ここ半年くらい飲み物は水とお茶しか飲んでなかったのに、いきなりリプトンのミルクティーとか一気飲みしたからかしら!?
そんなことってあり得る!?
エルシー
裏切り裏切られるのが人間なら、それが人生なら、人間とはなんと浅ましいんでしょう。
こんばんは、エルシーです。
結婚するって言ってたのに、別れを告げられたらしい。
お嬢様のお耳汚しになるから詳しくは書けないのだけれど、書くのもうんざりするような男で、それでも可愛いエルシーのお友達である彼女はマダマダたまらなくスキなのですって。
不可思議ねぇ、人間て。
彼女、馬鹿は馬鹿でもそんなタイプではなかったような気がするのだけれど。
それにしても、電話越し、という離れた位置から眺めてみれば少し羨ましくもある。
あんなにわんわん泣いて、そんなに夢中になって、そんなら行き着く所まで行けば良いじゃんとか思ってしまう。
人生、そんだけ何かに熱中できることって早々なかろうに。
避妊だけはしときなよって一応言ってみたけど無駄なのは分かってる。
んー。ね。馬鹿だよね。言ってみたところで無駄なんだろうけどね。
エルシーはずっと友達よ。適度な距離をとっていくけど。
だって関係ないもん。
あんたらの都合で宿されて殺される目にも見えないような命だってさ、集団登校中飲酒運転のトラックに突っ込まれて死んだ両親に愛されてた子供と比べることも出来ないって知っているから。
あー、やだやだ。
んで不思議なのはさぁ、なんでエルシーに電話してくんのかね?
そもそも昔っから大した友達でもなかったし、エルシーみくしぃやらふぇぃすぶっくやらやってないから“繋がり”(←ここ笑うところ)とか皆無だったのに。
エルシーにしか相談できないの、って、それはそのありとあらゆる繋がりが仇になったからじゃないの?と思ってしまう。
なんて自業自得。なんて愚か。
でも可愛いからずっと友達でいてあげる。
元気なときは見向きもしないで、弱ると私に頼る馬鹿な幼馴染。
でも可愛いんだよ。
この気持ち、分かってくれる人いるかな。
ほとんど恋だね、この気持ち。
そしてkawaiiって言葉、本当に便利ね。
オブラートというか摺りガラスみたいね。
大好きよ。
だからひとりで泣くならまた電話しておいで。
エルシー