旅記【山陰】A


旅記@のつづき!

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ワイナリーを後にして次に向かったのは出雲大社。おお、一生のうちに一度は行ってみたかったんだ……。

ぶっとい注連縄!
これどうやって作るんだろうか……。

出雲大社は縁結びで有名ですね。結んでもらわなくては(そわそわ←
参拝の仕方がちょっと違って面白かったです。どこでも二礼二拍手一礼だと思ってたら「四拍手」なんですよね。何でも縁を結ぶ相手の分も叩くんだそう。へー!

独身はわたしだけなんですんでね、やたらニヨニヨしながら「しっかりお参りしなきゃね〜^^」的なコメントを口々に言われて、まあこんなん容易に予想できたんで

「もちろん●●さんも祈ってくれましたよねわたしのために
「お賽銭奮発してくれましたよねわたしのために
「●●さんの祈りのお力添えがなかった場合わたし一生独身になるんで真剣にお願いしまーす」

とか言っておきました。←責任コロコロ
親心真っ盛りな年代のこういうちょっかいはヘタに受けたり流すと話が妙な方向に広がる恐れがあるんで、斜めな返事して向こうをひるませたうちに逃げるがよろし!←
さらに追いつめてもよろし!←←

で、注連縄に話が戻るんですが。
写真↑の注連縄か別の注連縄か忘れちゃったんですけど、下からお金を投げて注連縄の端に挟まるといいことあり、他の人のお金が降ってくるとよくないことが起こるっていうのがありまして。
下から見るとぶっとい注連縄は藁の密度がギュッとしてましてね。うまく投げればなるほど挟まるわなあと。
挑戦する人たちを遠巻きに見てましたが、他人のコインが雨のように落ちてくる落ちてくる。←
でも一投できれいに注連縄に吸い込まれるのを見た時は歓声(笑)
わたしは勇気と小銭がなくってチャレンジしませんでした。見てるだけ。

代わりにおみくじひいてきました。
バスに戻る道すがらペリペリ広げてみると……あれ、吉とか凶とか書いてない……ミスプリ?←
珍しいなーと思いながら内容を読んだら、あまりにいいこと書いてあって震えた。
このおみくじ、帰りのどこかでなくしてしまって今手元にないんですけどね……orz 残念……すごく、残念……!

覚えてる限りですがおみくじに書かれていた内容は
「信心を怠らなければ何やってもうまくいく」
「ちょっとくらい故障してても実行してOK! いい結果がやってくるよ!」的なことが書いてありました。
項目も

  家 →建てろ!
 結婚→しろ!
  旅 →出ろ!
 出産→産め! etc...

なんだこの「ずっと俺のターン!」と言いたげな結果は……!
何度見てもまさかの全肯定だよ……これを引きあてた自分が恐ろしい……!←

おみくじに恋愛の項目がなかったのはあれですかね。
「縁結びの神さまなんで恋愛は全部うまくいくに決まってますからwww わざわざおみくじなんかに書きませんwww」
みたいな感じでしょうか。
なんという自信……! 頼もしすぎる!!
でもなくしちゃったんでね……しょぼん。

*

次に向かったのが足立美術館。
横山大観のコレクションで有名であるとともに、庭園の美しさでも世界的に有名であります!
窓に額縁をつけてそこから見える景色を「絵」として魅せる部屋もあるくらいです。すごい……すごく……きれいでした。
写真で撮ると褪せそうでシャッターきれなかった。隙のないくらい手入れ行き届いてて美しい……。これはどの季節に見ても堪能できる。
こういうのに感動すると自分は日本人だなと思う。

展示も美人画やってて、この作品から立ち上る色気はどう表現したら出るのかと食い入るように見てました。ハッと目がいく妖艶さ……雰囲気とか仕草とか……もっと眺めたかったじっくり。
童画もすごくやさしくて可愛いかった……!
今回どこの観光も時間おしててゆっくり見れてないんだけど、美術館を1時間未満で回れって無理があるだろー! と心ん中で叫びながら泣く泣く早足でした。最低2時間は欲しいよね……欲しかったな。

気に入った絵が何枚かあって、せめてポストカード買おうかなと思ったんですが途中の売店にはセット販売のしかなくて……いや欲しいのだけでいいんだけど……と迷った末に買わなかったんですよ。その先にまた違う売店があってバラ売りしてて、あの時買わなくて良かったー(゜Д゜;)! といそいそと物色。
気に入った作品のもの全部ゲットしました(ほくほく)

そんなこんなしてるうちに集合時間がすぐそこまできてることに気付いて、ゆっくり見たいんだけど! 見たいんだけどー!!(血涙) と、もう展示品見る余裕なく駆け足。

しかし、広い。

順路通りに進んでるのに出口が見えない……え、もしかして迷子?
いやいや、ここで遅れたら待ってる皆さんに申し訳ない……出口出口……出口どこー!?←
順路通りに行ったら階段を下りたすぐにエレベーターに乗って元の階に戻るっていう謎なこてさせられて「??(゜д゜)??」ってなってるうちになんとか外に出られました。良かった……。
でもそこから駐車場のバスまでが遠くって「ぎゃーあと5分しかないー!!」とあたふたしながら小走り。
ギリギリ間に合いました。
ぶっちゃけ途中でまだのんびりお土産物色してる人たちを見かけて安心した。←

間に合わなかった人たちをちょっと待って(……)バスはホテルへ向かいました。

続く。