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遅い六の日

※6月7日直前、MZD宅の体。



MZD「Merry Chri……Happy Birthday!!」

α「間違いが酷すぎます神様ー!!」

黒神「今のはさすがに修正出来ねぇ……」

六「残念なイケメンと化したな」

九「よう、残念野郎!」(爽やかな笑顔)

MZD「黙れ背高ノッポ!!」

九「あんだとジャリンコ!!」

黒神「貶し方が無駄に古いぞ」

貭「……神殿に向かって、なんという口の聞き方を……」

九「いたたたたたた!!捻るな!脇腹を引っ張りながら捻るな!!」

MZD「引っ張れるほど肉ついてんのか?やーいやーい」

貭「……神殿」

MZD「あっごめんなさい……日付跨いでしまって……」

貭「……それから」

MZD「本当、まさかあの、一次会がテッペン来るとは思わなくて、気付いたらこんな時間でして」

貭「言い訳は、いりません」

MZD「やめて!刀の柄から手を離して!ごめんなさい!言い訳しませんごめんなさい!」

六「あの、兄様、その、いいですから……」

貭「……もういいのか……」

六「あとは俺が締めます、ギリギリと」

貭「程々にな……」

MZD「止めて下さい!止めて下さいお兄さん!」

九「誰がお兄さんだ誰が!!」

MZD「テメェじゃねぇよブァカ!!」

九「うるせぇブァァァカ!」

六「二人ともうるせぇ、黙れ」(刀を抜いて構える)

MZD・九「すみませんでした」(土下座)

六「とりあえず、九兄は腹筋200回と前もってくれたプレゼントで免除な」

九「200回でいいのか!?」

六「じゃあ300回で」

九「しまった余計なことを言ってしまった!」

MZD「200回で余裕なのが怖ぇよ……」

九「は?余裕だろ」(さらり)

六「余裕だば」(するり)

MZD「(筋肉兄弟め……)」

六「筋肉兄弟で悪ィが、貭兄様は500回イケるからな」

MZD「あの細腰で!?ていうか心の声聞かれた!」

貭「……さすがにこの歳になると……翌日、辛いですが……」

MZD「辛いどころの話じゃないだろ……」

六「MZDは、刀の手入れセットと、背筋100回と、もう一つだば」

MZD「は、背筋だけ100回!?腰がおかしくなる!せめて腹筋もやらせてー!」

六「だが断る」(ずぎゃんっ)

黒神「腹筋もやればいいって問題じゃねぇだろ」

α「言わないであげようか……」


MZD「あの、それで、もう一つって、何っ?」←背筋中

六「うん?……あぁ、それは……まぁ、いい。その内な」

MZD「えっ気になる!教えて!」

六「止まるな」(竹刀で床をバシィッ)

MZD「ひぃ!」

黒神「……創造主とは思えねぇ」

α「尻に敷かれる神様かぁ」

九「兄貴、今の六には“神殿になんてことを〜”とか言わねぇの?」

貭「……?言う理由が、無い……」(きょとん)

九「(とことん甘ぇ……)」


MZD「……88、89、……90、91……!」

六「(なんだかんだでちゃんとやるんだもんな……)」

MZD「92……93、94……!」

六「(いくらでも拒否出来るのに、力を使ってもいいのに、コイツは絶対にしない)」

MZD「95、96……97……98……!」

六「(なんだかんだでちゃんとやるんだもんな……)」

MZD「92……93、94……!」

六「(いくらでも拒否出来るのに、力を使ってもいいのに、コイツは絶対にしない)」

MZD「95、96……97……98……!」

六「(馬鹿なのかと思ったが、そうじゃない。かと言って力を抑えているわけじゃない)」

MZD「……99……っ、100!!」

六「(コイツは……エムは、神としてじゃない、ただ、一人の存在として、俺を思っているんだば)」

MZD「六!六ちゃん!終わった!!」

六「……よし。最後のもう一つを貰おうか」

MZD「えっ、な、なんでしょうか……」

六「一言一句間違えず―――俺の目を見て。祝いの言葉を言え」

MZD「あ……は……はっ、Happy Birthday、六!愛してるぜ!!」

六「……あと、腹筋100回な」

MZD「ド鬼畜ゥゥゥゥゥゥ!!」



九「……デレたな」

α「デレましたね、盛大に」

黒神「あ?今デレたか?」

九「自分で言わせたとこが盛大にデレだ……だが、言ってから恥ずかしくてツンになった」

α「妙に冷静な分析ですね」

九「いや、内心ちょっと泣きそう。オレの愛する弟が、グラサン野郎にほだされてるのが辛い」

貭「……日本語で頼む……」

α「要するに、大好きな六さんが神様に惚れてるのが気に入らない、ってことみたいだよ」

貭「……神殿に何という……」

九「えっ今のも怒るの!?」

黒神「……分からねぇ……今のデレなのか……」
六「誰がデレだ誰が!」

MZD「でゅふふふふ」

六「っや、休むな!!」(竹刀でサングラスばりーん!)

MZD「ぎゃァァァァ破片がァァァァ!!」(ごろごろごろごろ)



α「ま、なにはともあれ、おめでとうございました六さんっ」

黒神「騒々しい奴らだ、まったく」

九「オレはあんな野郎認めねぇからな……!」

貭「……後は、お二人だけで……」

α「静かに帰りましょう」


六「今のは顎が膝に付いてない。もう一回!」

MZD「ふぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」





Happy Birthdayでした。

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