牡鹿月

7月の満月であるバックムーンとは
雄鹿の角が生え変わる時期を示すネイティブアメリカンたちが名付けた満月の呼び名です。



7月5日の満月バックムーンは午後19時14分の時点では東南東から月は昇ります。



夜空の上に登ってしまえばどの方角でも観察できますが昇り始めるのは東南東から昇り始めて翌日の朝方には逆の西南西の空へ沈んでいきます。



この間であれば
バックムーンを観察することが可能です。



せっかくの満月も見れそうにありませんが
もし雲の晴れ間からバックムーンを観察れば
ラッキーですよね。



7月の満月をなぜバックムーンと呼ぶのかは冒頭でも申し上げたようにネイティブアメリカンたちが名付けた季節にちなんだ満月の呼び名です。



バックムーンとはアメリカでは雄鹿の角が生え変わる時期であるため、その時期を表す意味で雄鹿月と読んで季節を表していたそうです。



雄鹿の角が生え変わる時期に見られる満月だから雄鹿月(バックムーン)と呼ばれるようになったのが名前の由来です。



日本では春先から角が雄鹿の角が生え始めて9月頃に完成するというサイクルですがアメリカでは
7月頃が最も生え変わりの時期に適しているのか7月の満月を雄鹿月と呼びます



昔の人は今のように情報が少なく時間や季節などを自然を通して感じていたということです。



その中でも満月の名前で季節がわかり生活に必要な農作物や収穫の目安にしていたのですね。



ネイティブアメリカンだけではなく世界各国に満月の名前は存在します。



それぞれの国で季節や物事などの意味があり
指標とされてきました。



現在では昔の人のおかげでいろんなものが便利にわかる時代です。


先人たちに感謝していろんな意味を知るのに良い機会になるのではないでしょうか?




また他にも満月の呼び名はたくさんあります。


Thunder Moon(雷月)
夏の嵐が多発する月であるため


Hay Moon(干し草月)
干し草の収穫月であるため



こうして並べて見てみると、
7月という季節の映像が浮かんできませんか?




満月眺めながら、季節のイメージを膨らませて感じてみることは、とても贅沢な時間ですね。












今宵はスーパームーンです、
貴方に素敵な事がおこりますように。


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上弦乃月

上弦の鬼じゃないよ上弦の月ね

上弦の月は新月から満月の
約14日間を指します。

この時期は、
『吸収』『成長』の時期となり、気力が
充実し、体が軽く感じる人もいるでしょう。

新月の日に立てた目標に向かって、
積極的に行動をしていく時期です。
吸収し、成長するエネルギーが
降り注ぐときですので、

心にも体にもよいものを与えると、
身に付きやすくなります。


この時期は何でもよく吸収するので、
新しい勉強を始めたり、
体作りを始めたりするのにピッタリです。


気持ちもポジティブになり、他者との交流を楽しめる時期なので、
積極的に外に出ていくとよいでしょう。






心月



新月は『新たな始まり』のエネルギーです。

この時期は
『浄化』の作用が最も強くなります。

この日を境に月は満ち始めますので、何かを
リセットするのに最適な日となります。

また、直観が冴え、イメージしたものを現実化しやすいと言われています。


リセットの力を利用して、禁酒・禁煙を始めるのにもよい日。もちろん、一ヶ月の目標を立てるのに最適の一日となります。







下弦乃月

下弦の鬼じゃないよ下弦の月ね

下弦の月は、満月から新月までの
約14日間のことを指します。

下弦の時期は、満ちたものを手放していく『放出』『解毒』のタイミングです。

満月の特徴が徐々に薄れ、
次の新月に向かう時期ですので、
新たなスタートへの準備期間という位置づけになります。

なんとなく気持ちが乗らなかったりする時期です。

出血量が少なくなることから、
この時期の手術は成功しやすく、
回復が早いとも言われています。


下弦の月の期間は、
満ちたものを手放すエネルギーが
降り注ぐ時期ですので、

サウナで汗をかいたり、
マッサージでコリをほぐしたりして、
体のメンテナンスをしましょう。

白湯をたくさんとって、
体の老廃物をしっかり排出することを
意識するのもおすすめです。

また、身の回りの不要物を処分したり、
整理整頓をしたりして、いらないものをどんどん出していきましょう。

瞑想をしたり、
嫌な思い出にさよならしたりして、
自分の心の中にもスペースを作るようにするとよいでしょう。







月呼月

先人たちは月の動きを観察して太陰暦を作り、農業や漁業、狩猟の目安にしていたことはよく知られています。




1月: Wolf Moon/Old Moon
(狼が空腹で遠吠えをする頃)



2月: Snow Moon/Hunger Moon
(狩猟が困難になる頃)



3月: Worm Moon/Sap Moon
(土から虫が顔を出す頃/
メープル樹液が出る頃)



4月: Pink Moon
(フロックス/
Phlox というピンクの花が咲く頃)



5月: Flower Moon
(花が咲く頃)



6月: Strawberry Moon
(イチゴが熟す頃)



7月: Buck Moon
(雄ジカの新しい枝角が出てくる頃)



8月: Sturgeon Moon
(チョウザメが成熟し、漁を始める頃)


9月: Harvest Moon /Corn Moon
(収穫の頃)/(とうもろこしを採取する頃)



10月: Hunter’s Moon
(狩猟を始める頃)


11月: Beaver Moon
(毛皮にするビーバーを捕獲するための罠を仕掛ける頃)


12月: Cold Moon
(冬の寒さが強まり、夜が長くなる頃)





今アメリカで使われている満月の名前は、
ネイティブ・アメリカンや
その後の入植者によって広く使われるようになった呼び名にちなんでいるそうです。





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