「世界を壊してどうするのさ?」

「身勝手に押し付けられたなら、コチラも勝手にするだけだ」

「君にとって、あの存在は大切だったのかい?」

「……」




正規ルート終了後っぽい話


何処にも属さず、放浪する斎の話ですね

安定した世界に歓喜する民衆を無視して、再び世界の歪みを作り出そうとしている様子

許せない結果
欲求の追求

歌声に乗った飛翔の先
疲れ果てるまで戦って、足掻いて、望んだ


きっと、届かないだろう
掴み損ねた掌





「俺は、お前の最後の一欠片を手にする為に、此処に居るんじゃ無いよ」



凭れた肩の温もりと、また離別するのだろうか?