攻「恢〜!今日も可愛いなっ」



ぎゅ〜



受「あーはいはい。朝からひっつくなよ」



攻「えーやだ。恢抱き心地いいんだもん」



受「お前みたいなイケメンと平凡な俺が仲良くしてたら周りの目が冷てえんだって;」



攻「他の奴なんかどーでもいいじゃん」




受「まあそりゃそうだけどなー」




攻「俺は他の奴らからなに思われたっていいよ?俺が気になるのは恢の目だけだから」



受「……物好きな奴」




攻「照れてんの?やっぱ恢は可愛いなーvV」




受「照れてねぇよ!」



攻「お、今度は怒った。気まぐれな猫ちゃんみたいだなー」




受「お前はほんっと犬みたいだ」




攻「俺恢の犬にならなってもいいけどなー」




受「だったら一から躾直さねぇとな」




攻「いいよ。でも覚悟しといて」




受「は?なに、が……」




ちゅ、



攻「俺も獣だから、たまには愛しの飼い主様に噛み付いちゃうかもしんねーよ?」




受「……もうとっくに噛み付いてるだろ。バカ犬」




従順な欲望で汚して


(なぁ恢、俺は確かにダメな犬だけど)
(お前を好きな気持ちは誰にも負けない自信があるよ)
(だからずっと、俺だけを繋いでいて)