廃色九龍亭

五鴉斎という存在は、自分の中でも中々に存在感があるが、同様に謎めいた部分が抜けない存在でもあるみたいです

他のキャラよりも何故か、ね








名前の謎について


五鴉斎、という漢字名については何度か記載した様に思います

己(斎)に己(零示)を積算する事で進数しイチゼロ(10)になる『五』
知恵を持ち人間に近い場所に生き、方舟から最初に飛び出した『鴉』
穢れ囲いの部屋『斎』

しかし、彼の表記が揺らいでいる場合も有ります

通常の斎は『SAI』と表記されると自分は思って居ますが、今まで視てきた世界線の中で斎自身が自分を『XI』と告げた事が有ります


・11として表すならば

1人(斎)と1人(零示)互いを合わせて初めて『XI』になる意義

イチゼロ(10)に成るべき数に+1が混ざった存在


・『X』『I』として表すならば


先ず『X』の意味合い(抜粋)


ローマ数字の10

24の番目の文字


未知である場合にとりあえずつけられる名前

Xデーは、未知の（未来の）重要な日付

ギリシャ文字Χ（キー/ヒー）の代用
ギリシャ語でキリスト (Χριστος) の頭字のΧである

映画などのレイティングで、18歳未満の観覧禁止の表示

"ex-" で始まる単語の略語として使われる

EXtra（特別）
EXperiment（実験）
兵器等、実験用の機器の型番に付けられる
EXtensible（拡張可能な）
EXtended（拡張された）

X染色体は、性染色体の種類

第1の未知数・変数
行列などでは大文字も使われる

座標軸の第1軸。上下左右前後がある場合は左右（幅）

伏字
メタ文字
大文字Xで任意の大文字・小文字xで任意の小文字を表すこともある


チェスで相手から奪った駒




『I』の意味合い(抜粋)


英語で一人称の単数形主格を表す代名詞で、「私は」と訳される

情報 (information) を意味する

ローマ数字の1

29番目の文字

二十進数において、十八（十進数の18）を一桁（一文字）で表すのに用いられる

IQなど、知能 (intelligence)

いくつかのプログラム言語（代表例はFORTRAN）で、整数 (integer) ないし整数である変数を表す
このことから、ほかのプログラム言語でも整数である変数に用いられることが多く、ループの回数を数える変数として多用される

数学分野での虚数単位 (imaginary unit) を表す記号

対称操作のひとつである反転を表現する記号

数学やコンピュータ・プログラミングで、i はイテレータやインデックスとしてよく使われる










意味合いからの考察


「未知なる私は」

知能持つ整数、もしくは反転した虚数

繰り返される情報を数え、
来るその日に神の台本で誘われる

拡張された存在証明を以て、伏せるべきソレを目指す





あ〜……
やっぱり斎は斎なんだなぁ……(痛感)

『五鴉斎』でも『夢鯨零示』でも
『SAI』でも『XI』でも


彼はやはり『彼』である