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君を悪く言うからです。2(RKRN*こへ長)



「聞いたか、長次」

食堂で朝食を摂っていると、留三郎が話し掛けて来た。

「六年の、ほら。前に伊作と落とし穴にはまった先輩いたろ。昨日襲われたらしいぜ」
「…………」

知ってる、と首を縦に振った。
食堂では既に、あらゆる生徒の話題に上っている。

「任務帰りで疲れて応戦できなかったって話だぜ」
「学園を狙っている奴らがいるってことだろう?私嫌だなぁ」

留三郎の後ろから、伊作が不安気に言う。
生徒たちの間で、伊作が第一発見者だということも噂になっていた。
さらに文次郎、仙蔵が続く。

「顔をボコボコにされたらしいな」
「首も切られたらしい」
「でも、血はそんなに出てなかったよ。やっぱり顔が酷かった」
「あ、やはり伊作が第一発見者か」
「やはり、ってなんだよ!」
「伊作なら造作もないことだからな」
「当然みたいに言わないでくれよ!」

いつものように騒ぎ始めた食堂。
しかし、話の中身の割に皆が妙に浮き足立っているのは、

「あの先輩、態度がデカくて腹が立つんだ」

という、全員一致の意見からだろう。
鼻にかけた態度ばかりで、後輩にも容赦なく手をあげるような男だ。
誰からも好かれてなどいなかった。
心配などされず、

「今日の授業、確か合同実技あったよね」
「い組は女装もあるぞ」
「げぇ、マジかよ」

この通り、次の話題に早々に入っている。
無情なものだ。
ちなみに、我々ろ組は縄脱けの復習がある。

「上級生がやられたら、俺たちが学園を守るんだ。そのためにも勉学には励まねばならん」

一様に頷き合う同級生たちに、一つ遅れて自分も頷いた。
それは確かにそうだ。
上級生の仲間入りをした自分たちは未だ未熟だが、学園を、後輩を守る役目は確実にある。

「そういえば長次」

伊作が、豆腐に箸を入れる手を止めて訊ねてきた。
こちらも茶を飲むのを中断する。

「小平太はまだ?」

隣の留三郎も、そういえば、とこちらに視線を向けた。
一つ間を置いて、ボソボソと喋る。
二人が耳を近付ける。

「具合悪いのかい?」

そう、と頷く。

「そりゃ、長次。無理矢理止めて正解だったな。出たら実技で無理してぶっ倒れてる」

こくり、と頷いて茶を飲み、ご馳走様でした、と小さく呟いて片付けに入った。



後でな、と留三郎の声を聞きながら、――我ながら、この性格は時々役に立つな、と思った。
一刻も早く、とは言わないが、なるべく早くあの場から出る必要があった。
小平太のことを訊かれた時点で、後腐れ無く素早く脱出した自分を褒めたい。


昨晩、廊下で遭遇した小平太は、異常な殺気を身に纏っていた。
拳は血だらけで、なのに表情はいつもの笑顔で。
―――否。無表情と言われる自分よりも、感情の無い笑顔だった。
背中が泡立った。ゾクリ、と寒気が走ったのを鮮明に覚えている。

「長次か」

眼前の相手が同級と分かって尚、殺気は消えなかった。
それを目にして、自分が冷静になったのを知る。
無言で、唯、近付いて、その手を。

「泣くのか、長次」

泣かない。
握った手と逆の、右手を上げて、頬の傷に触れられる。
殺気丸出しの、その手が何故だか温かくて。

「長次」

急に泣き出しそうな目をして、力強く抱き締められた。

泣きたいのは。
叫びたいのは、小平太。お前だ。














「それで、何故か包帯が減ってて……」

「なぁ、知ってるか?」

「何を」

「いつもあの先輩といた、ほら」

「あぁ、前に僕と一緒に火矢にあたった先輩?」

「そう。何か廁の前でぶっ倒れてたらしい」

「えー?」

「クナイ握って真っ青な顔して、歯ァガタガタ言わせて」

「襲われたのか?」

「らしいが……」

「なんだよ、含みのある言い方だな」

「それがなぁ」







ふと、袖を捲る。

包帯から、血が滲む。
苦し紛れに刻まれた傷が、いつものものより痛んだ。








「チビってたらしいぜ」

「なんだそれ!!」

「はは、根性無しめ」

「僕もチビるかもしれないな……」

「やめろよ伊作……」

「ひ、引かないでよ!まだチビってないよ!」














捏造四年。

お互いが、相手を悪く言われたのを別の場所で聞いて、お互いが、相手を悪く言った方をフルボッコ。
でも長次はフルボッコと言うより不気味勝ち。
勝手にチビられて勝手に斬られた。
保健室に侵入して簡易的に治療して、部屋に帰る時に血まみれな小平太と遭遇。
俺なんかの為に、と思ったかは定かではありません

