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簡単に近況報告☆(ちょwww






夏休みで生活リズムが大幅に狂いましたorz

遅くても午前1時過ぎないと寝付けなく、早くても午前8時くらいにしか起きられません…(泣

ちなみに明日は夏休み中唯一の登校日。

遅刻するのが怖い。
寝坊が怖い。
眠ることが怖い。
…そんなことを考えてたら、眠れなくなりましたwww

どーしましょ。



―――あ、夏休み?

ふじき宅に遊び、近場での家族旅行、花火大会なんかに行きました(´∇`)
後、ローゼンメイデンをTSUT●YAでレンタルしてみてハマりましたよ。
蒼星石良いよ、蒼星石。
あとアリプロもハマりそう。


…だいたいこんな感じですかね?
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こんばんは、ですよね






てかその前に「お久しぶりです」ですよね。
皆さまが覚えていて下さるか若干心配ですが、一応ご連絡っていうかご報告(?)です。

何かIWWパロで行き詰まった挙句、何かブログ書くのも億劫になって今まで放置してました。
前もって報告をせずに更新を絶ち、すいません。

IWWパロはともかく、日常記事はどんどん更新していくつもりです^^

ぐだぐだな弊ブログですが、これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
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―side death―






「昨日の参加者消滅人数は14名よ」

下っぱの死神達の報告書を纏めながら、セレアが言った。
中でも内容が正確で一番セレアが頼りにしているのは、ルヴェとアリスのものだが。

「さすがハロだね。これから7日かからないでゲームが終わるかな?」

クックッと笑うセドを見て、セレアはあからさまに顔をしかめた。
コイツ、ロゼの時も同じようなことを言ってたじゃない…と。

「…そのことだけどね、昨日から今日にかけてミッションが出されてないの」

「ミッションが?」

「そうよ。でも参加者は確実に、大量に減少してる」

「ハロはどうしてるの?」

セドは顎に手をあて、何か考え込むような仕草を見せた。

「昨日から消息を絶ってるわ。何なら電話してみたら?」

「別に良いよ。…ハロにも何か考えはあるだろうし、様子を見よう」

人のことを言えるワケではないけど、コイツも個人的に友人関係の部下には甘いのね。
セレアは上司に呆れつつあった。

「あ、そうそう。あと1つ問題があるの。ルート5で多数の死神が禁断ノイズに襲撃を受けたそうよ」

「禁断ノイズ、か」

「報告書には『新種の黒いノイズの襲撃』って書かれてたけどね」

「あぁ、上層部しか禁断ノイズの存在は知らないから」

禁断ノイズ。
それは先日ルヴェやアリスを襲ったノイズのことでもある。
どうやら、二人以外にも襲われた死神がいるようだ。

「犯人の解明と捜索はもう開始しているわ」

「分かった。それは全部セレアさんに任せるよ」

「参加者の減少理由の十中八九は禁断ノイズでしょうね」


「だろうね。…じゃあ後は優秀なセレアさんに任せて、俺も仕事しようかな。指揮者の仕事をね」


ニヤニヤと笑いながら席を立ち、セドが向かうのは裁きの部屋。
そこに閉じ込めた阿実の様子を見るためだ。



「ねぇアミちゃん、もう素直になりなよ」

「…やだ」

裁きの部屋の中央。
セドは諭すような優しい声でアミに話し掛けた。
アミからすれば気分の悪い猫なで声にしか聞こえないが。

「素直になったら、サラちゃんくらいには会わせてあげるよ?」

サラと会える。
一瞬心が揺らいだが、アミはすぐにそれを抑え込む。

「…っそれでも、私はアオシを裏切らない」


「死神になったサラちゃんが、参加者になったケイタくんを消そうとしても?」


アミの目は大きく見開かれた。
本人は隠そうとしているが、隠し切れない動揺の色がその顔に強く表れている。

「もし会って話せば、やめてって説得できるかもしれない」

セドはじわりじわりとアミの心を揺さぶっていく。

「ねぇアミちゃん、どうする?」





「あーあ。やっと行きましたわね、あの子供達」

それから数時間後。
ルヴェとアリスの二人は宇田川町へと来ていた。
禁断ノイズを精製している犯人を解明・捜索するという任務を与えられたが、情報が何一つないために渋谷中を歩き回っていたのだ。

