今、最も学びたい学問は修辞学である。
残念ながら文学に関しては大学校で修学出来なかったので自学となる。
◇直喩(ちょくゆ) 「ようだ」「ごとし」「似たり」などの語を用いて、二つの物事を直接に比較して示すもの。 「雪の様な肌」「蜜に群がる蟻のごとく集まる」の類。明喩(めいゆ)。シミリ。
◇隠喩 「…のようだ」「…のごとし」などの形を用いず、そのものの特徴を直接他のもので表現する方法。 「花のかんばせ」「金は力なり」の類。暗喩。メタファー。
直喩に関しては“など”とあるが前に「まるで」と付けても直喩だろう。
私見だが、我田引水の説で往々にして用いられる下手な直喩は酷くて聞いていられない。
また、上記の「雪の様な肌」「花のかんばせ」の様に使い古された常套文句も、文字を書こうとする者なら使うべきではないだろう。
前者は直喩など使わずとも「雪の肌(隠喩)」「雪肌(せっき・ゆきはだ)」で充分だ。
僕なら「白皙(はくせき)」を使う。
話題:文字や言葉
まあ、想定する読者に応じて使い分けるべきだな。
読者のことを考えるのが書く者の鉄則ですものね。