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何を基準に選びますか?そのC


 こんばんは、らんです。ここ数日の冷え込みに風邪引きそうです…。ヤバい。今日の朝起きたら確実に熱か喉かやられてそうな気がする…。



 それはさておき、今日の本題、腕時計を買うときに注意して欲しいこと。


 今回はソーラー時計について。

 ソーラー時計というわけですから、太陽光で動く時計、と考えてもらっていいのですが。もちろん太陽光だけではなく、蛍光灯などの照明器具の光でも十分です。夜なんかは暗いじゃん、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ソーラー時計というのは光の充電がフルに溜まっていたら暗いところでも数ヶ月は動きます。時計によって違いはあれど。
 ですが、やはりずっと暗いところに置きっぱなしはやはり良くないです。充電不足になって止まります。あとは冬場ですね。日照時間が少なく(日が落ちるのが早い)、コートや長袖などで腕時計が隠れてしまいますので、特に意識して光に当てて頂きたいのです。暗いところに置きっぱなしになってなくとも、使ってる本人にそういう意識がなくとも冬場は要注意なのです。

 で、このソーラー時計。一般的に『電池交換不要!』と謳ってますが…電池が入ってないわけではないです。
 繰り返し充電&放電が可能な二次電池というものが入っています。この二次電池、10年の使用で10%の機能低下、つまり10%なら使用上の問題はないと言われてます。

 が!

 実際はCASIOのG-SHOCK等、5年くらいで二次電池が消耗して二次電池の交換が必要になる場合があります。

 これ、なんでかというと。使用状況によって異なりますから、なんとも言えません。お客様の記憶(何年使っていたかという記憶)も曖昧なのでわかりませんが。5年で交換する必要が出てくるケースも、10年で交換するケースもあります。
 使用状況というのは電池をどれだけ消耗したか、ということです。ライトをつける。アラームを鳴らす。タイマーを鳴らす。ストップウォッチを作動させたままにする…etc.こういった機能を頻繁に使われる方は電池の消耗も激しいです。まぁいろんな機能があることもG-SHOCKの魅力の一つなんですけどね;;


 私もソーラー時計を持っておりますが、5年10年というスパンを考えると買ったばかりなので、まだまだ何年持つかという結果はわかりません。


 ちなみに、このソーラー時計、分解掃除が必要ないわけではありません。
 というか、一切のメンテナンスが全く要らない腕時計なんてありません。少なくとも私は知らないです。
 メンテナンスフリーな時計なんて…砂時計くらいじゃないかなー。原始時計なんて実用性から考えると現代に置いては…ねえ?

 二次電池の話を上げましたが、SEIKO、CITIZENでは二次電池のみ交換はしてくれません。二次電池が消耗して使えなくなる前に中の機械がヘタるためです。
 この分解掃除、アナログの時計に必要なメンテナンスです。デジタルの時計にはOHは必要ありません。が、中の機械部品の経年劣化は避けられませんので、そうなったら部品の交換が必要なわけです。どう転んでもやっぱりどこかでメンテナンスは必要なんです。


 で、このソーラー時計、充電不足になると。
 アナログの場合→秒針が2秒に1回しか動かなくなる。完全に止まる、など。
 デジタルの場合→『C』が点滅する。液晶の表示が消える、など。
 こういう↑感じになります。こうなったら、室内照明より直射日光の方が有効です。日向ぼっこさせてあげましょう(笑)

 しかしね、プレゼントされた場合とか、これもまた止まったから電池交換して、という問い合わせが多いんですよね…。どこの時計店でも一言は添えてると思うんだけどね;;




 はい。いかがでしょうか? 個人的には電池式の時計とほとんど変わりはないかな、というくらいオススメしやすい時計ですが。まぁ精度でも電池式の時計と変わりません。光で動くよっていうだけしか違いはないわけですからね。操作はわかりやすいです。



