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黒髪キャホー!!

黒髪キャラ好きさんへバトンです。


黒髪の魅力をどうぞ

クールな感じとちょっとツンってした強気な雰囲気がすき



黒髪キャラを3人以上挙げてみてください


リョマたん
玄一郎
赤也
財前くん
室町くん
土方さん
高杉
伊達政宗
雲雀さん
むっくー
ザンザス
しののめ
孝士
水谷
エース
泉きゅん
阿部
榛名さん
準太
アラタ
セバスチャン

立夏
ロイ・マスタング
リオン・マグナス
シキ
アサト



その中で一番好きなのは?

えっ雲雀さんとか榛名さんとか準太とかザンさま(+10)だよ、うん


黒髪だったらロング派?ショート派?

断然ショート


黒髪に合う目の色は?個人的な意見で構いません。


みどり

グレー



自分の髪は黒色ですか?


いや、なんか傷んで茶色…




ありがとうございました。周りに黒髪キャラ好きさんがいたら回してください。


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イラつく

リリックの恋歌

「恭介……、つかれた」




そう言って甘えてくる冬也は誰より可愛いと思う



普段クールで弱い所なんて他人に見せない彼は俺の前でだけ素を見せる
たまに見せるほころんだ笑顔も俺だけが見れる特権なんだ





「冬也、右頬赤い…また女か?」





「…ああ。あっちが勝手に彼女面してきてうざかったからシカト決め込んでたら殴ってきやがった」




「なるほどな…笑」




「……俺、やっぱお前といる時が一番落ち着く」




わかってる。
だって気まぐれな君が
唯一俺の場所にだけ帰ってくるから





「女ってマジめんどくせえ…」




きゅ、と胸元の服を握り締めて抱き着く君の髪を撫でてやると頬を微かに擦り寄せた





「なぁ…恭介は好きなヤツいねえの?…」





「いるよ」





「……え?」




冬也の目が驚きに開かれる
いないって言うと思ってたんだろうね
でも俺はそんな優しくないよ



「入学した時からずっと俺の心はたった一人のモノだよ」





「そんなん………知らなかったし」





あ、少し寂しそうな顔してる
本当に可愛いなあ




「は、……んなら俺とセックスなんてしていいわけ?」




自嘲気味に笑うその仕種
いつも皆に見せる冷たい笑顔
壊れそうな笑顔





「…じゃあ冬也こそなんでそんなに女との繋がりを求めてるの?」


「…どうだって良いだろ。俺の勝手だ」




「母親に捨てられたから?」




「………っ!」





猫目の目が見開かれる
端正な顔立ちの中に、明らかな絶望の色が見えた





「だから女の愛情や温もりを求めてるんだろ?」





「ちが、…っちがう!!」





「だけど愛されたいけど愛し方がわからない。優しくする方法を知らない…だから捨てるんだろ?憎しみしか残らないから体だけの関係で満足なんだろ?」




「うっ……るさい!!だまれよ!!」





「ほんとは女を怨んでるんだろ?愛してくれても苛立ちしか感じないほどに。」




「だまれ………っん?!」





掴みかかろうとした冬也の腕を掴んで壁に押し付けて唇を塞ぐ





「ん、ぅ……っん」




転がる舌を絡めれば鼻がかった甘い声を漏らした





抵抗なんて許さない程に力強く抱き込めば、微かに足掻くものの逃げられはしなかった





「んんん……っ!」






唇を微かに放せば、潤んだ瞳にずくりと欲望が膨らむ




「なあ、もう俺でいいじゃん」




「…なに、がだよ……っ」




「俺が冬也を愛するから。だから俺だけのものになってよ」





「―――な、」






「冬也……愛してる。初めて見た時から逃がさないって心に決めてた」




出会って友達になって
俺から誘って一緒に住むようになって
男の体なんて知る余地もなかった冬也に半ば流すようにセックスを誘って

それでもまだ足らない
やっぱり君のすべてが欲しいんだよ
誰より綺麗な君だから、檻の中に閉じ込めて誰にも触れさせることなくしてしまいたいんだよ





「冬也は俺の全てだよ。お前がいなきゃ俺死んじゃうよ」




「恭介……」




―ピリリリッ




そこでタイミング悪く冬也の携帯が鳴る
ディスプレイには「結菜」と表示されていた

あの最近親密になった年下の可愛い子か…
確か冬也と彼女は今日夜会う約束をしていたんだっけ



「でないの?」




「え、ぁ……」




「出てもいいよ。良い機会だし今この場で俺とその子、どっちか取ってよ」




意地悪く笑って見せる
だから言ったろう?俺は性格が悪いんだ
君を待ってやる程お人よしじゃないんだよ




冬也は最初戸惑ったように俺を見上げてふ、と視線を落とすと携帯の電源を切ってそれをベット際に放り投げた




