最近の話なのですが、会社からの帰宅途中、
私の彼女から携帯に電話がかかって来ました。
「変な留守電が入っていたの。聞いてみて」
おもむろに彼女は留守電を再生します。
「カーン・カーン・カーン・カーン」
踏切の遮断機が鳴っているような音です。
その音が延々と1分位続いてます。
携帯電話で留守電を聞いてるので音が不鮮明です。
「なにこれ?ちょっと音悪くてよくわかんないや。」
気味悪がっている様子なのでとりあえず私は彼女の家に寄ることにしました。
彼女の家まで後少し、という所でまた電話がかかってきました。
私「はい?」
彼女「こないで」
私「え?」
彼女「やっぱりいいの。こないで」
私「いや、もうおまえの家に着くから、行くよ」
電話を切ると、丁度彼女の家の前です。
チャイムも鳴らさずにドアを開けると彼女はちょっと呆然としていた様子でした。
私「どした?」
彼女「留守電・・・消えちゃった」
私「えぇ〜。」
彼女「いや、消去とか何もしてないの。また聞いて見ようっておもって再生したら消えちゃってた・・・」
なんじゃそりゃと思いつつも、彼女はまだ気にしているので、落ち着くまで一緒にいました。
次の日の仕事が早いので私は彼女に別れをつげ家に帰りました。
で、私が自宅に帰りつくと留守電のランプがチカチカ・・・
ちょっと嫌な予感がしながらも再生を開始しました。
「カーン・カーン・カーン・・・」
先ほど電話ごしに聞いた踏切の遮断機の音です・・・
心臓が口から飛び出そうになりました。
恐怖のあまり固まっていると・・・
「あはは♪ごめんねぇ。驚いたぁ?」
彼女の声です。一杯食わされました。
こういういたずらをたまにしてくるんです。
ちょっと頭に来た私は彼女に怒りの電話を。
私「おまえマジでびびったぞ!!」
彼女「いや〜ちょっと驚かそうと思ってね」
私「どっから踏切の音なんて持ってきたの?」
彼女「ん?踏切?」
私「・・・」
彼女「私使ったのお経のテープだよ・・・」
私「またネタかよ。カーン・カーンっていってただろ?」
私は留守電をまた再生しました。
そこには踏切の音ではなく確かにお経が・・・
私の聞いた踏切の音は何だったのでしょうか?
ちなみに彼女は私がネタを作っていると今でも思ってます。
さっき見た夢の話しを書きます。
場所は結婚式なんかで結納につかう式場ってありますよね、ああいった所でした。後ろの方で親戚らしい人達が大勢立ち見していました。
ちょうど映画館で座れなくて立ち見してるような。で僕は左後ろ側から全体を見ていました。ほとんどの人がスーツか着物でなんて言うんでしょうか。
雛人形が着てるようなアレを着ていて男性ばかりでした。
そんななかで真ん中に道ができていたんですが、そこを目立った女の人が行ったり来たりしていました。
僕はそんなことより個人的に凄く気になることがあってそのことについて考えていました。それはペットボトルの中身を凍らせてその中身をどうやったら上手に出せるかなんですが。
女の人がやはり行ったり来たりする中で後ろの真ん中あたりに居た男が(もんつきはかまってゆうんですか、それを着ている)小さな声で歌い出しました。「なじょになじょに・・・なんとしょう」何の歌かは解かりませんが歌舞伎とかに出てくる「ノウ」みたいでゆっくりとうたっています。
顔がユニコーンのebiにそっくりでした。
そんなことより僕はさっきの事が気になって考えていました。つまりペットボトルの頭の注ぎ口から丸くなっていく部分。あそこをカッターで切っておいて水を入れて上に被せればいいんじゃないかな?と凍らせた後に上部を取ればすっかり氷が取り出せるんじゃあないかと。
歌がだんだん大きくなり室内にヒリヒリした声が響くようになりました。
内容はわかりませんが行ったり来たりしている女の人に皮肉を言っているような悪意のある歌でした。周りの人達がいきなり全員白目をむき、顔を上に向けてポワーとかホワーとか言い出しました。するとまた全員がいきなり怒り狂って歌っていたebiに似た人のところまで詰め寄って行きます。歌は大きくなってみんな迷惑そうでした。ぱたっと歌がやんでみんな方々に帰って行きました。帰る途中でみんな子供になっていきました。みんな背が低くて小学校の階段で一段抜かし(階段の段を一段またいで上る)をやっていました。
僕もその場に居てさっきのは結婚式だったのかな?と考えていました。
恐かったのは入り口の付近で雛人形みたいな着物を着てしっかりと正座した女の人が、顔が丸くて白くて二十あごで、髪の毛がさーと長く、顔のパーツが目鼻口全部小さくて真ん中によっていたことです。
カズの両親が遺体を引き取りに来た晩のこと。
その夜はかなり余震が激しく、半壊になった家にいるのは危険だという
ことで家族4人で車の中で一晩過ごしたんだけど、そのときに夢をみたのよ。
間違いなく夢なんやけど、あまりにも生々しくてね。
働いてた店のカウンターでカズと二人で飲んでる夢だけどそのときの会話
は多分死ぬまで忘れないので、以下再現します。
俺 「あ〜お前ホンマに死んだんか?」
カズ 「そうやねん、まぁしゃーないわ。色々ありがとな」
俺 「なんやねん、それ。んなこと言うなやぁ(泣)」
カズ 「もう、しゃーないねんて。死んだんやから・・・」
俺 「そーか・・・」
カズ 「・・・そやけどめっちゃ待たせるな、腹立ってきたわ、俺」
俺 「なにが?」
カズ 「ちゃうねん、今回めちゃめちゃようけ死んだやろ? そやから受付がごっつい混んでんねん」