 これから腕時計を買う予定の方、個人的にはソーラー時計、割とオススメです。



 追記にちょっと愚痴を。


 
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何を基準に選びますか?そのB


 こんばんは、らんです。
 早くも私の働いてるショッピングモールではバレンタインムードが漂ってきました。さてどうしたものかな…。


 今日の話題はまた腕時計について。
 ちょっと久々感がありますが、腕時計を買うときに注意して欲しいこと。


 うちのお店でもちょくちょくある問い合わせが、
「電波時計なのに時間が狂ってる」
 というもの。

 これ、理由はいくつか考えられます。
 1.電波を受信しにくい環境にある(電波を受信してない)
 2.誤った操作をしてしまった
 3.電波を受信しないモードになっている
 4.『基準位置』がズレている
 5.経年劣化によるもの
 6.衝撃や磁気の影響
 7.初期不良


 原因はいろいろですが、とにかく『狂わない』という文句で売り出してるものが狂っているのは、困るわけです。

 こうなってしまったら確認するべきことがいくつかあります。
 とりあえず、電波を受信しているのかしてないのか。
 ワールドタイムを示していないか。
 時刻モードではなく他のモード(タイマー、ストップウォッチなど)になってないか。
 『基準位置』のズレがないか。
 ソーラー電波時計の場合、充電はきちんとあるか。


 はい。どうでしょうか? 意外と確認すべきことが多いですか? 『面倒くせぇ…』って思った方、申し訳ないのですが、電波時計はオススメできません。


 電波時計が狂った、と店頭に持っていらっしゃるお客様、割と多いのですが…。原因としては1番2番4番あたりが多いです。ワールドタイムモードになってるだけ、とかもありますが。で、持ち込みはいいのですが、そのときに取り扱い説明書を持ってこない人の多いこと多いこと!
 そもそも説明書捨てたとか、どこにしまったかわからない、とかね。大体説明書を読む気がないんでしょう。「あんなもん読んだってわからん!」って言われることも珍しくありません\(^O^)/
 あとは、時間の合わせ方を聞いておきながら、「やっぱりわからないから、狂ったらまたここに来ます」という人。…もうね、正直なところ、時間合わせにもいくらか料金を取り立てたくなりますww


 解決方法としては、『基準位置』というやつを見て、狂ってたら修正してあげます。これでほとんどは直ります。
 この基準位置、合わせるのが非常にめんどくさいです。あと手間がかかります。操作方法も時計メーカーやモデルによって様々です。
 なので、せめて時計店に持ってくる時には説明書も一緒に持ってきて欲しいんです。
 自分の働いてるお店に同じ説明書があればまだいい方ですが、取り扱いのないメーカー、モデルの時計ですと、どうやって操作したらいいのかなんてわかりません。時計店の従業員だからってすべての時計の操作方法を把握してると思うなあ!!


 ちょっとヒートアップしてしまいましたが。
 電波時計って、狂わないと言われる分、1回狂ったら修正がめんどくさいものなんです。説明書を読めばわかります。多分SE○KOさんとかCITI○ENさんとかC○SIOさんとかのHPのどっかで説明書ダウンロードできるかと思いますが…家族や友人が電波時計を持ってる方は説明書見せてもらったら良いと思います。



 とりあえず、時計に関しては自分で操作しきれないものは買うべきではないと思うんです。だってその時計を毎日使うなら? ちょっとわからないから説明書を読んでみる、あるいはお客様相談室に問い合わせてみる、それで解決するならいいです。毎日使うものを自分で使いこなせないというのはあまり良いこととは言えないんじゃないでしょうか?


 これに関して、以前お客様に言われたことがあります。
「こんなもの買うんじゃなかった」
 この一言が私の中にズシンとのしかかっています。だから、電波時計はいいですよ、と一概には言い切れません。


 というわけで、何を基準に腕時計を選ぶのか、ちょっと電波時計についての番外編みたいになりましたが、御一考いただければと思います。



 

何を基準に選びますか?そのA


 お疲れ様です。らんです。今週末が終わればお正月ムードも薄れますかね?


 今日は昨日の続きです。何を基準に腕時計を選びますか?


