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親と子

子を産めば親に感謝がどうとか、
ありがたみがどうとか、親の大切さがどうとか
って言説があるけど
私は結局それを感じることはなかった。


私の沢山のあるコンプレックスの一つに
親を尊敬できないというのがある。

私にとって親とは
どこまでも私が成長するための踏み台であり、
人並みの感謝はしているけど
愛してはいないんだなと
ここ最近しみじみと思っている。


ほんとそこらへんにいる凡庸な人たちで、
毒親でもないし、普通に育てられたんだけど。
なんでこんなに尊敬できないのか。

私には欠陥があるのかと悩んだこともあったが
相性が悪いんだなと結論づけている。

論理的な話を好まず上から目線だという。
人の話を自分が聞きたいように聞く。
趣味もなく自己研鑽をせず、
自己の幸福を追求しない。
そのあたりを学生時代は嫌悪していたし
今では話していて疲れる要因である。

タバコと酒を好み、
以心伝心を過剰に信頼し、
自宅近辺の地域にしか興味がなく、
マイルドヤンキーが年取ったみたいな人たちだ。

ひたすらに相性が悪い。
価値観が全く違う。

正直に言えば、
私は彼らのことを徹底的に頭が悪いと思っているし、見下している。


しかしそれでも
私は普通に育ってそこそこ普通に暮らしている。

だからまあ私は立派な人間ではないが
子どもはそれなりに育つんだろうなと
なんとなく思っている。


ちびも私と彼を踏み台にして
好きなだけ成長すればよい。
間違っても感謝を強要するような親にはなるまい。
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