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これは脅しじゃないの。趣味の悪い冗談だったら、よかったのにね



私と同じ赤を持つ彼女。
でも、私とは正反対の赤の彼女。
その朱は、眩しいくらいに輝いていた。












「……私は、貴女が羨ましいわ」
その綺麗な絹糸のような髪を見つめて、ふと呟く。
そっと一房手にすれば、サラサラと流れていく。

「同じ赤でも、こんなに違うもの。私は、真朱が羨ましい」
「何言ってんの。アキの髪の方が充分綺麗だって。私みたいなサテライト育ちのなんかより、何十倍もさ」
「マーカーがあってもなくても、真朱は真朱よ。その朱は、誰にも真似出来無いわ」

苦笑気味に、すこし照れたように笑う真朱。頬に走る黄色の線を指でなぞると、擽ったそうに目を細める。
そんな仕草でさえも、とても、愛しいと思う。

「それにホラ、こんな眼してたらみんな気味悪がって近寄ってこないし。…まぁ、遊星とかは別なんだろうけどさ」
「そんな事無いわ。貴女の瞳は、宝石みたいだもの。独り占めしたい位に」

そう。誰にも渡したくないし、見せたくもない。
ましてや、遊星や他の男になんて触れさせたくない。私だけの、真朱。







私が見つけた、唯一の宝物。









初めて逢った時から、ずっと惹かれていた。同じ赤なのに、すごく輝いていた。
貴女の朱は、とても暖かい。陽だまりのような、温もりがある気がするの。
私みたいな、冷めきった赤なんかとは正反対の。


「ねぇ、真朱」
「なに、アキ」
「……もう少しだけ、傍にいても、いい?」
「幾らでも。アキの気が済むまでいていいよ」

その笑顔が、言葉が、眼差しが、暖かい。
今まで感じた事の無い、愛しいという想い。
真朱と話す度に、真朱と目が合う度に、その想いは募っていく。





「…真朱、大好きよ」







私から彼女を取らないで。これ以上彼女を追い詰めないで。
唯一見つけた、私の片割れなんだから。














アキちゃあ書いてみたかったw
可愛いなぁアキちゃあw
遊戯王シリーズの中ではダントツ1位だよ彼女。

「ねぇ今何処?」「地球ん中」


最初はゆうせぇw
スタダキレイだやっぱw
せんせぇおはようw
アキ姉ちゃんw
パティって誰だw
クズ共…またかw
アカデミアのお偉いさん変わらんなw


アンティークギアw
スライって誰だw
なんか聞いたことある声w
なんかじょめみてぇw

爆発落ちw
アホラス再びw
エンジンは…w
ジャック・アトラスに免じて…w
遊星贔屓すげぇなw
ホント子供に好かれるなw
クロウの子供好きw
お前着いてきたんかw
かっこよくないっておまw

スタダぁぁぁ!パクる気か!
まさかお前校長かw
ハイトマンって奴かw
ナノーネの初期だなw
アキちゃあww
殴り込みかw

子供…?
遊星ぇぇぇ!
お前着くの早いなw
愚か愚かw
カチンときたぁ!
不必要…まだ慣れないノネw
しゃらくせぇw
かなり強力ってアンティークがなw
勝ち組デッキ…


フレムベルか!(°□°)
アンティークktkr!
複製術か…
アンティークギア三体キタァァァ!
コレも伝説なのかw
でありますwケロロかw
ワンキルっていうかただ手札よかっただけじゃね?

特別授業…受けたいw
気づけよw
エキセントリックw
スタダかコレw
あのヒゲ気になる…
スライのかエキセントリックw
子供の為になら頑張るのなw
何気に繋がってるのなwゾラさんw
スタダ狙われとるw
川原さんんん!?ハイトマン川原さん!
つか制服のアキちゃあ可愛いw
雑賀さんん!!
クロウ遊ばれてるw
提供の遊星ややっぱふつくしw



次クロウでその次アホラスらしいw
奴は働いてなかったようだw

夢の続き、追いかけていた筈、なのに






目を醒ませば、そこにはいつもの光景があればいいのにと。
何度も願ってしまう。







寝苦しさで目を醒ませば、そこに広がるのは見慣れたようで見慣れない天井。
あの頃の少し崩れた、でも居心地のいい家とは違う…小綺麗な部屋。



「……また、あの夢…か」

溜め息を一つ。手で顔を覆って視界を遮っても、何も変わる訳は無く。
裸足で床に足をつければ、その冷たさで現実味が更に増した。







「また眠れないのか、真朱」
「……一体誰のせいだと思ってんのよ、ジャック」

水を飲みにキッチンへ行くと、少し不機嫌そうな(というかこいつはいつも仏頂面だけど)ジャックが立っていた。
気にせずに水をくんで、一気に飲み干した。…少し、喉に滲みた気がした。


「何故、あの時逃げようとしなかった?未だ間に合った筈だ」
「…………」
「お前は「今更、そんな事訊かないでよ。アンタは今の方が満足してるんだから」

背中を向けたまま、動こうとしない私に向かってジャックが問いかける。


……あの時もし、私、が




「私は自分の意思で此処に来たのよ。自分の生きたいように生きるわ」
「ならば何故、あのカードを使わない?この前の時も出せた筈だ」
「別に。あの子を出さなくても勝てる相手に使ったって、意味がないからよ」
「真朱。お前は期待しているんじゃないのか?奴が…遊星が此処に来ることを」




期待、している訳じゃない。だってあの時既に、私自ら絆を経ったのに。




「明日も早いんじゃない?早く寝ないと明日に響くよ」
「っおい真朱!」





その場から立ち去るように私は自室に戻ると後ろ手にドアを閉めた。
そしてそのまま座り込む。




「どうしようもないの。
あの子を出したいのに…出せない。スターダストがいないのに…」

もう、自分でどうしたらいいのか解らない。
あの時の自分が正しかったかなんて解らない。
何故こんな事になってしまったのか解らない。





どうして、涙が出るのか解らない。








「……教えてよ、京介…」





アンタがいなくなってから、みんなバラバラになったんだよ?
いっその事、あの頃に戻れたらって…何度も願ってるのに。
その願いは、全て夢の中に消えるんだ。




「…遊星…遊星なら、何て言ってくれる?」









窓の外の星に尋ねても、返ってこない。
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