・ガードは任せて!

「ブレインフィッシュか、集まられては厄介だ……片付けるぞ」
(チョーク構え)

「斎、前衛は俺に任せてよ!!」
(盾構え、斎の前に立つ)

ブシィィィィィィィィ!!
(火澄の頭上から斎の顔面にダイレクトスプラッシュ)


「………………任せろ……?」
(ずぶ濡れで黒いオーラを醸し出す)

「ゴメン、上段ガードは無理だったよ……」
(滝汗)








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・事前にご連絡をした上で、ご予約下さい


「どうも〜、絶賛無理矢理突撃でサンドバッグに定評の有る瀬戸不識でっす!
今回は所長さんに無謀承知で交渉しちゃうよ〜?ってな訳で!!」(小声)

「突撃★参上!!」
バッタァァァン!!!!(ドア蹴破り進入)


「…………不識。ドアは普通に潜ってくれると、良いんだが?」
(書類片手に驚き顔)

「所長、悪いけど色々やって貰うからね〜」
「何を?と言うか近……うわぁ!?」
「さぁさぁ、楽しいランデブーですよっ、とぉ」
(さらっと姫抱き拉致)
「ちょ、不識!?下ろしなさ!!」

バターン!!チャキッ!

「瀬戸不識。速やかに静止した後、所長を解放しなさい」
(颯爽とドアを開け、射撃体制)

「わぉ、さっすが所長のSP。仕事が早いね〜」

「東條君。いきなり銃口を此方に向けるのは危険が……」
「問題有りません。貴方に危害を与える事は有りませんので」(シレッ)

「良いねぇ。クールビューティに攻めらんのも、嫌いじゃ無いよ?」
「不識、先ず私を下ろしなさい。
……何時までも抱え上げられるのも色々と辛い」

「ん〜、しょうがないねぇ〜」(苦笑し、降ろす)



「……で。一体どういう事なんだい?」
「や〜、要望が多かった質問をじっくりしっかり誤魔化しながら答えて貰おうかな〜と」(テヘペロ)


「………………」
「………………」
「………………」



「え。それだけ、なのかい?」
「それだけ、ですけど何か?」(へらっ)


「所長。意見を述べても?」
「あぁ、構わない」
「では、個人的に。そんな事で私の業務を妨げ無いで頂けないでしょうか」
「それ、僕のせいなのかい東條君!?」


「まぁまぁ、ここは後日時間を取ってきっちり俺と質問コーナー作って貰うって事で……」
「あぁ、うん。って不識、さりげなく私の業務時間を剥奪するのはだね」
「え?ほら昔から『暇は作るモノ』って言うじゃん?」
「そもそも私は暇が有るなら他の」
「所長」
「なんだい?」
「取り急ぎ、前倒し可能の業務をお持ちしました」(書類ダバー!!)

「………………」

「まだまだ若いんだし、ちょ〜っと5徹する位楽勝っしょ!!」
「……僕、見た目ほど若い訳では……」
「口より手を、ですよ。所長」


「君達、これ以上僕から何を奪おうと言うのかね?」
「そぉねぇ、取り敢えず時間と自由?それから色々とアレな情報とかナニガシ?」
「奪うつもりは有りませんが、早期に片付けてしまう方が宜しいと判断しました」


「……あはは……もう、どうにでもなれば良いさ……」
(力無く執務席に座り、遠い目でペンを握る)