※復活×婆沙羅混合の、もしも幼児化番外編?
すいません、先に謝らせてください。
口調がおかしく、キャラ崩壊が激しくなっております。無糖です。
もう誰だか分かりません。私が何を書きたかったのかもわかりません。ごめんなさい。ガッカリします。
練習にと思ったんですけど、やっぱりまだまだ3キャラはよく分からないです。
本当に誰だかわかりません。
それでも
一切責任は負いません。
…ので、この先に行く勇気ある方は自己責任でお願いします。
毎回投げこんでてすみません...しかし一向に上手くならないこの現実はああぁ(´Д`*)
視点は吉継のつもりです。
毎回お馴染みの偽刑部です
では、大丈夫そうな方はスクールを…!
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ひらり、ひらり。
淡い色の花びらが咲いて、そして散りゆく姿に目を細めた。
最期まで美しく、舞うように…地に着く花びらは雨のようで。
「おはなみ、したいね!」
肌を撫でるような優しい風の中、桜の木から綱吉が目を離して笑った。
「構わぬが、だが…もう終わりであろ?」
咲き誇り、後はもう散りゆくだけ。
桜の木に目をやれば、ほぼ花は散ってしまい、枝の葉の緑が目に付く。
我の視線を追うように再び綱吉も木を見上げれば、じゃあ…と口を開いた。
「らいねんは?らいねん、おはなみしよ?」
「……ああ、そうよなぁ」
「えへへ!やくそく、だよ?」
綱吉が小指を立てて、包帯で覆われた我の小指へと指を絡める。
その小さき体のどこにそんな力があるのか、絡んだ指先をほどく事は出来ぬ。否、我から離す気はさらさらないが何時かこの手は否が応でも…。
「さくらのあめだね」
いとも簡単に指先が離れ、綱吉が桜の花びら散る中で、柔らかな笑みを浮かべる。
そして両手を広げてくるくると回るその姿に、無意識の内に小さき体を抱き寄せていた。
「よしにぃ?」
数回瞬きをした綱吉が我を見上げる。
綱吉から我に触れる事はあっても、我から触れる事は初めてかもしれぬ。
雨は雨でも、桜の花びらの雨。
桜の木の下ではしゃぐ綱吉が、まるでここから居なくなってしまいそうに思えた。
天から降る雨は大地に落ちる事で、緑等の生命を創る。ならば、桜の雨は?何を生むのであろう?
「…花びらまみれよ」
「う?ありがとう」
無造作に跳ねた琥珀色の髪にのる花びらを落としてやると、誤魔化すように体を少しだけ放す。
「なぁ、日がささぬとも夜に見る桜も美しうと知っておるか?」
「あっ、ツッくんしってるよ!よざくらも、きれいだよね」
「ああ…」
「でも、ツッくんおきてられるかなぁ?」
「ヒッヒヒ、…来年はまた綱吉も少しは大人になっておろう」
「えへへ!そうかなぁ…!」
先が見えぬのは誰も同じ。
だが見え透いた先が我にはある。
これはもう変わることはないであろう。いや、もう変わらないし変えられない…が正しいか。
「らいねんがたのしみだなぁ」
花が咲いたかのように、綱吉が笑う。
そしてひらひらと舞う花びらを、地につく前に両手で受け止めた綱吉は嬉しそうに口を開いた。
「じめんにおちるまえにハナビラをつかまえると、ねがいごとがかなうんだって!これでらいねんもみれるよ!」
小さな手のひらに、花びらが3枚。
綱吉が言うように、来年もまたこうして居られたらよいと我も思うておる。
目を細め、己の体に巻かれた包帯に深く息を吐く。
日に日に増えていく巻かれた包帯の面積に、そのつもりはなくとも考えてしまうのだ。来年を迎える前に我のこの灯火が消えてしまうのではないか―…と。
だが、かの綱吉の勘がよく当たるのだ。誠に来年も見られるかもしれぬな。
自然と口が弧を描くのが分かったが、止めようとは思わなんだ。
君色、空の唄番外
(何時の間にか我の中に生まれた、それは…)
花のように美しくありたいとは思わん。
一瞬で散りゆくならば、醜いと言われようがそれでも主や三成と在れるならば我は―…。
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