 動力の次は時計のベルトの素材について。

 多いのは皮ベルトか金属ベルトか。あとはウレタンベルトか。
 あとは合成繊維、ナイロン、変わったところではadidasやkitsonでプラスチックベルトや天然木ものなんかがあります。あと鼈甲?みたいなの。

 まず、皮ベルトというのは消耗品です。絶対に交換が必要です。まぁ皮ベルトがダメになったら買い替える、っていう方は話が別ですが。
 次、金属ベルト(メタルバンド)。素材としてはステンレスとチタンが主です。チタンの方が軽くて金属アレルギーには有効です。でもチタンの方が高い。これ、メタルは確かに皮ベルトより保ちますが、まったく劣化しないわけではありません。金属疲労っていう言葉がありますよね。金属でも傷はつくし劣化もします。
 さらに次、ウレタンベルト。つまりゴムですね。G-SHOCKに多いですが、他にはスポーツ系の腕時計に多い素材です。
 これも劣化します。特にG-SHOCKなんかは防水性の高い時計ですから、例えばプールとか海とか、つけたまま遊んでそのまま…にしておくとダメージ大ですよ!必ず真水で塩分や汚れを落として水気をよく拭き取ってください。それでもやはり劣化はしますので交換が必要になると思います。

 どのベルトにも交換が必要になる可能性はあります。
 そのときに、最寄りの時計店ですぐに交換が可能なのか? メーカーから取り寄せないといけないとか、メーカーにベルトの交換を依頼しないといけないのか、などもきちんと確認して置いた方がいいと思います。

 例えばファッション性の高い時計を『かっこいいから』買って、バンドが壊れるなどして『新しいものに替えたいけど手間がかかるのは嫌』、なんてことにならないためにも、ですね。

 ちなみにメーカー純正品でないとバンド交換ができないタイプの時計もあります。
 上で上げたバンドが特殊な素材なんかはそういったものが多いです。adidasやNIKE、kitsonなんかがそうでしょうね。
 仮に別のベルトに交換できたとしても見栄えが悪くなったりします。
 プラスチックベルトだった時計にメタルバンドをつけてみるとかね…可能かどうかは別としてオススメできません。

 単純にバンド部分の頑丈さはメタル>ウレタン≧皮って感じかな?
 ただウレタンも皮も、劣化具合は使用頻度等によって異なります。ウレタンベルトのはほとんど毎日つけるけど、皮ベルトのはたまにしかつけない、という方はウレタンベルトの方が早く傷むかもしれないですしね。


 とまぁ偉そうに書いてみましたが、毎日の業務でこれだけのことをお客様に伝えきれているか、というと…申し訳ないのですが、答えはNOです。
 割とインスピレーションで決める方もいらっしゃいますし、お店の混み具合によっても状況が違うので…;;
 あとは時計に詳しい方はご存知でしょうし、○○のときだけ(受験とか合宿とか)使えればいい、という方にもあまり説明はしません。
 すべてを説明できればそれが理想的なのですが、現実はなかなか厳しいです…。


 というわけで、ご存知の方も多いかと思いますが、これから腕時計をご購入予定の方、ぜひ頭の片隅にでも引っかけて置いてくださいませ。



 また改めて続きを書きたいと思いまっす(o^∀^o)


 

何を基準に選びますか?その@

 こんばんは。らんです。今日も1日お疲れ様でしたー。年始は初売りや目玉の福袋でバタバタしますね。
 三が日も過ぎましたからそろそろ仕事始めかな。6日まではしかし休みのとこも多いかな。6日以降がまた少しバタバタしそうですが。



 さて今日は久しぶりに腕時計について。


 うちのお店にはまぁいろいろなメーカーさんの腕時計があるのですが。何を置いてるかは細部まで言いませんが、日本のメーカーさんの時計は置いてますよ。SEIKO、CITIZEN、CASIOですね。まぁ雑貨ウォッチも入れたら星の数くらいありそうですが。日本のメーカーさんで言えば外せないのはSEIKOとCITIZENですよね。まぁCASIOとORIENTもか。