俺 「なんやそれ?死んだ人の受付とかあんのか?」
カズ 「うん、整理券もらった」
俺 「嘘つけ!お前アホか!!(笑)」
カズ 「いや、ほんまやて!だから時間空いて今お前と飲んでるんやんけ」
俺 「ふーん、なんかややこしいなぁ」
カズ 「あぁ、そうやお前ユミちゃんておぼえてるか?去年の夏よう飲みに来てた娘」
俺 「あ〜覚えてるよ、住吉に住んでる娘やろ?」
カズ 「そうそう、あの子もあかんかったみたいやで、受付け並んでるとき会ったわ」
俺 「マジで!?・・・かわいそうになぁ」
カズ 「待ち時間にお前に会いに行くって言うたら、一緒に来たがってたけど、なんか妹に会いに行かなあかんって言うとったわ」
俺 「ふ〜ん残念やなぁ・・・まぁよろしく言うといて」
みたいな会話をしてたのですが、起きてからもあまりにナマナマしさが残ってたので(特に酒の味)気になって死亡者名簿を近所のボランティアの人にもらって調べると、しっかりユミちゃんの名前も載ってました。
悲しかったけど、死んであともああやって元気(?)でいるカズに会えて少し気が楽になりました。
1周忌のときに墓参りに行った晩も夢に出てきてそんときは
「お前、線香とか、花とかいらんっちゅうねん!(笑)」と言っていました。
それからは出てきませんが、天国でも楽しくやってるんやと思います。
おわり
ある日、星野という人の家に手紙が届きました。
その手紙は中学の同級生の村瀬という人物からの同窓会への誘いでした。
懐かしいな〜、あのイジメられっ子だった村瀬か。そういえばアイツ卒業式の日もタイムカプセルに閉じ込められて泣いてたっけ。
卒業式から20年たち、すでに中年といえる年になった星野は若かった頃の思い出がふつふつと込みあげてきます。
そして、この同窓会に行くことを決意しました。
そして当日、居酒屋には12人が集まりました。
まあ仕事もあるし家庭もあるのだから、全員集まらないのはしかたないのですが、同窓会に来るはずの村瀬は来ませんでした。
そしてすっかり酔いも回った頃
「忙しく、飲み会には参加できないのでタイムカプセルを置いた防災シェルターで待っています」
というメールが星野のケータイに入りました。
そんなメールが入りタイムカプセルの事を思い出した面々はさっそく車を走らせ、20年前通った中学校の校庭の一角にある防災シェルターを目指しました。
酔ったいきおいで20年間使われる事の無かったシェルターのカギを壊し、中に入ると変な匂いが漂っているのが感じられました。
匂いの元とタイムカプセルはわけなく見つかりました。
タイムカプセルのそばにフロパンガスの缶が青白い顔をした少年とともに転がっていたからです。
その少年を見た瞬間、一同は凍りつきました。
20年前とまったく変わらない村瀬の姿がそこにあったからです。
そして次の瞬間、少年は手にもっていたライターをつけました。
後日談
昨夜、●●中学校で起きた事件について続報がはいりました。
この事件は検死の結果、死後約20年程が経過している事と現場で発見された証拠により少なくとも1名がガスを吸引し自殺した事がわかっていますが、残り12人については詳しい死因はわかっていません。
淡々と語られるのが怖かった・・・・
これ、2日前のことですけど、だれかその後のことを知ってません?霊とかじゃないけど。
僕は京都の某大学の研究生なんですね。
それで帰るのとか結構遅くなって、夜の1時ごろに学校を出ました。
僕は実家に住んでて、そこは京都でも下町というか、昔からある住宅地で、まあ、そんな訳で深夜になったらあまり人も出歩いていない、静かでよい場所なんですが。
原付きで走ってたら、ほんとにすぐ家の近くのお墓のブロック塀壁(京都ってそこら中にちっちゃいお寺とかお墓があります)のそばに乳母車がおいてありまして、なにげに見たら赤ちゃんらしいモノが乗ってました。
周りを見ても誰もいなく、ホントは早く帰って寝たかったんですけど(次の日からシンポジウムで東京に行くことになっていたから。ちなみに今も東京)、見てしまったから放っとく訳にもいかないと思いました。
流行り(?)のステゴのようで、面倒だなと思いながらも近所の派出所まで連れて行きました。
乳母車は壊れており、持つところがなくて、赤ちゃんが乗るところの横のところを持ちました。
途中で気になったのですが、どうも乗ってる赤ちゃんが黙ったままで、しかも動く気配すらないので、ちょっと嫌な気がしました。
なんとなく、もしかして、と思い始めました。
なんとなく恐くなって、なるべく「赤ちゃん」を見ないようにして押していました。
早く派出所に連れて、帰りたくなりました。
街灯の下にきた時に、ちょっと赤ちゃんの手を見てしまいました。
色が変でした。
暗いところで街灯の白い光りに当たっていただけかも知れないですが。
それから恐くなって、早く警察のところまで連れていこうとしました。
派出所に着いて気付いたのですが、どうも無人のようでどうしようかと思っていたら、乳母車が段差につまづいてガタンとゆれました。
その拍子に、赤ちゃんがグラッと僕の手の方に倒れてきました。
多分ほっぺたか、口が僕の手に当たって、その時の感触が無茶無茶冷たかったので、これは絶対赤ちゃんの死体を乗せた乳母車だと思い、そのまま派出所の前に置いて、逃げてしまいました。
次の日には東京に行った訳ですが、ニュースかなにかで話題になってないですか?
嬰児遺棄とかいうニュース見ると、ドキッとします。
ちなみに京都市上京区です。