「まさかねぇ‥ゲームマスター様の奇行を見るとは思わなかったけど」

ケイタとアオシも目撃したあのハロルドの奇行を、二人も少し離れたところから見ていた。
しかし二人が模様から離れるのを待っていたため、調査を始められなかったのだ。

「…これ、何か変な感じがしますわ。あんまり良い魔方陣ではありませんわね」

「一応写メ撮ってセレアに送ろうか」




「…っこれ!!」

ルヴェから送られてきたメールを見て、セレアは顔色を変えた。
そして急いで二人に電話をする。

「もしもしルヴェ?そこにアリスもいる?…さっさとそこを離れた方が良いわよ」

「セレア?どうしたの?」

「それは禁断ノイズ‥この前あなた達を襲ったノイズの精製陣よ。いつハロルドにが戻ってくるか分からないし、見つかったらノイズをけしかけられるかもしれない」

セレアは確信していた。
禁断ノイズの発生原因は確実にハロルドだと。
あの不真面目な指揮者のことだから、犯人がハロルドならこの件はうやむやにしてしまうかもしれない。

何故なら、お気に入りであるハロルドには甘いから。



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The 4th day

バッジ




「…よし、俺の勝ちだっ!」

「ズルいですよケイタさん!いつの間にマブスラ強くなったんですか?」

スクランブル交差点の一角。
ミッションを待ちながら、ケイタとアオシはマブスラをしていた。

「プッ…約束通り、あと一時間はミッションを待つからな」

「えー‥ちょっとくらいサービスして下さいよ」

「嫌だ」

ケイタが即答すると、アオシブツブツ呟きながらケータイを弄り始めた。
マブスラでケイタが勝ったら一時間ミッションを待ち、アオシが勝ったらケータイに反応するものの調査を始める…という約束だったのだ。

「暇そうだなーアオシ」

しかしこれはケイタにとって一種の賭けでもあった。
元々はケイタだって一時間もミッションを待つ気はなかったのだ。

「あのーケイタさん、お願いがあるんですけど」

「ミッションの待ち時間は短くしないからな」

「…じゃあ、交換条件ならどうです?」

掛かった!
思わずにやけそうになるのを、ケイタは必死に堪えた。
ケイタの目的は、ミッションの待ち時間を短縮する変わりにアオシが何を探しているのかを聞き出すこと。
アオシが待ち時間短縮を持ち掛けてくるかがケイタの賭けだった。

「俺の質問に答えてくれたら調査しても良いぞ」

「…仕方ないですね。何が聞きたいんですか?」

「お前さぁ、何探してんだ?」

「このケータイに反応するもの、って言ったら怒りますよね。まぁ何ていうか…渋谷ジャックですよ」

ケイタの反応を試すように、アオシは薄く笑いながらそう答える。
だが、ケイタの反応はある意味でアオシの予想を上回った。

「…切り裂きジャックとかそっち系?」

「違います!‥そのために渋谷川を探してるんですよ」

渋谷ジャックに渋谷川。
聞き慣れない単語にケイタは首を傾げた。

「さて、今日も調査に行きましょうか。…えーと、探知機によると宇田川町に反応があるみたいですね」

「へー。なら行くか」

「どうせ調査のついでに壁グラでも見に行きたいって魂胆でしょう?」

「うっせーな」

二人は並んで宇田川町へと歩き出す。
しかし、千鳥足会館前で予想外の足止めを喰らうこととなってしまった。

ある意味で死神の職権濫用だが、渋急ヘッズへ向かう道に壁を作られ、強制的に777の問題を解決するはめになったのだ。

「何だよ、その問題って」

「実はな…俺たちのバンドのマイクがなくなったんだ!」

事件が起きたのは昨日の午後2時頃。
777のバンド―デスマーチはモルコでイベントがあり、問題のマイクで観客に歌を披露していた。
その後イベントが終わり解散し、少し目を離した隙にマイクがなくなっていたらしい。