うちのこへ長な小平太は、長次が傷付けられたと知ったら、この先輩を殺しかねないかも……とか。。
まぁ四年だから殺せはしないと思いますが。


暗いよ!\(^O^)/
次回はBASARAこじゅまさ+小太郎プチ連載らしきものの方を更新するかも?

君を悪く言うからです。(RKRN*こへ長)



「長次、バレーをしよう!本なら後でも読める!」

「長次、裏裏山までかけっこしよう!」

「長次、塹壕を掘らないか?滝夜叉丸が遠征でおらんのだ」

「長次、隣いいか?」

「長次、」

「長次、」















「七松っていつも長次長次って言ってるよな。すげぇうるせぇし空気読まねぇし。バカなのか?」

「他に友達いないんじゃね?」

「あはは、あり得る」

「中在家もいつも本ばっかり読んでるよな。しかも全然喋らないし……気持ち悪ィ。あいつも友達いないからちょうどいいってことじゃねぇか」

「中在家きっと七松のことうざったく思ってるぜ」

「七松も中在家のこと、接しにくいって思ってるだろ」

「だろうな!」

「だよなぁ。あ、俺先に廁行ってから部屋戻るよ」

「チビるなよー」

「チビらねーよばーか。後でな」

















あいつと一時分かれて、任務帰りの身体を休めるべく二人の部屋に歩みを進める。
ふとそこで、今まであいつと交わしていた会話の中身が、俺たちの部屋の前にいた。

「どけよ」
「嫌だ」

障子に背中を軽く預け、うつ向いてこちらに視線をやることなく、拒否の発言。
今までの印象だけでなく、先程の会話も相まって、俺は眉を吊り上げた

「なんだよ。俺に何か用か?」
「違う」
「じゃあどけよ。そこは俺とあいつの部屋だ」

それでもまだ、動こうとしない。
最低な態度だと思った。
上級生を敬うつもりが無いのか。
疲れた身体を休めたい気持ちは十二分にあるが、それよりもコイツを殴りたい、と。
拳をぐ、と握ったところで、ようやく身体ごとこちらに向けた。

「違うが、違わない」
「は?」

気付く。
その手に、クナイがあること。

「長次」

ぽつり、こいつには似合わないほどの呟き。
夜の静けさのせいか、それはすんなり耳に届いた。
何故だか、一歩も前に進めない。
足を動かす感覚が分からなくなった。
なんだ。
何が起きてる?
否、何が起きようとしている?
今感じたものを否定したくて、とにかく早く、コイツから離れたくて、あまりにひ弱な声でちんけな台詞を吐いた。

「ちょう……中在家がどうかしたか?お前のお気に入りだろ。ここには」

それから、せめて目を逸らして、と。
視界が、必要以上にぶれた。
疲れ過ぎでめまいでもしたかと思ったが、それは状況を目にして驚愕に塗り変えられる。
コイツに、――――七松小平太に、俺は倒されていた。

「長次を」
「は、え、」

馬乗りに乗られ、両手を頭の上で捕まれて。
首には、クナイが浅く刺さっている。
速すぎる。
七松は、俺より二つも下の学年だ。
学年のどのやつよりも早く任務に携わることになった俺が。
後輩に、負けたのか。

「ど、どんな、罠を」

嘘だ、おかしい。そんなはずが無い。
この俺が。
信じられない、信じたくない。
その思いで、もっと重要なことを見逃していた。
―――目の前に迫る、狂気を。

「俺が、後輩に、しかも、七松に負け、」
「気持ち悪いと、言ったか」

叫びかけた声を、止められた。
止めざるを得なかった。
だってその目は、

「はは、お前のその顔、気持ち悪いぞ」



“縄張り”を護る、獣の、瞳。


















続くよ!

