長時間紫外線に当たった日には、髪が極端に傷んでると感じたことはありませんか。
紫外線のダメージはお日様に一番近い髪が受けますから、日頃からつばの広い帽子とか日傘、UVカットスプレーを使う習慣をつけて髪を紫外線から守ってください。
髪に当たる紫外線を防止しないと、抜け毛の量が秋になる頃に多くなり、薄毛へと進んでいきかねません。
外に出て、日差しが強いと感じたら、紫外線から髪を守るという育毛をしましょう。
唐辛子に含まれている、カプサイシンという成分は知っていますか?カプサイシンは育毛にも大注目の成分です。
血液がスムーズに流れると頭皮環境の改善が期待できますし、大豆食品にも多く含まれるイソフラボンと一緒に摂ることで、髪の毛を作る毛母細胞を活性化するための成分をさらに増やしてくれるようです。
しかし、何事にも適量が大切であり、むやみな過剰摂取はかえってマイナスになりかねません。
今の時点でAGA(男性型脱毛症)に対する薬効があると確認されている薬剤の成分というと以前から知名度の高いミノキシジルとフィナステリドといったところでしょう。
フィナステリドと言われてもピンとこないかもしれませんが、MSD社からプロペシアという名前で流通しています。
また、ロゲインで一斉を風靡したミノキシジルを含む製品は薬事法で第1類医薬品に分類されており、薬剤師のいる店であれば誰でも購入できるという良さがありますが、フィナステリド含有のプロペシアは処方箋がないと購入できないのが特徴です。
頭髪が薄くなってきて育毛を考えているなら、飲み会での飲酒は断ったほうが髪のためです。
アルコールは私たちの身体に有害な成分なので肝臓によって処理されますが、そのために、育毛に使うはずの栄養素が失われてしまいます。
髪を育てるために必要だった栄養素が飲酒によって奪われ、不足すると、髪の成長を妨げ、はらりと、抜けてしまうのです。
リーブ21というと、毛髪クリニックとして有名ですが、このクリニックが2016年、ウーロン茶に育毛を促進する作用があるというレポートを日本薬学会に提出しました。
どういうことかと言うと、ウーロン茶エキスの中の成分が、男性ホルモンをDHT(薄毛を促進するホルモン)に変化させる酵素の活性化を抑制するということで、AGAという男性型脱毛症の症状が改善される可能性があるということでした。
とはいえ、単純にウーロン茶を飲めば髪が生えてくるという訳ではないことを断っておきます。