「…大丈夫ですかね?彼ら。何かかなりギクシャクしてましたけど」

「さぁな。とにかく早く問題解決して宇田川町行こーぜ」

まずは現場関係者への聞き込みと、現場の確認。
777も含めデスマーチのメンバーそれぞれに話を聞くのも兼ねて、二人はモルコへと来ていた。

「キーワードはBJさんのケータイへの公衆電話からの着信と、スペイン坂に落ちていたテンホーさんのケータイですね」

「あー‥何かそんな話もしてたよな」

「駄目ですよケイタさん、推理はどんな些細なことにも気を配ることが必要なんですから」

そう言いながら、何故かアオシはモルコの電話ボックスの写真を撮っている。
若干引いているような目で、ケイタはアオシに訊ねる。

「…なぁアオシ、何やってんだ?」

「ケータイのバージョンアップの結果ですよ。探知機の他に増えた新しい機能、過去の写真を撮れるカメラです」

「ま、マジでか…」

ほら‥とアオシに撮った写真を見せられると、この事件の決定的証拠が映っていた。

「まぁ1日3枚しか撮れないのが難点ですけどね。…証拠も出たことだし、後は聞き込みで裏付けしましょうか」




その後、二人は証拠を提示しならがら推理を披露して問題を解決した。
結論から言うと、犯人はハロルドのようだ。
マイクはハロルドの作るガラクタの山―本人曰くオブジェの中にあるようで、デスマーチのメンバーが探しに行くということで事件は終わった。


そして無事に壁が開放された渋急ヘッズへと二人は向かった。
だが、またしてもそこで足止めを喰らってしまう。
次の足止めの原因は、サラが二人に襲い掛かってきたことだった。

「見つけたぞ」

「サラ‥」

「今日こそぶっ潰してやるからな!」


はしる雷撃から、火花が散った。
だが、それを目視する暇もなく視界が歪んでいく。

「く…っやめろよサラ!」

昨日と同じく防戦一方のままで、体力の限界の近づいたケイタが叫ぶ。


「本気だせよ!温すぎなんだよお前らは!!」


再び視界が歪むと同時に、サラの姿が掻き消える。
渋急ヘッズに戻ると、ケイタのすぐ横でアオシは息を切らしてゼイゼイと苦しそうに呼吸をしていた。

「危な、かった‥です、ね」

「…目がマジだったもんな」

「サラさんに、嫌われるようなことしましたっけ…?」

そのとき、へなへなと地面にしゃがみ込んだアオシが小さく息を飲んだ。
そしてケイタになにかを差し出した。

「これ、サラのケータイのストラップじゃん」

「サラさんが捨てたのか、落としたのかは微妙ですね」


【Over the Edge 〜境界を越えろ〜】

【Get the Badge】


「…CATデザインの『レッドスカルバッジ』、ですか」

二人がぼんやりとしていると、近くにあったスクリーンからCMが流れ始める。
それは、昨日も見た赤いバッジ―レッドスカルバッジのCMだった。

「参加者バッジに似てますよね」

「確かにな。でも、参加者バッジって死神が作ってんだろ?ゲームの運営してんだから」

「違いますよ。あれはコンポーザーが作って管理しているんです」

「へぇ…。確か渋谷を管理してるヤツだっけ、コンポーザーって」

ケイタは参加者バッジとレッドスカルバッジを見比べる。
色違いだが全く同じデザインの二つのバッジ。
絵柄に1ミリのズレもないなんて、そんな偶然はあるだろうか?