 で。今日はお客様が何を基準に時計を選ぶのか? 逆に、時計を選ぶ時に何を気をつけて欲しいのか、を書いてみます。


 まず時計の動力。機械式、電池式、ソーラー電池式。大きく分けたらこの3つかな。(キネティックはうちのお店には置いてないので…今後の課題にさせて下さい)

 1つめ、機械式の時計。手巻きと自動巻きがあります。両方時計の中にゼンマイがあります。リューズを手動で巻き上げるのが手巻き、手の振りで巻き上げるのが自動巻きです。ゼンマイがほどける力を利用して時計を動かしています。時計の精度的には1日で結構誤差が出ます。また巻き上げ不足になると止まります。3年〜5年に1回の分解掃除が必要です。
 2つめ、電池式の時計。別名クォーツ時計。内部にボタン電池が入っています。精度としては月に誤差が15秒から20秒くらい。SEIKOのグレードの高い時計は年に何秒か、という誤差の非常に少ない時計もあります。2年に1回の電池交換と6年に1回の分解掃除が必要です。一番多く普及してます。
 3つめ、ソーラー電池式の時計。太陽光、もしくは照明で動きます。精度は電池式と同じくらい。文字盤がソーラーパネルになっていて、暗い場所での保管は充電不足の原因に。大体10年くらい…かな。G-SHOCKなんかでアラームやライトを頻繁に使ってるともう少し電池寿命は短いかも。これも分解掃除が必要です。

 次。電波時計。標準時刻電波という代物を受信する、『時間が狂ったりしない』時計です。ちなみにこの時計、日付表示があるものについては、修正が必要ないです。
(電池式、ソーラー電池式の時計は2月、4月、6月、9月、11月は日付を早めないと翌月1日に31日を表示してしまいますよ)
 電波局は日本に2つ、中国とアメリカに1つ、ヨーロッパに2つ、計6局あります。
 電波時計のデメリットは、電波を受信しにくい環境が存在すること(高圧線の近くとか鉄筋コンクリートの建物内部、山間部、海上など)。あと、適当に触ってたら誤作動を起こします。修正が面倒なんですよね…。
 さらにSEIKOさんからGPS時計、アストロン。衛星の電波をキャッチする時計が発売されてます。こちらは地球上のどこでも大丈夫!という心強いヤツです。技術的には最強じゃないかなぁ?



 とまぁ、サラっと並べてみましたがいかがでしょうか? それぞれメリットデメリットがありますのでどれがいいよ、とは一概に言えません。
 ホント、人によって何を重視するのかは違いますからね…。

 1回で終わりそうにないのでまた機会を改めて続きを書きます。時計って奥が深いんですよー!!


 

意識しないかもしれないけど

 こんばんは、らんです。

 さて今日は今さらな話。認識してる人には本当に呆れられてしまいますが、敢えて話題にします。腕時計って、立派な

 精 密 機 械

 なんですよ。

 デリケートな奴なんです。
 そんな腕時計に大敵なもの。
 磁気を発生させるもの。PC、携帯、冷蔵庫、CDラジカセ、磁気ネックレス、ハンドバッグの磁石の留め具…などなど。
 水気、湿気。防水性の高い時計でも、使ったあとはしっかり水分は拭き取ってください。バンドの傷みの原因にもなります。
 塩分、汚れ。言わずもがなですね。塩分や汚れが付着したまま放っておくとバンドや時計本体を傷めます。金属バンドでも錆の原因になります。
 衝撃。精密機械ですから。高いところから落として、下がアスファルトだったら…恐らく99.9%、オーバーホール(分解掃除)行きです。プロゴルファーがスイングしただけで、文字盤内の針が取れたこともあるそうです。どれだけ精密な機械かわかりますよね。

 かく言う私も日々時計をぶつけてますがwまぁ元気に(?)働いてくれております。ありがとう。雑に扱ってごめんね。


 というわけで、私より詳しい方はたくさんいらっしゃるとは思いますが、時々腕時計について語ってみたいと思います。

 
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