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落乱小話(五年)

「雷蔵ー。」
「ああ・・・はい、これ。」
「おー、ありがとー。」
「三郎ー。」
「あ〜、明日は私委員会だから。」
「ん、わかった。」


そんな双忍の会話を聞いていた竹谷と兵助。
思い切り訝しげな表情で、目を瞬かせている。

その二人の様子に気付いたのか、雷蔵が首を傾げた。


「?どうしたの、二人とも。」


彼の問いに、何とも言えぬ面持ちで二人が口を開く。


「・・・・・・お前ら。」
「何で相手の言おうとしてる事わかんの?」


すると、双忍から返ってきたのは。


「「・・・え、わかんないの?」」


互いの事はわかって当然、とでも言わんばかりの彼らの答えに、竹谷と兵助は引きつり笑いを浮かべた。




常に以心伝心。
(長年一緒にいるからね。)






双忍初めて書いた!五年は仲良しカルテットな感じで。
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