クリステン・ステュアート
ダコタ・ファニング
この両者の登場する、今までの作品イメージを、
まぁ見事に根底からひっくり返す作品だった。
クリステンといえば、
トワイライト
の
ベラ
物静かで地味、吐きそうなくらい甘ったるい恋愛。
Runawaysをみたら、
はて、
あのクリステンは一体ドコに?
甘ったるい臭いに我慢出来なくなったかのように、吐き捨てられたかつてのベラ。
こんな闘志丸出しで男気あふれた人がかつてベラであったことを、誰が想像できましょう。
面白いですよー。
そして、
見事なまでに、
お下品。
その時代をあまり知らないわたしには、結構衝撃的だけど、
女性だからって虐げられてる時代、
ああして背伸びして壁を越えた女性って、
すっごく誇りに思う。
かっこいい。
Joan Jettって人を、恥ずかしながら初めて知ったけど、
Runawaysみなかったら、
彼女の存在や功績も、知らずに終わったかもしれない。
だから、すごくすごく印象的だったし、わたしには絶対見る価値があったとおもう。
クリステンの歌声も初めて聴いたけど、
なかなかいい声してた。
ダコタ・ファニング
かわいいけれど、
I Am Samでの愛らしさは、
無い!!!
Cherie Currieのヴォーカルとしての輝きと、その裏で迫ってくる確執が、リアルだった。
どんなバンドにも、こういう問題ってでてくるなぁ。
JoanとCherieは、どことなく対照的だと思った。
夢を追うJoan
在りたい自分とは異なる方向に進んでいくCharlie
夢っていうのに、自分の最終的なヴィジョンが見えてないと、試行錯誤をしていくことになる
回り道をして最終的に落ち着くか、
自分の夢に突き進むか。
少なくとも、Joanみたいな人は、絶対ごく希なひとで、
世の人間のほとんどは、
Cherieのように進んで行くのではないかと思った。
ところで、
映画のなかで、Sex Pistolsが流れたのー(≧∇≦)!!!
絶対来ると思ったぁ
そして、Joan Jettの曲が、超いい!!
あんなノリまくってエンディングロール見たの初めて。
Runawaysと、
あと更にBrothers of The Headを見ると、
昔のロックがどういったものだったかが、よくわかると思った。
今は本当にやわくなったなぁとしみじみおもう。
昔に生まれてたら、
きっと薬とかシンナーとかタバコとか、
絶対やってた気がする