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三反田くんを進級させ隊!算数編!!

左門「それではやるぞ数馬!」
孫「まず教科書を開いて・・・」
数「(ふふふっ甘いね藤内!算数担当をこの二人にするなんて!この二人ならうどんと丼物で簡単に買収できるんだよ!!)あのさ、二人とも!今から町に行って・・・」
左門「そうそう数馬!藤内から手紙を預かってるぞ!」
数「手紙?なになに・・・」
『数馬へ
二人を買収しようとしても無駄だぞ。もうこちらで買収済みだ。大人しく勉強しろ馬鹿。』
数「・・・・あんのドヘタレ野郎ぉぉぉお!!!(ビリィッ)」
孫「数馬、早くやるぞ」
左門「まず問一からだな!」
『問一
太郎くんがリンゴを五つ、ナシを三つ、柿を六つ買いました。途中花子さんと会い、太郎くんは花子さんにリンゴ二つとナシ一つ、柿四つをあげました。花子さんはお礼に太郎くんにチューリップの球根を三個あげました。
さて、太郎くんは何個の果物を持っているでしょう?』
数「太郎くんが全て食べたから0個」
孫「違う」
数「じゃあ太郎くんが追い剥ぎに遭って全て盗られて0個」
左門「違うぞ!」
数「太郎くんが川に落ちてそのまま全て流されてしまい0個」
孫「だから違う」
数「・・・家が貧しい太郎くんはなけなしの金で弟、妹のために果物を買ってあげました。」
左門「何!?そうだったのか!?」
数「『これで弟たちが喜んでくれる・・・』太郎くんは貧しいが故に欲しい物も手に入らない幼い弟たちの笑顔のために果物を買う事を決意したのです。」
孫「太郎くんにそんな事情が・・・!」
数「しかし、そんな太郎くんの前に悪女花子さんが立ちはだかる!!」
左門「何だと!?」
数「花子さんは太郎くんが弟たちのために買った果物を強奪し代わりにチューリップの球根を置いていきました」
孫「花子・・・なんて酷い女なんだ・・・!」
数「太郎くんは絶望しました。食べる事が出来ない球根など残されてもどうしようもありません。全財産を費やしてしまった太郎くん一家はもはや飢え死にするしか道は残されていなかったのです。」
左門「太郎くぅぅん!!!・・・孫兵!」
孫「あぁ!」
左門「太郎くんたちを助けられるのは私たちしかいない!」
孫「至急家の者に太郎くん一家の所在地を調べさせる。早急に太郎くん一家への援助を行う。」
左門「私たちも捜索に行くのだ!」
孫「じゃあまず外出届けを!」
バタバタバタ

数「・・・計画通り!!さぁてこれから町にでも行こうかn」
富「どこに行くって?」
数「げっ!なんで富松がここに!?」
富「お前の行動パターンは(藤内が)お見通しなんだよ!!」
数「ちっ・・・!」
富「ほらさっさと来い!能勢も待ってるぞ!藤内が算数チームを連れ戻してくるまでは歴史の勉強だ!」
数「藤内とビジュアル被ってるくせに!!富士山前髪のくせに!!」
富「お前だって不思議前髪だろ!!!」


果たして三反田さんは無事に歴史の勉強から逃れる事が出来るのか!?
えっ?目的が当初と違ってる?
そんなの関係ねぇ!
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