BLで受けになりきって答えてください
攻めが怪我をしました
「大丈夫かよ?仕方ねぇ奴…」
苦笑しながら助けてあげる
攻めにやたらベタベタしている男子が「俺が貰うから」と行ってきた
「あっそ、だから?」
攻めが抱き締めてきました
「……暑い。」
とかいいつつ離れない受け
「好き好き〜」攻めがベタベタしてきます
「知ってるよ、ばーか」
攻めが貴方以外の男子と仲良さげに話してます
「(興味ない)」
「これで俺達の関係、黙って欲しい」別れを切り出され手切れ金を渡された
「別に言われなくても黙ってるから安心しろ。その代わり二度と俺の前に現れるな」
「だから言っただろ、俺が貰うって…」攻めの新しい恋人はあの男子でした
「あんな奴お前にくれてやるよ。バカ同士よろしくやってな」
「回せますか?」
「フリー」
これじゃなんか納得いかない終わり方なので
続きという名のプチ小説↓
「恢!!恢まてよ……!」
「なんだよ。ついてくるな」
「話聞いてくれよ…!」
「一方的に別れ話してきた奴がよく言うよ」
恢はフッと呆れたように笑った
それを見た政紀はびくりと体を震わせ立ち止まった
「言ったよな。二度と俺の前に現れるなって」
「恢!!でも俺は……!」
恢は立ち止まり政紀の方を向く
怖いくらい綺麗で冷たいその表情
全身で拒絶しているのが見て取れた
「あの男が合わなかったから俺とより戻す?都合いいこと言ってんじゃねーよ」
「……俺は、やっぱり恢じゃなきゃダメなんだ。恢が好きなんだ…」
「……俺が何度好きだって言っても別れを突き通したのはお前のほうだったくせに」
「……ごめん」
「好きな奴に裏切られるのがどれほど怖いかお前にはわかんねーよ」
「恢………」
「お前なんて大嫌いだ。顔も見たくない」
恢は冷たい目で政紀を見て背を向け歩きだす
一人残された政紀は、目に溜まった涙を袖でぬぐった
放した者の大切さは時間を失って気付く
(あの時どうして、俺はあの笑顔を手放してしまったんだろう)
(あんなに俺を満たしてくれるのは、君しかいないと知っていたのに)
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