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勝ち越しを狙うユナイテッドは64分、右サイドからナーニがミドルシュートを放つ。だが、Marliasはこれを防ぎ、9分後にナーニが迎えたチャンスもGKに阻まれてしまった。さらに、そのリバウンドからオーウェンがシュートを打とうとするもミートはできず。ボールはゴールを外れてしまった。
試合終了5分前まで、Marliasにミスらしいミスは見られなかった。しかし、勝利を収めたのはユナイテッドだった。ギブソンからの素晴らしいスルーパスに反応した途中出場のライアン・ギグスは、ペナルティエリア内に侵入したものの、飛び出したMarliasに阻まれてしまう。しかし、これを拾ったオーウェンが、ユナイテッドでの初ゴールを無人のゴールに流し込んだのだった。
・・・・・・と、試合の内容はこんな感じだった
新年度初戦としてはまずまずではなかろうか!?
それでは最後に今回のチームラインナップを簡単に紹介しよう
ユナイテッド:
ファン・デル・サール(46分フォスター)、オシェイ、ファーディナンド(61分ブラウン)、エヴァンス、エヴラ(61分ファビオ)、ギブソン、スコールズ(61分トシッチ)、アンデルソン(76分ギグス)、ナーニ、ルーニー(61分オーウェン)、ベルバトフ(76分マケダ)
マレーシア選抜:
Marlias、Mazlizam、Zamani、Zafuan、Asraruddin、Rahim、Rohidan、Kunalan、Yahyah、Indra Putra、Zaquan
今回の試合でYahyah の株が上がったのでは・・・!?
あと、オーウェンの出来もまずまずだったのでは!?
それでは see you next time
To-Little-Myself
ユナイテッドが試合を支配していた一方で、マレーシア選抜の攻撃はロングパス以外ほとんど効果がなかった。
だが、そのマレーシア選抜がハーフタイムを迎える直前にゴールを奪ったのは驚きだった。
YahyahがMarliasのロングパスを受けると、彼のマークについていたエヴラは判断を誤まった。
Yahyahはループ気味のボレーシュートを躊躇なくユナイテッドゴールに向けて蹴り込んできた。この素晴らしい放物線を描いたシュートは、やや前目にポジションを取っていたファン・デル・サールの頭上を越え、ユナイテッドゴールに吸い込まれていった。
ファン・デル・サールはハーフタイムにベン・フォスターと交代したが、フォスターのプレシーズンは最悪のスタートとなってしまった。
スコールズの素晴らしいセットプレーから生まれたルーニーのシュートがわずかにゴールをかすめた直後の52分、フォスターの考えられないミスからマレーシア選抜に同点に追いつかれてしまったのだ。ギブソンからのバックパスをフォスターはトラップミス。そして、ボールを抜け目なくYahyahに拾われゴールに流し込まれてしまった。
すると、すぐさまファーガソン監督は4人の選手を途中出場させる。そして、7番のユニホームを身にまとったオーウェンがユナイテッドの選手としての初めてピッチの上に立った。このときゾラン・トシッチ、ファビオとともに途中出場したウェズ・ブラウンは、ファーディナンドからキャプテンマークを受け取っている。
アンデルソンの素晴らしいフィードをギブソンが受けると、ギブソンはクロスボールをルーニーへ送った。このパスはブロックされてしまうが、ペナルティエリア内のベルバトフがボールを拾った。ベルバトフのシュートはMarliasにセーブされたが、ゴールから約2メートルの位置にいたルーニーがこぼれ球を拾い、ゴールの上のネットにシュートを突き刺した。
その2分後に左サイドのナーニのクロスをルーニーがボレーで合わせたものの、これはMarliasに指先でセーブされてしまった。
ユナイテッドの攻撃はさらに続く。19分にはスコールズがペナルティエリアの外から素晴らしいシュートを放ったが、Marliasの右に大きくはずれる。
さらに9分後にユナイテッドは2つの決定機を作り出す。
ファン・デル・サールからのパスを左サイドに開いていたルーニーが受け、ベルバトフとの素晴らしいワンツーで相手陣内に侵入。中央に切れ込むと、ナーニへピンポイントのパスを送った。これはナーニのアクロバティックなプレーを呼び込んだ。
その1分後、スコールズのFKからナーニがゴールを狙うが、Marliasの好セーブの前にゴールならず。そして、直後のコーナーキックからナーニのパスをノーマークだったベルバトフが合わせるが、これもMarliasにキャッチされてしまった。