憂ちゃんや鳴狐なんかは延命措置や救護活動を選ぶけど、朔夜はそれが嫌いみたいです



本編でもこんな話が出てくるんです




『二度と目覚めない肉体は、生きているか?死んでいるか?』





先に言った憂や鳴狐は『生きている』と感じるのだと思う

細胞の1つが、その存在が生きている
今は覚醒させる事は出来ないが、未来には希望を持つ事が出来る
その存在を思う人が居る限り、希望を維持する



朔夜はそれに反対する

それは既に同じ人物として生きる事は不可能
本人の意志に添わず、身勝手に生きさせる苦痛
それに伴う、周囲への幻想的絶望の付与
細胞では無い、生命への侮辱行為

きっと感覚的に無理な延命措置は死姦に似てる位置なのでしょう

通常ならば死姦は生命の侮辱行為ととられるかも知れない
朔夜から見れば、死体は美しい存在であって、無理矢理『生』に縛り付けているモノは醜いと




どちらとも言わないのがシーク

ビジネス的に生かす処置は施す
けど、その状態は些か滑稽で無様とも思う




どれも正しくは無いね
間違いとも言わないけどさ