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ありがとう先輩

感情は波のようなものだと気づいてから
これはどうにもならないから
ただ去るのを眺めていればいいというスタンス。

今朝は憂うつが酷くて、
この世の誰からも見限られたような気分で
仕事行く電車で泣きそうになりながら
なんとか会社にたどり着いた。


でも今日は午後からずっと先輩と仕事してて
色々教えてもらったり勉強して
ちょっとテンションが落ち着いた。

なんだかんだ夜まで一緒だったから
一緒に飯食って帰ってきたけど、

もし今日先輩がいなかったら
テンション持ち直せず
仕事もできなかったかもしれない。

私の事情なんて先輩は何も知らないけど。


仕事は楽しい。
面白い。

でも無性に仕事仲間に対して
どうにもならないような感情を
もてあましてしまうときがある。

仕事してて集中力がきれたときとか
あー、もう死んじゃおっかな
ってなるときがある。

基本1人で仕事してるし。

人といれば、
そういうこともないんだけど。


帰って一人になったらまずそうと思って
私が誘って、一緒にラーメン行った。

仕事の話とか、雑談とかして
楽しかったなー。

久しぶりに美術の話とかして。
先輩が意外と詳しくて。

楽しいという感情は必要だ。
仕事の達成感も快感だけど
呑気にヘラヘラ笑えるような楽しさも必要だ。

死にたい病

深煎りされた憂うつが
私を苛んでくる。

こんなことで病院に行きたくない。

吐きそうだ。

口をふさぐのは辛い。

3秒で決断して

なんだかんだ1年もお付き合いをした彼と衝動的に別れて、
まあどうせ仕事で繋がっているし人間関係が切れるわけではないからよいかと思う。

人としては好きだけど、
あまりにも性別に対するスタンスが違いすぎる。
根本を探れば結局ここに行き着くんだと思う。

離れたりくっついたりをしていたけど、
思い返してれればいつも離れるのは彼の方で
私から離れることを口にしたのは初めてだから
彼も彼でそれなりに揺さぶられているようだ。

ざまあみろ。
好かれてると思って調子乗ってるからだ。



付き合い始めたときを考えてみた。
もう少し詳しく言えば、
彼が私にわざわざちゃんと「付き合うて」と言ったときに
私の頭の中を掠めたことを思い出した。

ここで付き合っておけば、
この人についていけば、
絶対何か自分の仕事に得になる。

私が欲しかったのは、
彼じゃない。
人間関係からもたらされる資産だ。
稼ぎ出す能力だ。


そして別に彼が欲しかったのは私ではない。
自立する気があって、依存してこなくて、
健康に子供を産める体を持っているという条件に
私が当てはまっただけだ。



絆されて、好いて、
腹の底が煮えるような嫉妬心も
心臓がすり潰されるような苦痛も
目が回るような混乱も

もはや耐える必要はない。

だって私は彼の周りにいる
稼ぎ出す能力を直接教えてくれる人と
人間関係を構築できたから。


本来の目的を忘れて
感情に振り回されるのは得策ではない。
そもそも色恋沙汰は苦手なんだ。
手を引きたくもなる。


仕事に集中したい。
仕事に支障をきたしてきたから別れた。


なのに、ちょっと人と遊びに行ったという話を漏らしただけで
「デートか」
と茶々を入れてくることに辟易としている。

私に新しく恋人ができようとできまいと
あなたには関係ないだろう。


もし、ふらついた気持ちではなく
本気で私を取り戻したいと思うなら
それなりに誠意を見せろと思う。
そしたら考えてもいいくらいには好いてはいる。

でも、
彼が自分の目的を達成するためには
彼は私を手に入れることはできない。

私を手元に置きつつ、
自分の目的を達成することだって、
うまくやればできたのに。

もう引き返せない環境を彼は自分で整えた。
その環境にいる彼と
私は一緒にいることはできない。



馬鹿だと思う。
私のことが好きなくせに。

彼が私の浮気を何故か確信して
別れ話を切り出されるという珍事件が過去3回程あったわけだが、
その度に別れるわけだ。

そういうとき私が何を言っても信じないから、
仕事仲間に戻るしかないと私が決意をするくらいのタイミングで
しれっと戻ってくる。

それは仕事の電話に乗じてくだらないおしゃべりが増えてくることから始まる。
普段は忙しくてろくに電話だってしないのに。
それが毎日かかってくるわけだから、
こいつなんだかんだ私のこと手放したくないんだなって思う。


その傾向が、また出てきている。
今日だけで3回電話があった。
仕事の内容だったけど、
どうでもいいお喋りがオプション。

おとなしくしていて欲しい。
黙ってただの仕事仲間に徹してほしい。



親になるのだから、いい加減にしてほしい。
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