現パロ六年が海に来たようです(RKRN)


食満「夏だー!」

こへ「海だー!」

文次「飛び込めー!!」



どぼーんどばーんざばーん



仙蔵「伊作、行かないのか」

伊作「あぁ。絶対何かあるから。飛び込んだら何かあるから」

仙蔵「確かに。まぁ殊勝ではあるが、ここにいても何かあると思うぞ」

伊作「そう思う……僕もそう思う……」

食満「伊作ー、仙蔵ー!ホントに入らなくていいのかー!?」

伊作「あー、僕は多分その内入るー!」





こへ「仙ちゃんもいさっくんももったいないなぁ。海に来たんだからパンツ1枚で入るべきだ」

文次「誤解を招く言い方をするな。せめて海パンと言わんか」

食満「小平太、長次まだなのか?」

こへ「うむ。もうすぐ来ると言ってたぞ、着替える前だが」

食満「ならもうそろそろ来るかな」

文次「ところでどうして長次は遅れているんだ?おい、けまけましいやつ」

食満「夏休み中の図書室開放期間にフルで当番になっているからだ。って、誰がけまけましいか!このギンギン野郎!」

文次「うるせー海パンシマシマ野郎!!」

食満「ざけんな海パン虹色野郎!!」

こへ「長次早く来ないかなぁ。やりたいことたくさんあるんだが……
……とりあえず、沖まで泳ぐか!いけいけどんどーん!」





伊作「仙蔵、さすがに砂浜に横たわってまでして焼けないのは諦めた方が……」

仙蔵「黙れ。私は焼く」

伊作「(結局真っ赤になってしばらく痛々しいだけなのに……)」

長次「…………」

伊作「あ、長次!お疲れ様ー」

長次「……有難う……長引いた……」

伊作「それでも早かったじゃないか」

長次「不破と……能勢……」

仙蔵「ほう、気が効く後輩だな」

長次「……仙蔵……諦めろ……」

仙蔵「お前も言うのか!」

こへ「あ!長次ー!!待ってたぞー!!」(ざばーっと海からダッシュ)

食満「あ!!おま、そんな濡れた状態で抱きついたりしたら……!」

文次「と、止まれ小平太ァァァァ!!」

長次(Tシャツとズボンを瞬時に脱ぐとすぐ海パン姿)

食満「な、なにィィィィ!?既に準備していたのか!!」

文次「だがあの速さで小平太がぶつかったら……!」

食満「……いや、大丈夫だ」

文次「なにィ!?」

食満「長次は毎日のように小平太のタックル的抱擁を受けている……」

文次「は!まさかあの時……!」

伊作「二人とも某組曲の語り部分みたいになってるよ……」

こへ「長次ィィィィ!!」(タックル)

長次(勢いよく後ろにばたーん)

仙蔵「うぉ、いつもより飛んだな」

こへ「遅かったな長次!待ってたら沖まで3周も泳いでしまった!」

伊作「この短時間で!?」

長次「……すまん……お詫びに……付き合おう」

伊作「!?」

こへ「ホントか!?よーし分かった!5周しよう!そしたら屋台行こう!」

長次(こくり)

こへ「いけいけどんどーん!!」(長次を引っ張ってダッシュ)

伊作「あ……な、なんだ……そういう付き合おうか……びっくりした」

仙蔵「知らないのか伊作、あの二人付き合ってるぞ」

伊作「(゜д゜`)」

仙蔵「ことも経験済みだそうだ」

伊作「……嘘」

仙蔵「こんな嘘吐いて何の得がある」

伊作「前から疑惑はあったんだ……本当だったんだ……ていうか二人とも隠さないんだ……」

仙蔵「小平太が当然のように振る舞うからな。長次も小平太がいいなら構わんらしい」

伊作「……今日の僕の不運、これ?」

仙蔵「不運ではないだろう。友人に恋人が出来たなら祝福すべきだ。しかも二人同時にだぞ」
伊作「……まぁ、僕も人のこと言えないけど……まさか本当だったなんて思わなくて」

