こんばんはー、らんです。
やっと近所の自動販売機に温かい飲み物が入って嬉しいこのごろです。
で、今日は
接客業について。接客業ってか接客について。
うちのお店は基本的に商品=腕時計はショーケースの中に入ってます。なので、お客様が試着(腕時計でも試着でいいんだよね?)したいというときはショーケースを開けます。試着でなくても、ちょっと手に取ってみたいとか。
人によって違いますが、毎日つけるものならこだわって選んで欲しい。あまり長い間迷われてると、こっちも今回はお見送りかなーと思うのですが。
まぁ、ほとんどの場合はちょっとショーケースから出して手に取って見る、あるいは試着してみて購入決定、ってなります。
が、このショーケースから出すまでが難しい!
店内でショーケースを見る方すべてに声をかけるわけではありません。その日は下見程度とか、単なる時間潰しとか、どんな店かなーとか、すべての方が腕時計を買いにくるわけではないからです。
基本的にショーケースをじっと見てる方に
「良かったらつけてみてくださいねー」
って声をかけるのですが。
多いのは振り返って
「ありがとうございます」
か、頷くか、お連れ様との話に夢中になるか。
こうなると、二度目に声をかけにくいなぁ、と思うのです。
二度三度と声をかけるスタッフをすごく尊敬します。私は攻めの姿勢が足りないのでしょうね…。
私自身、店員さんに声をかけられるのが苦手なので、逆の立場になると攻められない。頭ではわかっているのになかなか行動できない。
とにかく、一言でもいいから二度目の声かけをするように心がけよう。もうすぐクリスマスシーズンですもの。頑張って積極的に行動しよう。
追記に仕事とは関係ない本の感想です。
えーと、最近読んだ本の感想です。
角田光代さんの『幸福な遊戯』について。
ただし辛口ですので、角田さんがお好きな方は読まれない方がよろしいかと思います。
あとネタバレしてます。
幸福な遊戯他2本、計3編が入ったこの本。すみませんがまともに読んだのは表題作だけです。
それも、読後感は悪い。
女1人と男2人の奇妙な共同生活、上手くやれていると思っていたのに、心地よかったはずの場所が…っていうあらすじ。
最後女の子が1人になっちゃうんだけど、そこに何の救いもない。少なくとも私には救いがないように見えました。女の子がなんで同居人に依存してるのかもわからない。わかる気はするけどもわかりたくない。依存された方は確かに逃げ出したくなるだろうけどね。そこらへんの描写もちょっと…100%は納得できなかったです。
無愁天使は読み始めから目が滑る滑る。そもそも物語に入っていけなくて、なんとかわかったのは自分の経済力以上にお金を使ってるんだということ。ああこれはハッピーエンドじゃないなとわかった時点で読むの止めました。
銭湯はもう読む気がしなかったです。幸福な遊戯のラスト、無愁天使の雰囲気からして読んで良かったと思える話じゃないだろうと思ったので。
ああ、つまり私はハッピーエンドな話が読みたいんだと。バッドエンドも嫌いじゃないし、ミステリーやサスペンスなら納得できるけど、日常系の話ならやっぱりハッピーエンドが好きなんだと思いました。
初めて読む作家さんだけに合わなかったなーと思ってると、そういえば『対岸の彼女』(←タイトルうろ覚えですが)を読んだときも、なんかラスト暗い気持ちになったことを思い出しました。
結論。角田光代さんは私には合わない。
日常系の話で必ずしも明るいラストじゃないと思う作家さんで、割と好きな作家さんもいるんですけどね。
とりあえず次は堂場さんの失踪課シリーズを読破したいわ。