この秋東京のお台場でイベントをして、放送局時代の先輩にお世話になったのだけど、この人がめちゃくちゃに頭がよく、メール等でのやりとりもスマートで非常にお手本になるような人です。
こちらの意図するところを瞬間的に理解し、常に嘘が無く誠実で、しかも行動が早いので仕事も能率的である。

全く私には欠けている所だらけ。

また、今日長年の友人と久し振りにゆっくり話す機会があったのでいろいろ情報交換。
この人は無残なほどのIT音痴なのにも関わらず、情報獲得意欲がすごいので、技術的な知識とか全く無いままで、言わば「力ワザ」でIT機器を使いこなしている。

でも今日、会ったとき、10冊ぐらい最新のIT系ガイドブックを持っていて、年末年始に読破してモノにするのだと言っていました。
そう、もう彼は力ワザでねじ伏せて使いこなすIT音痴などではなく、知識を獲得してちゃんと論理的に活用しようとしているのでした。

いやあすごいその勉強する気持ちが。
これもまた私に欠けている所である。

人に会うことは刺激を得ることであり、その人を通して知らないものを見聞きしたり自分の正誤を確認したり、時には不足している部分を補ってもらえたりする。

元々あまり人に会うのが得意ではなく、だが私が従事している仕事は人との関わりが絶対に不可欠であり、そのギャップの中で私は自己鍛錬してきたという気がします。

もし許されるならば・・・24時間インドア生活をしてテレビとビデオとゲームとネットだけを友に、死ぬまで暮らしたい!みたいなことを考えることもある「隠れ引きこもり」「隠れオタク」な私です。

そんな私が、1年中打合せだ取材だ撮影だと日本中を転々と出張し、また私生活でもスポーツなんか止められたことはあってもやったことも無いのにスポーツクラブの理事になって遠征に同行するとか、
家が有っても無いような難民キャンプみたいな生活をしているとは、本当に人生とは不思議だ。

でもそういう生活をしていると、いかに最小の装備で(例えば携帯だけで)どこにいても同じ作業が出来るように環境を構築するか、とかー、デスクトップのPCが無くても必要な情報をクラウド格納して引き出す仕組みとかを本気で作らないと生きていけなくなる。

広報日記などもその産物なのですが・・・(苦笑)

世の中の流れは速くて、自分はまだどこまでついていけているか分からないのですが、私の本業は「自分の脳内の考えを商品化する」ことなので(企画)、それをいかにわかりやすく表現するかの媒体は不可欠。そして媒体を操れないと自分の脳内構想を表現できないので商売にならず生きていけない。

その部分で自分の本来の気質と今の本業がマッチングしてるのだなあと思います。
先輩や友人は明るく元気で華やかなのに、私はどうも根暗だ!!
この業界の人々はスマートにソツなく何事もこなして、まるで知らないことがないような雰囲気であるけれど、自分は常に必死に学んでいないと今の状況をキープできない。
それ以前に今更聞けないようなことも知らなかったりする。

今広報日記2011をちょろちょろ作っているんですが・・・・
人に会うと刺激を受けるなあ!
広報日記のお陰でいろいろな人と繋がっているという実感もある。

ありがとう。