色を忘れた野良猫の戯言

すき

スキ

君が好き

大好き




でも、僕の好きだけ
空回りカラカラ廻る

君の元へ届く前に
薄汚れてしまう


嫉妬

執着

嫌悪

孤独

羨望

独占

枯渇

疑心

脆弱

静寂

安堵

恐怖



色々侵されて

君に届けたい想いと
対極の行動をとってしまう


ずっとずっと
私は君の一番で居たい

君の唯一で在りたい


どんな君でも私は
嫌いになんてなれない





好き、なのに

なんで


上手くいかないかなぁ…



好きなのに
声聴きたいのに

聴いてしまったら
痛くて泣きそうだ


君の事を想うだけで
涙が止まらないんだ


暗闇の中に一人
置いてかれてるみたいで

とっても怖いんだ


君が離れてくのが
私は怖い…

ｱﾀｼは現在

ｱﾅﾀに必要として
もらえてますか？


ｱﾀｼには、今

ｱﾅﾀが傍に居るのか
解らないです


ここ最近ずっと
なんだか寒いんです


ｱﾅﾀは灰色の水の中から
ｱﾀｼを掬ってくれますか？

濁った水の中から
見上げた夜空は

キラキラと星が
魅力的に煌めいていて

沈んだｱﾀｼには




少し

遠く、感じます