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徒然なるままに 日暮らし 液晶に向かいて 心に移り行く由無し事を そこはかとなく書きつくれば あやしゅうこそ 物狂おしけれ
【小説書きさんを問い詰めるバトン】
シャープペンシルの芯が折れた。跳ねてノートの上に転がる。ペンの頭をノックすると、気の抜けた音に合わせて先が覗いた。板書を確認しようと顔を上げる。手元で小さな音がして、見ると転がる芯が増えていた。
罫線の間を埋める数字と、記号と、折れた芯が二本。
どうでもよくなって頬杖をついた。先生は間延びした声でしきりに何か喋っているけれど、ほとんど意味がわからない。声の向こうでペンとボードの擦れる音がすると、インクの匂いを嗅いだ気になった。
教科書の公式もボードの上の数字たちも私には話しかけてくれなかった。そりゃあ聞く気もないけれど、でもすごく不親切だと思う。仲間外れにされた気分だ。
そのくせ、やつらに煩わされていないのは自分だけだと思うと、へへへ、ざまあ見ろ。先生と目があったから、慌ててノートに向かうふりをした。
一人称なので、純粋に情景描写じゃないですが。
6:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな心理描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
湿った腕を抱いた。
「さむっ」
六月の雨降りは別に、それほど寒いわけではなかったけれど、ここではそう言うのが正しいような気がした。口に出してみると、実は寒いような気もしてくる。スカートのプリーツが取れてしまわないか、それが心配だった。
二つとも今書いているものです。
好きというか、たまたま手元にあったので。
7:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、好きな台詞を三つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
台詞でなく歌ですが
ゆうらり花びら夜の月
風にさらわれ雲のはし
浮かんだ鳥がとんとなる
ぽちゃんと暗い海の底
ひらひら声にさそわれて
坊やのおめめも夢の底
子守唄です。
前に挙げた「重い思いに――」の中に出てきます。多分これ以上の作品は、いまの私には書けない。よくこんなの書けたな……
8:あなたがこれから小説に書こうとしている台詞で、「今後の見所!」になりそうな意味深台詞を三つ、ここでコソッと教えてはいただけませんか?
ないです。
なんとなく台詞って、独立してるものじゃなくて全体の流れの中で力を発揮するものだと思うから。
特定の台詞を言わせたいがための文章じゃなくて、全体のためにある台詞っていうようなものが書ければいいな。
9:小説を聞く時に、音楽は聞きますか? 聞くとしたら、どんな音楽を聞きますか?
きかないです。
物語の中にある音。
例えば喧噪だったり、雨音だったり。
そういうのに集中したいから。
10:日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?
それを書いてるときには。
私はこうするけど
あの子なら、ここでどうするかな?
っていうふうに。
11:これから小説を書き始めようとしている方に、何かアドバイスがあればどうぞ。
自分が楽しんで書いてないと
読んだ人は絶対に楽しくないと思う。
12:ありがとうございました。 もし良かったら五人くらいにパスしてはいただけませんでしょうか。
誰でもいいよ〜
遠慮せずに持って帰ってください(笑)
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ちょっと創作で行き詰ったので
誕生日 | 6月26日 |
地 域 | 京都府 |
血液型 | A型 |