もしかしたら、この二つは同一人物が作ったのではないか。

「そう。だからこのゲームはコンポーザーのゲームなんです。あくまで運営は死神ですけどね」

「悪趣味でサイテー野郎だな。てかむしろ頭イカれてるだろ、コンポーザーって」

今にも潰しそうな勢いで、ケイタは参加者バッジを握り締める。
ケイタの険しい表情を見て、アオシは苦笑いを浮かべた。

「CATコンポーザーじゃないと良いですね」

「な、何で…」


「普通そこで疑いません?参加者バッジと同じデザインのバッジを作った人物…CATがコンポーザーじゃないかって」


ケイタは目を見開いた。
アオシの言葉は間違っていない。
だが、悪趣味で最低で頭のイカれてる野郎…と自分でそう言った人物と尊敬するCATが同じだなんて信じたくない。


「さて、そろそろ宇田川町にいきましょうか。ずっとここにいても仕方ないですからね」


アオシは立ち上がると、さっさと宇田川町へと歩き出す。
心臓がヤケに激しく脈打つのを感じながら、ケイタもその後に続いた。



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し、知らなかった…!






carpe diemが納得いくように書けないので資料的なものを色々ググったり、すばせかをやり直してます。

それでちょっとした発見がありました。

知識不足が恥ずかしいので、次のページに。

…恥ずかしいなら書かなくて良いって?
だって誰かに話したかったんだもん!!(ちょ
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ふと思った






最近ブログこまめに更新してねーな、と。

それと、
またいつかカラオケ行きたい。

…「いつか」って辺りがかなりアバウトだけどね。

皆殺しのメロディ歌いたい。

いつものメンバーで行って、
「バカ」って合いの手入れてほしい。


そんなことを思った。
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The 3rd day

ストリートを漂流




3日目の朝。
今日もケイタはスクランブルで目を覚ました。
少し離れたところを見ると、今日もアオシは誰かと電話をしている。

「…はい、今日こそ行きますよ。だから準備をお願いしますね」

はぁ…今日も電話してる。
相手は昨日と同じヤツなのか?
疑問は尽きないがそれは一旦置き、ケイタはミッションに意識を向ける。

「ミッション、まだなのか?」

ケイタはケータイを見つめながら呟いた。
起きてからしばらく経つが、一向にミッションが届かないのだ。

「ねぇケイタさん」

おかしいとケイタが思い始めた頃、アオシがヤケに笑顔で話し掛けてきた。
そして、何か企んでるのか?…と疑ってしまう自分に腹を立てた。

「今日は私の用事に付き合ってくれますよね?昨日は結局自由時間をくれなかったんですから」

「…………」

「丁度まだミッションも出てないですし、構わないでしょう?」

「昨日も言ったろ?自由時間はミッションの後だ。てかそろそろミッションが…」

―狂おしいくらいに慣れた唇が溶け合うほどに ボクはキミのVanilla♪

「きたみたいですね」

コイツの着メロって…と呆れるケイタに構わず、アオシはミッションの内容を読み上げる。
だが、本人が曲を気に入っているのでケイタは何も言えない。

「『キャットストリートに向かえ。制限時間は15分』…ですって」

「15分!?そんなんであんな遠くまで行けるかよ!」

「はぁ…急いだ方が良いみたいですね」

慌てて走り出すケイタは気づいていなかった。
自分のケータイにはミッションが届いていないこと。
珍しくアオシが意欲的なこと。
そして、走りながらアオシがほくそ笑んでいたことに。


「ぁ…はぁ‥っ着いた!」


結局、ケイタはキャットストリートに着くまでそれらに気付かなかった。
キャットストリートに着いてもタイマーの消える痛みがないことで、ようやく気がついたのだ。

「…っ騙したのか?」

「まぁ、こんなに上手くいくとは思いませんでしたけど」

「ふざけんな!!」

「良いじゃないですか。ミッションはまだ出てないんですから」

あ、この店ですよ。
そう言うとアオシは呑気にとある店へと入っていった。
一応ケイタもその後をついて行く。

「リオさーん、いますかー?」

「待ってましたよアオシ」

二人が入った店は小さな喫茶店だった。
アオシの声にカウンターから答えたのは、何とリオだった。

「リオさん!?」

「イヤホン君、またゲームに参加してるんですか?」

「…はい。そのせいで、アミがエントリー料に取られたんです」

「あのお嬢さんですか…。何て言うか気の毒ですね、イヤホン君」

どーいう意味ですか、とケイタはリオに食い付こうとした。
だかその前に、二人の話を聞いていたアオシが会話に加わってくる。

「ケイタさんもリオさんと知り合いなんですか?」

「ああ。前のゲームで色々と助けてもらったんだ」

「へぇ…リオさんが人助けなんて意外ですねぇ」

アオシが冷やかすように笑うと、リオは顔をしかめた。
どうやらアオシはケイタよりリオと親しいらしい。
だから、UGと死神のゲームについて詳しかったのか…。
ケイタは今まで抱いていたアオシへの疑いが晴れていくような気がした。

