スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。


早く





早く










僕が僕で在る為に



固くて薄い殻を

脱ぎ捨てたい


自分だけの色彩の翼で



蒼く、広い空を

自由に飛び回りたい


みんなと違う姿でも構わない



少しくらい違った方が


きっと色んな空を見れる

そんな気がするから





早く


自分の翼がほしい

サカナ


…そうだ


きちんと住み分けされてるんだから

僕が無理して浅瀬で
泳ぐ必要なんて無かったんだよ


群れをなす小魚達に誘われて

深く冷たい水底から
明るい日の当たる海面を目指し

泳ぐのに意味なんて無いんだ


慣れない浮力に身体を掬われ

水圧で押し潰され収縮していた
浮き袋が膨張し内側から圧迫され

日差しに肌は焼け焦がれ

目は眩しすぎる太陽に
光を奪われ本当の暗闇を知る


そんな思いをしてまで

キラキラと輝く鮮やかな魚の群れに


アタシは混ざりたくは無い


「 」


薄汚れた灰色の世界に

耳を塞いで独り蹲る


この街には

雑音と虚実が渦巻いている


犇めき擦れ違う人の群れ

誰もが本音を隠し

笑いながら平気で

想ってもない嘘を吐いてるのだろう


自分を偽り周りも偽り

温もりも優しさも偽物だらけ


だけど、嘘を吐くのが

下手くそな僕には

この世界は辛くて

哀しい程生き苦しいんだ


生きる価値なんて要らないけど

存在を認められたいから

生きる為の理由が一つでも欲しかった


死にたいだなんて想ってないけれど

誰も僕を視てくれないから

何の為に生きてるのか解らない


僕は此処に居るよと

咽を枯らし叫んでも

叫んでも…


心の無い言葉ばかりを振り撒き

気付かない振りをして

通り過ぎていく


呼吸も儘ならない僕は

息を殺し泣ながら


言葉という名の絲に

括られ縛られ

心の自由を亡くす


何時しか絲は鎖へと変わり

ギリギリと全てを締め上げて

壊れた心は

錆び付いたはりぼてに変り


届かない声は

藍色の夜空に、消えた




日常


なんだかんだで、


彼氏と別れてからの方が
毎日が充実してるっていう事実


少し寂しくはあるけど

時間と心に余裕が出来た


自分の為に時間を使える事が
ここ数年、あまり無かったから

わりと楽しい…かな





別に急がなくて良いよね


少しずつ

自分のペースに慣らして

歩ければいい

隙間風


半端に空いた穴の所為で

心の奥が肌寒い…




泣くに泣けない

僕は結果的に
嫌われる方を選んだから

好きになってもらう事を諦めた


自分の気持ちを意識する事を
考える事から逃げました



たぶん、呑む時に

沢山泣いてしまうと思う
グチャグチャな顔して(苦笑)


強がり虚勢をはることしか出来ない

報われない想いを
ずっと抱えるのは辛過ぎるから



僕はそれを全て幻とした

全ての事が夢であれば
君との記憶もただの幻になるから


前の記事へ 次の記事へ