仙蔵「お前も小平太を見習って、幼なじみという肩書きを捨てて、堂々告白でもしたらどうだ?」

伊作「ば!ちょ、そん、せ、」

仙蔵「(イジりがいがあって面白いな)」















仲之が夏らしいことしてないので。

仙蔵は伊作のことをイジりがいのある面白いやつと思ってる。
でもけっこう色々相談しあえる間柄だったらいいな。

伊作が好きなのは食満のつもり。
仲之が食伊と留文留好きなので、どっちに転ぶかは分からない。
小平太も食満の保父さん体質が好きだし、長次も食満と二人きりでも苦にならない。
ただし食満は長次と二人きりは緊張する。これは普通の反応。
仙蔵は食満を伊作と文次郎をイジるのに使えると思ってて、その前に大事な友人だと感じてるといいです。

留さんはみんなのものです。
長次もです。

久々知くんが暴れているようです(RKRN)



変態警報!





兵助「豆腐を!豆腐を!!」

雷蔵「な……なんだこの状況……」

竹谷「おぉ雷蔵!ちょうどいい、兵助を止めてくれ!」

雷蔵「ち、ちょっと待っておくれよ!いったいどうして食堂が荒れてるんだ?」

鉢屋「それは私が説明しよう雷蔵」

雷蔵「あ、さぶろ……って何でお前顔が噛み痕だらけなんだ!!」

竹谷「深い事情があるんだ……」

鉢屋「兵助はどうやらここ一週間、豆腐を食べていないどころか見てもいないらしい」

雷蔵「あれ?でも今日の献立は確か……」

竹谷「あぁ、冷や奴だ」

鉢屋「ところがだな……届くはずの豆腐が来なくて、今日は冷や奴抜きという知らせがあったのだ」

雷蔵「それで爆発したのか?
……こう言うと怒るだろうが……そ、そんなことで……」

竹谷「気持ちはみんな同じだ」

雷蔵「で、その噛み痕は?」

鉢屋「なんとか気を鎮めようと豆腐になってみたら噛まれた」

竹谷「血が滲み出るほどにな……あれは見ているこっちも痛くなるほどだったな」

鉢屋「実際すごく痛い。雷蔵、後で慰めてくれ。
出来れば舐m」

雷蔵「なんとか兵助を止めないと……私の昼ご飯が無くなってしまう」

鉢屋「舐めt」

竹谷「やめろ三郎、雷蔵がまだスルーしてくれているうちに」





兵助「豆腐ゥゥゥゥ!!豆腐を、豆腐を私にィィィィ!!」

雷蔵「豆腐を渡す以外方法は無いのだろうか……」

竹谷「豆腐に似せた物を出すのはどうだ?」

鉢屋「だめだ、私でさえ見破られて吐き出された」

雷蔵「それは見破ったんじゃなくて、食べてみたら不味かったから吐き出しただけじゃないか……」

鉢屋「豆腐の香りもちゃんとしたんだぞ」

竹谷「何故そこを忠実に再現するんだお前は……」

雷蔵「でも、それなら一瞬くらい誤魔化しは効くってことだな」

竹谷「……雷蔵、顔が怖い」

鉢屋「わ、私は行かない!行かないぞ!」

雷蔵「チッ、冗談だよ!チッ」

鉢屋「笑顔で二回舌打ちした!」

竹谷「そうだ、とにかくこれ以上食堂を破壊させるわけにはいかない!外に誘導しよう」

雷蔵「誘導?」

竹谷「あぁ。ほら三郎、出番だぞ」

鉢屋「ん?お?え?結局私なのか?」












雷蔵「兵助!こっちだ!」

兵助「がるるる……!!」

(豆腐頭の鉢屋)

兵助「豆腐ゥゥゥゥ!!」(ダダダダダダ)

竹谷「よし走れ三郎!!」

鉢屋「うわァァァァ!!速ぇぇぇぇぇ!!」(ダダダダダダ)

雷蔵「乱太郎になれ、とも言えないし……豆腐のまま逃げてもらうしかないか……」

竹谷「…………あれ?雷蔵ついて行かないのか?」

雷蔵「どうして?」

竹谷「いや、だって。ほら、三郎だけって……」

雷蔵「こういう作戦じゃないのかい?三郎サヨナラ大作戦」(にこー)

