色を忘れた野良猫の戯言

ｱﾀｼは昔から

自分も含め、他人への
興味も関心も薄いんだ

.

ｱﾀｼは言葉も文章も苦手だ

自分の考えや感じたことを
人に伝えるのも苦手だ


自分の中ですら
何もまとまらない


何かを伝えたくても
何も言えない



大丈夫そうじゃないのに
大丈夫？と聞くような事もしない

むしろ出来ない



常にふわふわ

其処に居るのか居ないのか
曖昧な空気のよう



自分に絡み付く糸を
全て切り落としたら

自力で立てないｱﾀｼはきっと
崩れ落ち無様に横たわり

遠い空を嫌うのかな

お昼に起きたとき

何故か脳内が
軽くパニクってた

別に何もなかったし
変な夢もみてない


…というか寝起き後
数分間の記憶が曖昧


なんなんだろう

あー…



合い鍵があったって

鍵穴を隠されたら
開けれないじゃないか


どんな気持ちで
どんな状態で
どんな環境なのか

私は知りたい


でも、私じゃあ
まだまだ足りない



浅く、遠い


まだ見つけられない





私の手を掴んで
引こうとするのに


私が伸ばす手は
見つめてるだけなんて

少し狡いよ…



でも、止めない

絶対に掴んでみせる