そして俺の首に腕を回して抱き着いてきた





「……冬也、いいの?」





「女かお前選べって言われたらお前取るに決まってるだろ…」





お前は他の女なんかと比べ物になんかならないんだから





「冬也……後悔しないでね。もう他の奴のとこになんか行かせない。俺が一生かけて愛でてあげる」




「お前といることに後悔なんてしねぇよばぁか…」





愛しくてたまらない




僕の宝物は紛れもなく君なんだよ
君以外を愛する身体なんてもってないんだよ
君の他に優先すべきことなんてないんだよ
俺は君を抱きしめる為に生まれてきたんだよ




愛を欲しがる君を
俺が満たしてあげるから




まずは優しいキスをしようか





それから紅く染まる頬に唇を寄せて




たくさんの愛の言葉を囁いてあげる




リリックの恋歌


(お前の隣以上に安心する場所なんてない)
(この居場所を誰にも譲りたくないんだ)
(お前がいなかったら生きていけないのは俺も一緒なんだよ)







奴隷市場の自殺劇



鞭を打ち付けられて
肌を焦がす鈍色の痛みは浮き立つ赤を遺し
私の存在はこんなにも無力で無必要な物なのだと理解させられる



お兄ちゃん、お兄ちゃん
あなたと手を繋いで駆けたアイリスの花畑を
昨日のことのように思い出すの、
むせ返る甘い花弁に溺れて
あの時死んでいればよかったね



幼い赤子のままに世界なんて知らず
繋いだ真珠のほんとの色を理解などしたくなかった




大丈夫、大丈夫だから泣かないで
あなたを犠牲にしてまで生きたい世界じゃないの
私が世界から呼吸を忘れて鼓動を刺し止めても
歯車は永遠に廻るから
呼応される感情のまま私は海へと朽ち流れます



どうか神様私の死をもってあの人を自由に解き放ってください



深紅の唇に最後の神聖な契りを交わし
口端の血痕に愛を重ねて見えなくしてしまって




ああ最愛の我が兄よ、




真っ黒な追っ手から一緒に手を引いて逃げてくれた
あなたの優しい肌の温度を今でも覚えてます




その綺麗な思い出を抱えて死ねる私は幸せ者よ




どうか悲しまないでね
すべて無かったことにしてしまって




だけどまだそのお慈悲を頂けるのならば




別れの手向けの花には私の大好きなアイリスの花を、一輪紡いでください




そうして貴方の唇で




わたくしの、さいごのなまえをよんでください




あなたにあいされた





わたくしのいちばんのほこりを、




そらのはてでもまもるから




奴隷市場の自殺劇

(ああ。おとうさん、おかあさん…やっとあえるね)
(もういやなこともいたいこともくるしいこともないんだ)
(やっと、あなたのなまえをよべるのね)






歌ききながら書いた(;ω;`)

だからどうか手を差し延べないで


※葎の独白




生まれてきた意味なんてなかった




愛される喜びや
抱きしめられた時の温もり



幸せそうな笑顔とか、
小さな手を引く母親の手




俺には経験のない事だ





寂しいとか悲しいなんて感じたことはなく
ただ、空っぽな体を動かすのが毎日億劫だった




あああの手向けの花のように
花弁を腐らせ引きちぎり
その新緑の枝葉をぱきりと折ってしまってくれ




泣くことは愚か
息をするのにも疲れた




抜け出せない世界
永遠の暗闇
首輪で繋がれたあの日から俺に自由なんてないのに




なんで生きてる意味がある?
誰か殺してくれればいい




このまま鎖に繋がれたままの毎日を送ると核心していた
死ぬまであの男に仕えて一生を終えねばならぬのだと




そう覚悟していたのに、




アイツらは俺に笑いかけてくれた
俺の為に悲しんでくれた
俺の手を握って逃げてくれた
守ろうとしてくれた




正直で誰より真っすぐで暖かくて、明るくて




俺には無いものをもった奴ら
どこか欠けているように見えて太い繋がりを示す絆





あこがれ、た




ああなりたいと
深く思った




光を一度知ってしまうと手放せなくなる



だからきっと今こんなに
胸が空虚に騒ぐのだろう




一人でいるのには馴れていたのに
隣にいてくれる誰かを求めてる





「馬鹿、だな」





もうきっと二度と会えはしないのに





優しさなんて知らなくていい
大切な人なんて得なくていい




俺がそれを願ったら
きっと誰かが苦しまなきゃならないから




それなら俺はなにもいらない
なにも見えないままでいい





このまま、ずっと





痛みを知るままに消えていく





愚かなケモノのままでいい



だからどうか手を差し延べないで


(もう誰も傷付けたくない)
(闇に呑まれて死ぬのは俺だけで充分だ)





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