代じゃなくて青年のほうで…
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「三成達の事は好きか?」
風魔に頼んで大阪城から連れ出してきた童―…綱吉を膝の上に乗せて問えば、きょとんとした表情の後にふにゃりと溶ろけるような笑みを浮かべる。
「うん!スキだよ!たけにぃ、は?」
「―…儂もだ。儂も三成達が好きだ」
くしゃくしゃに頭を撫でてやると声をあげて喜んだ。
擽ったいのか綱吉が身を捩る度、柔らかな髪が儂の腹の辺りの肌に触れ、その擽ったさに思わず儂まで笑ってしまう。
「たけにぃも、スキだよ!」
「え…?」
「ただにぃもこたにぃも、まさにぃやこじゅにぃ…みーんなスキ!」
両手を広げて、体いっぱいで好きだと表現する綱吉に、そうかと短く返事をする。
そして丁度良い下の位置にある綱吉の頭に顎を乗せると、小さなその体に回した腕に少しだけ力を入れた。
嬉しくなかったわけじゃない。
けれども綱吉の柔らかな雰囲気や人柄に惹かれる者も多く、東軍西軍の両軍共に綱吉と親しい関係だった者は多かったはずだ。
…儂がやってきた事は、少なからず綱吉を悲しませていたのだろうと思うと、言葉に詰まってしまう。
「たけにぃ?どうしたの?」
上手く儂の顎を退けてくるりと向き合うように体ごと振り返った綱吉が、儂の顔をのぞき込む。
「いや、何でもない」
安心させるように、にかりと笑ってみせる。
零れ落ちんばかりの大きな瞳には、ぎこちない笑みを浮かべる儂の顔が写っていたが、それには気付かないふりをした。
「つかれてるの?ムリしちゃダメだよ?」
他人の感情に敏感な綱吉を元から誤魔化せる気もしなかったが、へにゃりと眉尻を下げて心配そうな綱吉に、大丈夫だと返す。
「みつにぃもだけど、たけにぃももっとジブンをダイジにしてね?」
「…三成と儂が、か?」
「うん。2人はやさしすぎるもん」
「……」
綱吉に言われるとは思ってもなかった言葉に、思わず綱吉を凝視してしまう。
どちらかというと、綱吉の方が優し過ぎるように思うが…。
「ツッくんね、こうしてたけにぃとあそんだり…みつにぃとオフロはいったりできるから、とってもしあわせだよ?」
「っ、」
「だからね、みんなにもしあわせになってほしいっておもうの」
今のように軽く綱吉と遊べるようになったのも、―…ここ数ヶ月の事だ。
儂とて三成達の事を大切に思っていたからこそ、三成のその絆を奪ってでも間違った道を行かせたくなかった。
三成もそうだ、その道が間違っていないと…正しいと思っていたからこそ、互いに譲れなかったのだ。
「そうか、」
けどそれは、少しずつだが互いに変わりながらぶつかる事でわだかまりがなくなって。
変わったきっかけは…綱吉のおかげなのだろうな。儂はそう思っている。
「―…ありがとう」
すまぬな、そう言いそうになって、それはそれで違うような気がした。
だから代わりにと違う言葉を口にすれば、柔らかそうな頬を赤く染めてはにかんだように綱吉は笑う。
「近い内に、儂から綱吉に会いに行こう」
戦になる事はないが、今はまだ風魔にこっそり連れ出してもらわなくてはなかなか会えん。
三成達とは互いに城を行き来したりもするが、過保護なのか儂等にはあまり会わせたくはないらしい。まぁ、気持ちもわかるがな。
「その時は皆で美味い茶と菓子でも食べるか。なぁ、綱吉?」
「…うん!たのしみだね」
ずり落ちてきた綱吉を抱き直すと、どこから現れたのか横にきた風魔が門がある方へと顔を向ける。
何かとそれに首を傾げながらも同じように顔を向けると、聞き覚えのある儂の名を叫ぶ声が微かだが聞こえた気がした。
それに近い内とは言ったが、本当に直ぐだったなと小さく笑うと、儂からの命令を待つ風魔へと口を開く。
「すまぬが、茶を5つ頼む。風魔の分も含めて、な?」
ゆるりと口元に弧を描いた風魔が消えると、外の事に気付いてはいない綱吉が、おきゃくさんでもくるの?と不思議そうに聞いてきたのだった。
君色、空の唄
(小さな童が守った絆は)
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