「…じゃあリオさん、早速ですけどアレをお願いします」

「気が早いですね。ほらケータイ貸しなさい。あ、イヤホン君もですよ?」

「何すんですか?」

「ケータイのバージョンアップです。少し待ってて下さいね」

リオがそう言って店の奥へ向かうと、アオシは暇そうに店の長椅子に寝転がった。
相当この店に慣れているのだろうか。

「ふわぁ…前もって連絡はしておきましたから、すぐ終わると思いますよ」

「じゃ、じゃあお前が電話してた相手って…」

「リオさんですよ」

その言葉を聞き、ホッとしたケイタは溜め息を吐く。
そして、アオシと向かい合うように椅子に腰を降ろした。





「お待たせしました」

「ありがとうございます。これでやっと探しに行けますよ」

数分後。
店の奥から戻ってきたリオは二人にケータイを返した。

「探すって何を?」

「見つかってからのお楽しみ、ですよ。ケイタさん」

二人はリオに礼を言うと、表に出てケータイの新機能を起動してみた。
アオシ曰く、これは何かの探知機らしい。

「うーん…ここは反応が薄いみたいですね。違う場所に行ってみましょうか」

アオシはブツブツと呟きながら一人で先に進んで行く。
こうなるとアオシは止まらないので、ケイタはとりあえずアオシの後をついて行った。

そして二人は探知機の反応を見ながら、キャットストリートからトワレコまで戻ってきた。
その時、二人の頭上から声が降ってきた。


「やっと見つけたぞケイタ…ってアオシもいるのかよ!」


上を見上げると、背中に生えた翼で空を飛んでいるサラの姿が見えた。

「はぁ…悪ぃけど、お前らをぶっ潰さなきゃならねぇんだ。覚悟してくれ」

「え、ちょ、サラさん…死神になったんですか?」

「ああ。ついでに、お前らを消すのが任務だ」

そしてサラは有無を言わさずに二人をノイズの次元へと引きずり込む。
ノイズを使って二人を消そうとしているわけではないが、サイキックが使えるために戦いやすいのだ。

「や、やめろよサラ…っ!」

返事の変わりに、鋭い雷撃がケイタへと飛んでくる。
だが自分達を襲ってくる死神とはいえ、親友であるサラに攻撃は出来ない。
ケイタは一方的に防戦を強いられる形となる。

「ぅあぁああっ!!」

腕にはしる痺れるような痛みに、ケイタは声を上げた。
防御しきれなかった攻撃が、腕をかすったのだ。
だがその時、まるでケイタの声が合図だったかのように視界が歪む。

「ケイタさん!サラさん!」

ケイタはあっという間にノイズの次元からトワレコへと戻ってきていた。

「…んだよ、攻撃してこいよお前ら!つまんねーから今日はここまでにしておいてやるけど、次会ったら消してやるからな!」

二人に向かってそう怒鳴ると、サラは姿を消した。
本当に死神…敵になってしまったのだろうか。

「死神に‥しかもサラさんに攻撃されるなんて思ってませんでしたよ」

「アイツ、どーして…」

「少しは躊躇ってましたけど、サラさんは本気でしたよね」

二人はお互い暗い表情で顔を見合わせた。

「ここに突っ立ってても仕方ないですし、行きましょうか」

そして、二人は重い足取りで歩き出した。



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やっと書けたorz






2日も休んでしまったIWWパロ、carpe diem。
色々詰まってましたorz

パロディなんだから元ネタあるじゃん、とは言わないで下さい…(泣

&家族旅行と部活と二者面談とか忙しかった。
言い訳みたいだけど。

でもIWWパロのアミのイラスト描いてみた。
アナザーデイでグリーンになる予定も考慮して、全体的に緑っぽい配色。




でもただ緑系を使っただけなので汚いし、後で書き直しますけどね。
ボツverみたいな。
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The 2nd day

