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魂とはなんぞや



どうもドルチェです

昨日は下記事のアイディアが調子良かったので

深夜までかけてノートに綴りました






私は高校生です

勉強に友達に恋に就職に

友達と語る話題は
それこそ腐る程あるでしょう

しかし私は今日


今までの高校生で一番充実したと言っても過言ではないくらいの

会話をしました



相手は同じ吹奏楽部でトランペット


何が発端か忘れましたが

「魂」について話したのです





魂とはなにか

死んだら自分はどうなるのか

霊魂と魂の違いはなにか

魂は死後どうなるのか



話し始めたらキリがないほどの疑問に仮説


「高校生なのに」
と思われ 疎遠的になっていた話題

いつかは語り合いたいと思った話題

それを今日
共有出来たのです



嬉しい反面

魂への疑問 仮説は増え

人類がそれを問う理由さえも疑問に



自分達は

ちっぽけな存在かも知れない

というかちっぽけな存在なのだ

だがその「一」あっての「全」だ


自分達は自分達をどう考えるべきか

またその考えをどうするべきか





人類の

いや全てにとっての永遠の疑問の1つ


答えがないからと言って挫折するものでなく

その挫折を乗り越えて得るものを答えへと導く事が大切だと思う








さぁ

テスト勉強頑張ろう

物語を書いてみようかなU



カサカサ



ガサガサ




…またこの音だ…

最近はこれは夢だと分かる夢を見る


ただ
いつものように真っ暗な事は変わらない




カサカサ


ガサガサ


ガヤガヤ




人の話し声は以前も聞こえた


だが今回は違った



ペチャクチャ

ガヤガヤ

ザワザワ


前に聞いたこえは

私を手術している時の

医者の緊迫した声



今聞こえる声は


なにか


楽しそうに聞こえた








「目…ですか?」

「そうだ」


そんな夢を見てから

私は目が欲しいと思った



私は薄緑色の液体に入った脳

それに繋がっている幾つもの管が

私の思考を声にする

あるのは暗闇だけ

尤も

薄緑色の液体と言うのも

唯一の話し相手であるこいつから訊いたのだ






「いけません」

私は事故で四肢を失い
私に合う輸血が無く今に至る


痛みも光も
振動さえも伝わらない

この姿は

ただ嬉しさ
悲しさ
怒りなどの
感情しかないのだ


ただこうなってからは

嬉しさなど遠い昔のようだ




「あなたの状態は話した筈です 今自分を見れば絶望し 生きる気力を失うでしょう」

「私の状態などどうでもいい 外がみたいのだ」

「何故だ」
私は声を荒げたつもりだったが
装置にはその機能は付いていないらしい

「では逆に質問します 外を見てどうするつもりですか」


「…娯楽があってもいいだろう」

「音楽なら聴かせてあげます」

「分からず屋」

こうなってから
娯楽と言えば夢を見るか考えるかだった
尤も
データ採取だと言って
考えていることさえそいつに知られ
記録されている

「分からず屋で結構です」

良い気分はしないが
苦しくも
そいつあっての私なのだ


懐かしい
ポップスの曲が流れた


「…考える時間を下さい」

「は?」


「目 です 出来る限り努力をします その間 待っていて下さい せめて 明日までは」


その曲が終わりに近付いて来た時

私は1日を計る唯一の方法である
眠りに


深い眠りに

落ちていった



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