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すいません、先に謝らせてください。
口調がおかしく、キャラ崩壊が激しくなっております。無糖です。
もう誰だか分かりません。私が何を書きたかったのかもわかりません。ごめんなさい。ガッカリします。
練習にと思ったんですけど、やっぱりまだまだ3キャラはよく分からないです。
本当に誰だかわかりません。
それでも
一切責任は負いません。
…ので、この先に行く勇気ある方は自己責任でお願いします。
毎回投げこんでてすみません...しかし一向に上手くならないこの現実は(ノ△T)
石田三成視点のつもりです
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「せかいー?」
「そうだ。秀吉様は日ノ本だけではなく世界を見ていらっしゃった」
小首を傾げて世界地図を見ている綱吉を片手で抱き上げると、ゆっくりと瞼を下ろした。
今でも今日の事のように鮮明に思い出せるのは、大きな背中とその隣で微笑むお二方の姿。
「私はその世界を共に見れたらと思っていた。…が、それ以上に秀吉様が作る世界を見たかった」
秀吉様が足を踏み入れようとしていた世界と、秀吉様が見ていたこの時代の先の世界を。
私の世界を変えてくれた時のように、この目で見てみたかった。
「…みつにぃ?」
己の名を呼ぶ声に目を開けて綱吉を見れば、琥珀色の大きな瞳が心配そうに私をじっと見つめている。
「どうかしたの?」
「何でもない、ただ考え事をしていただけだ」
「……そうなの?」
綱吉の視線から逃れるように、くしゃりと綱吉の頭を撫でる。
その手を大人しく受け入れる綱吉の頬は、嬉しいのか恥ずかしいのか…紅く色付いていた。
「…綱吉はこの日ノ本の外の世界を、見てみたいとは思わないか?」
「う?」
「知りたいと、行ってみたいとは思わないか?」
綱吉を抱いたまま、壁にかけてある世界地図へと視線を向ける。
地図の上からでは見えないものが、そこには広がっているのだ。
「あのね、」
「……何だ?」
「みつにぃたちがいれば、それでいいの」
零れんばかりの大きな瞳が、真っ直ぐと私に向けられている。
そして小さな手がゆっくり私の頬を撫で、くしゃりと綱吉が笑った。
「みんなのちかくに、ツッくんはいれればいいの」「……」
「だからね、いきたいセカイも、みたいセカイも…みんながいるとこなんだよ」
「…そう、か」
―…嗚呼、そうだった。
私も綱吉と同じように、あの時は秀吉様と半兵衛様が居たからこそ、日ノ本から世界へと行ってみたいと思ったのだ。
ただ、見たかったわけではない。
「ならば綱吉、」
お2人の代わりに世界征服をしようと考えなかったのも、そこにお2人が居なかったから。
だから私の世界から奪っていった家康が憎く許せなかった。
それでも失ったものと奪った奴しか見えなかった私が、こうして奴と和解出来たのは綱吉が居てくれたからだ。
失わずにまだ残っている…私の周りに在るものを見失ずに済んだ。
「…決して私と刑部の傍から離れるな。ずっと傍にいろ」
それが無理な事だと分かっている。
けれでも、自分達じゃない他の奴の隣で綱吉が笑って居られるとしても、綱吉が泣いていてでも自分達の傍に居て欲しいだなんて願ってやまないのだ。
私の世界にも、刑部はもちろん綱吉…貴様も在ってこそのものなのだから。
君色、空の唄番外
(世界、せかい、セカイ)
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