死神




ケイタにとっては2回目のゲームの2日目の朝も、スクランブルから始まった。
だが何故か、パートナーであるアオシが見当たらない。

「あれ…?」

ケイタがキョロキョロと周囲を見回すと、少し離れたところにアオシの姿を見つけた。
アオシはケータイを片手に口を動かしていて、誰かと電話をしているようだ。

「それで、あの件はどうなったんです?…あ、もう来たんですか」

「アオシ、誰と電話してんだ‥?」

「スクランブル……エリア封鎖…じゃあ、制限時間は‥」

アオシが誰かと話している断片的な言葉は、全く意味が分からない。
スキャンでもしてみるか?…とついケイタは悪い誘惑に駆られた。
もしかしたら昨日アオシをスキャンできたことについても分かるかも知れない、と自分に都合の良い理屈を考えながら。

「悪ぃな」

アオシをスキャンすると、昨日と同じく「…………」と無言の思考が見えた。
それと同時にまた映像がケイタに流れ込む。



あそこは宇田川町。
四人でよく行った場所だ。
あの奥にはCATの壁グラがあって、そこで………。

ポトリ、と小さな音がする。

仰向けに横たわるケイタの腹の上に、参加者バッジが落とされた。
そこで映像が途切れ、ケイタの意識は暗転する。



「何で俺、宇田川町で倒れてんだ?…てかあれ、アオシの思考なのか?」

さっぱり分かんねー、とケイタは痛む頭を擦る。
宇田川町で倒れた記憶なんてない。
覚えていない。

「おい、まさか…」

ケイタの頭に、あることが閃いた。
だが、ケイタの思考を遮るように着メロが鳴り響く。
電話が終わったらしいアオシが振り向いた。

「ミッションですか?」

「…あぁ、そーみたいだな」

「ねぇケイタさん、提案があるんです」

メールボックスを開こうとしたケイタの指が止まった。
ミッション、無視しちゃいましょうよ。
アオシはニヤニヤと笑いながらそう言った。

「何言ってんだよ!ミッション解かなきゃ消滅だぞ!?」

「どうしても行きたい所があるんです。ミッションは他の参加者に任せておきましょう」

「んなことできるか!俺は絶対ゲームに勝たなきゃならねーんだよ!!」

「…随分必死なんですね」

あからさまに焦るケイタを見て、アオシはきょとんとした表情をした。
アオシの表情の変化に気を留めずにケイタは続ける。

「このゲーム、アミの命がかかってるんだ」

その言葉を聞き、アオシの眉がピクリとつり上がった。





2日前。
ケイタの一回目のゲームが終了した直後。

「ここ、どこだ?」

「…っここ、」

眩しい光に包まれ、二人は一瞬で首都高からどこかへ移動した。
だが、それがどこなのかケイタには分からない。

「アミとケイタか?」

「サラ!!」

一人で何勝手に動いたワケ?
ねぇ、どこに行ってたの?
アミが口を開くよりも早く、誰かが口を開いた。
三人ではない誰かが。

「話は一旦そこまでにしてくれるかな。生き返ってから続きを話しても構わないから」

そこに現れたのは死神のゲームの指揮者、セドだった。
セドはニヤリと嫌な笑みで三人に笑いかける。

「とりあえずおめでとう、君たちはゲームの勝者だ。楽しかったかい?」

「テメーは…」

「勝者である君たちの今後はコンポーザーの採択で決まるんだ。まず、今回生き返ることのできる人数は…一人」

その言葉で、三人の表情は暗いものとなった。
誰だ?
嘘だろ?
どうして?
まるで疑心暗鬼に陥ったように、疑問は一気に心に広がる。

「これはコンポーザーが決定した事項。どんな事情でも覆ることはないよ」

「…別に構わねぇ」

サラは小声で言うと、セドへ向かって一歩踏み出す。

「俺は生き返らない。お前、見た感じ死神だろ?…俺を死神にしてくれ」

「…良いよ、面白いじゃないか。是非とも歓迎するよ」

「ちょ、サラ‥っ」