竹谷「……」

鉢屋「いぎゃァァァァァァァァ……!!」

雷蔵「あ、食われたかな。三郎お疲れー」

竹谷「……お、俺……雷蔵が怖い……」

雷蔵「そうだ、今三郎が頑張って食べられてる間に豆腐を買いに行こうか」

竹谷「鬼!!」













雷蔵「兵助ーっ!新しい豆腐だぞ、それー!!」(投)

竹谷「どこの菓子パンマンの油子さん!?」

雷蔵「微妙に伝わりにくいツッコミだなハチ」

竹谷「はっきり言えないからだよ!」

兵助(上手くキャッチしてもぐもぐ)

竹谷「あ、そうだ!三郎、だいじょ……」

(*≧ω≦)つ(見せられないよ!)

竹谷「うぎゃァァァァ!!ささささ三郎ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

鉢屋「呼んだ?」(足元からヒョコッ)

竹谷「うあァァァァ!!」(思わず踏んづけ)

鉢屋「がぼべ!!」

竹谷「あ!三郎だった!なんかごめん!死んだか?」

鉢屋「最悪の結論にまで行き着くの早いな!さすがに踏まれただけじゃ死なんわ!
まぁ雷蔵のピンヒならある意味死nうぐるぶぁ!!!!」

雷蔵「あ、ごめーん☆そんなとこにいたなんて思わなかったー」(鉢屋を蹴りながら)

鉢屋「ごべ!おぐ!がぼっ!」

竹谷「あばばばばば棒読みで笑いながら蹴ってるあばばばば」(ガクガク)

雷蔵「無事だったんだな……良かった、三郎」(げしげしぐりぐり)

鉢屋「ばぼっ!ごべんっ、らいぞ、っぜめで!ピンヒで!踏んごぶ!」

竹谷「雷蔵ぉぉぉやめてやってぇぇぇぇぇ!!もう見てられないからやめたげてぇぇぇぇぇ!!」





雷蔵「変わり身かぁ。さすが三郎だな」(三郎の背中を踏んづけながら)

鉢屋「勿論さ!雷蔵のためにまだ死ぬわけにはいかないからな!」

雷蔵「そうか、嬉しいよ三郎……」(ぐりぐりぐりぐり!!)

竹谷「うぅ、この二人気持ち悪い……」

兵助「……あれ?ここは……」

竹谷「あ!兵助っ!」(抱きつき)

兵助「へ、ハチ」

竹谷「良かったな兵助、ホントに良かった……ていうかもう嫌だよ俺」

兵助「??なぁハチ、なんか私すごく豆腐の香りがするんだけど……豆腐風呂にでも入れたのか?」

竹谷「入りたいなんて欲望はともかく、今俺は兵助が豆腐のこと以外普通で良かったと思うよ……兵助大好き……!」

兵助「よく分からんが、私もハチのこと好きだぞ」

きり丸「あのー、先輩方。食堂が破壊された件で学園長と食堂のおばちゃんがお呼びですよ」

しんべぇ「とってもお怒りでしたよー」

兵助「え?何故だ?」

竹谷「あー……えぇと、だなぁ……なぁさぶろ……あれ?」

乱太郎「あ!鉢屋先輩と不破先輩がいない!」

竹谷「あの野郎ぉぉぉ逃げやがったァァァァ!!」















よく分かんない。←
えぬえいひけー風変態を目指したらただの変態だらけになりました。

・これでも久々知は我慢した方。本来なら3日豆腐を見ないだけで暴れるレベル
・鉢屋はピンヒで踏まれたい
・雷蔵は鉢屋に愛情6割殺意3割友情1割
・時々殺意9割
・くくたけくくとかは特に意識してないです
・竹谷は時々久々知に癒してもらう
・久々知は天然だと思うんだ……
・最後は鉢屋が雷蔵を姫抱っこして逃走。鉢屋が楽しいだけ


5年生って優秀な人ばっかでワロタ
久々知ってすげぇ頭いいらしいよ

ラブラブこへ長(RKRN)



