色を忘れた野良猫の戯言

尋問してきたのが
違う人で

場所もちゃんと移動して
目を見て聞かれてたら


ｱﾀｼはあった事を
多少渋々ながらも

ちゃんと話したんだろうな



他人と慣れるのに
必要以上に時間がかかるから

距離感を間違えて
踏み込まれると

本能的に警戒してしまう


好きとか嫌いとかではなく

これは時間でしか
解決出来ないから仕方ない



他人によって

踏み入れて良い部屋と
叩いてはいけない扉がある


鍵もないのに
無理に開けようとしても

下手すりゃﾄﾞｱﾉﾌﾞが壊れて
一生開かなくなったりもする


だから距離感はとても大事



変に逃げ場をなくしたら
ｱﾀｼは諦める事を選ぶ

馬鹿だけど考える
頭がないほど愚かでもない


ただ、選ぶのはｱﾀｼだ



誰が相手であろうと


伝えたい相手と

伝えるのを
遠慮したい相手がいる



先を急げば

ｱﾀｼは扉の鍵を
渡すことはないよ

お世辞とかではなく
本気で言ってるのだろうけど

『可愛い』って言われると
反応つか…対応に困るかな;


嫌ではないんだけどねー

小さい頃からあまり
言われ慣れてないから、ね


あと、はじめのうちに
変に良いｲﾒｰｼﾞ持たれるのも

結構困る(苦笑)


中身を露呈する前に
表面をｶﾞﾁｶﾞﾁに固められると

覆われた膜を自分で
剥がせなくなっちゃうんですよね


戸惑ってる間も膜は
少しずつ厚く塗り固められるし




なんかねー


『貴女はこういう感じの娘なんだから
そういう風に振る舞わなきゃ駄目!』

て、勝手に感じてしまうのですよ


別に押し付けられてるわけでも
強制されてるわけでもないのに


時々、笑い方ぎこちないしね



女の子用の誉め言葉が
単純に苦手なんかな？


わからん

てかね、何故ｱﾀｼ
あんな事されたん？

というか何故彼方さんも
あの空間で手を出した？


なんで??


ｱﾀｼ、本気で嫌な事以外は
基本『減らなきゃ何されても良い』
て考えだけど…


周りの空気察しろよ

ｱﾀｼ終始心臓ﾋﾞｸﾋﾞｸだったんだから(泣)

凛翔×(酒＋水＋ｼﾞｭｰｽ)＝濡れ鼠www

ﾏｼﾞで楽しかった
ﾃﾝｼｮﾝ上がりすぎて寒さ感じなかった

何してたかもあまり覚えてないww



ただねー

ｱﾚは駄目ですね


ちょいちょい流されてしまう
僕も駄目ですが

あまり抵抗がないからと
調子づいてしまうのもよろしくない


何度か止めさせたんだけどねー


『嫌？』とか
『嫌い？』とか聞かれてもね、

嫌ではないし
嫌いなﾀｲﾌﾟでもないから
余計に困りますね


ｱﾀｼ自身は別に
どうなっても良いんですけど

あの空間ではﾏｼﾞで遠慮したい

近付けなくなる
楽しめなくなる
行き場がなくなる


構って頂けるのは有り難いが
ｱﾀｼは馬鹿騒ぎしてる方が好きだ

過剰なｽｷﾝｼｯﾌﾟは
あの空間では欲しくない





ｱﾚは少し危険だ


だから次会うときは
何かされそうになったら

すぐに離れよう


場の空気を壊すのも
あの空間に居られなくなるのも

ｱﾀｼは御免だ

夜中にみた夢はあまり
良いものではなかったな…


過去のﾄﾗｳﾏ的なﾓﾉが
色々混ざった感じですな


うん
そりゃあ涙も流れるわ


ｱﾚは素で怖かったし

気持ち悪かった
痛かった
苦しかった
哀しかった


逃げるの半分諦めたもん




基本、生きてて

経験しなくていいことばかり
経験してるから、ちょっと



嫌になるよね(苦笑)