セドの言葉と共に、サラの背中に死神の証とも言える翼が生える。
そして、すぐにサラの姿は掻き消えた。

「涙のお別れはまだ続くよ。今回の審査で生き返るのは立花阿実ちゃん、君だ」

「ぁ‥私、」

「…じゃあ、余った俺は?」

「生き返りたいなら、またゲームに参加すれば良い。もう疲れたなら消滅しても良い。‥勿論、さっきの子みたいに死神になっても良いよ」

セドの言葉を聞いて、ケイタは小さく溜め息を吐いた。
それから、どこかすっきりしたような表情でアミに笑顔を向ける。

「丁度いーんじゃね?依存心で悩んでたんだし、良いチャンスだろ。依存しねーためのリハビリだよ、リハビリ」

「でもケイタ…」

「お前がRGで待ってるなら、少しは張り合いあるだろ」


「…ありがとケイタ。私が待ちくたびれる前に、ちゃんと帰ってきてよ?」


アミの体は白い光に包まれ、上空に浮かび上がるように消えた。
その様子を見届けると、ケイタはセドに向き直る。

「君はどうする?もう一度ゲームに参加するかい?」

「ああ」

「なら次のゲームを始める前に、徴収したエントリー料である“記憶”を返却しないと」

セドがケイタに向かって手をかざすと、ケイタの頭に激痛が走った。
頭に流れ込んでくる記憶にフラフラしながら、ケイタはある違和感に気付いた。

「おいテメー…俺の記憶、全部返せよ!」

「ん?」



「死に際の記憶がねーんだよ!」


宇田川町。
四人でよく遊びに行った場所。
あの日は現地集合だったから、少し早めに行って壁グラを眺めてた。

アイツら遅ぇな…。

壁グラ前で待ちぼうけしているところで、ケイタの記憶は途切れていた。
その後の記憶は、ゲームの1日目の記憶へと続いている。

「…面白い話だね。でも、俺はあくまでエントリー料として預かった分は全部返したよ」

「でも、」

「つまり、君の中には元から死に際の記憶がなかった‥ってことだよ」

ケイタは言葉に詰まった。
セドの言葉はそのままの意味で、訊いても明確な答えは返ってこないだろうから。

「さて、じゃあ次のゲームの話をしようか。君の新しいエントリー料は…」

「また記憶か?」

「もう徴収してあるよ」

セドは意味深にニヤリと唇を歪ませた。
ケイタの表情に疑問や焦りが浮かび出すまで間を置いてから、ようやく言葉を続ける。


「立花阿実ちゃん。彼女が君のエントリー料だ」





ケイタの話を聞いていたアオシは渋い表情をしていた。
まるで何かを考え込んでいるように。

「俺がアミを巻き込んだんだ。だから、アミのためにも絶対勝たなきゃならねー」

「…そうですか」

「は?「そうですか」ってなんだよ!アミがかかってんだぞ!?」

「ケイタさん、アミさんのことが好きだったんですね」

ケイタが耳まで真っ赤に染まるのを見て、アオシは笑う。
そして、仕方ないですね…と呟いた。

「とりあえずミッションを片付けたら、その後は私の自由時間にする。これならどうです?…一つ貸しですけど」

「‥‥仕方ねーな」

交渉成立ですね、とアオシは少し嬉しそうにメールボックスを開いた。



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ヤ バ い w w w






家族揃って数十分前に話してた話の内容ぶっ飛んだwww

あれ、何話してたっけ?

何で話が100均に飛んだんだ!?(オロオロ
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プロフィール
立花さんのプロフィール
性 別 女性
年 齢 29
誕生日 10月30日
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病み・黒歴史は私の誕生日4桁
王国心夢は異端の印を4回連続

夢主の名前は基本的にアミで固定です
ごめんなさい