伊作「長次が起きない?」

こへ「揺らしても何しても起きないんだ、身体も熱いし息も運動した後みたいだし」

伊作「あぁ、風邪か」

こへ「ち、長次大丈夫なのか!?」

伊作「大丈夫大丈夫。
だからとりあえず僕の上から退いてくれ小平太。
ついでにこの部屋に飛び込んで来た時に使ったバレーボールと壊した障子もどうにかしてくれないか」

食満「おぉ……今日も絶好調に不運だな、伊作……」

伊作「それ誉めてないからね留三郎……」







こへ「長次、長次、伊作連れて来たからなっ」

長次「…………、」

伊作「いいよ、起きなくて。少し診させてもらうけどいいかい?」

長次(こくり)

こへ「長次、大丈夫か、死なないよな、死なないよなっ伊作っ」

伊作「まだ診てないからね小平太、落ち着いて」

こへ「長次を治してくれ伊作、長次がいなくなったら私、誰にトス上げてもらえばいいんだっ」

伊作「え、そこなの?」

食満「ほら小平太、そんなんじゃ伊作が診察出来ないだろ」

こへ「だ、だがっ」

食満「今は伊作に任せろ。お前だって、新野先生より先に伊作に頼んだんだ。信頼してるんだろ?」

こへ「…………分かった」

伊作「留三郎……小平太……」(きゅん……)

こへ「もし長次が死んだらいさっくんのせいなんだな?」

伊作「は?」

食満「そ、……そうだ。だから大丈夫だ」

伊作「え!?」

こへ「うむ。よく分かった」

伊作「いや、あの、僕ってそんな、」

こへ「長次、私は廊下で待ってるからな!もし伊作が何かしでかしたら呼ぶんだぞ」

伊作「ちょ、こ、小平太?」

こへ「じゃあなっ、長次っ」(ガラガラぱたん)

伊作「………………」

食満「……………………」

伊作「…………留さぁん……!!」

食満「すまん、あぁでも言わないと納得しないと思って」

伊作「もう留三郎に薬膳料理作ってやらない……!!(泣)」

食満「わ、悪ィ伊作……泣くなよ……」

長次「………………、」

伊作「え?……あ、うん。大丈夫だよ、ただの風邪みたいだから」

食満「なんだよ長次、お前も伊作のこと疑ってたのか?」

伊作「えっ、酷いな長次ー」

長次「……、……」

食満「冗談だよ。ほら、大人しく伊作の治療受けとけ」
















(からからパタン)

こへ「!伊作っ」

伊作「あぁ、小平太。報告し」

こへ「長次!!」(伊作を突き飛ばして部屋の中へ)

伊作「がふっ!!」(柱にガツーン)

食満「伊作ゥゥゥゥ!!」

伊作「ふ、不運ていうか……災難……」

食満「今日は特に絶好調だな、伊作……」

伊作「留三郎、それ誉めてない誉めてない」









こへ「長次、大丈夫か?辛いか?伊作に何もされなかったか?」

長次「……、……大丈夫……」

「そうか……良かった……」(ぺたり)

「……小平太……」

「ん?なんだ長次、何か欲しいのか?」

「……有難う……」

「?何がだ?」

「……心配……してくれた……だろう」

「心配?当たり前だろう、長次のことなんだからな」

「…………」

「いや、……心配というか……長次に何かあったら、私はどうすればいいか分からんのだ」

「……こへ……」

「だから長次、早く元気になってくれ。私には長次が必要なんだ」

「……あぁ」

「私にあんなに的確なトスを返してくれるのは長次だけだしな!」(にかっ)

「…………、……ふ」

「む?なんだ長次。何か可笑しいか?」

「……いや……ふ、」

「あ、笑ったな!?人を見て笑ってはならんのだぞ長次ー!」













仙蔵「大変だ文次郎!長次が笑っているらしいぞ!」

文次郎「いつものことだろう」

「いや、可笑しくて笑ってるそうだ」

「な、なんだと!?」(ガチャーン!)

「あ、算盤割れたぞ」

「え、な、あ―――っ!?」













後輩リクエスト、「甘々こへ長」でした。
こへ長部分少ねー\(^O^)/

こへ長は無意識ラブラブだと思う。
長次は周りに分からない恋愛をするタイプだと思いますが、小平太は無意識無自覚に周囲にラブラブを伝えちゃう。
要するに小平太のせい。
そんな小平太を許しちゃう長次。
結局ラブラブ。
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