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白雪、終焉の世界


涙雨にしては激し過ぎるし、冷た過ぎる雨は、朝には白い雪に変わっていた…。

2人で掃除した家に、は温もりも無く静寂だけが染み渡る。

君が持って行ったモノは、

知識、記憶、僅かな服に宝物達…勿論、お菓子(特に薄荷糖)も渡してあげた。

去り際に、君が残したのは、

思い出と「さよなら」だった。

俺は身支度を整えてから唯一の相棒を携え、外に出る。

初雪に近い感覚と冷たさ。

白い息を吐いて、戸に施錠する。

君とは違う、家族の証を少し上げて寒さを凌ぐ。

色んな事があった…。

晴れた夕焼けに逢った君。

見付けた沢山の宝物と、温かい町。

この世界も、変わらず幸せであって欲しいと思う。

雪が降る、積もる前に行かなくては…。

ふと、目を遣ると猫が居た。

薄く笑って、告げる…。

「さよなら」


雪に消されて、埋もれて忘れるだろう。

俺は歩き出す、止まらない、止まれない。

何度言っても寂しさが遺る言霊は、白い煙りとなって霧散した。

次の世界はどんな世界だろう?

何時かまた、君と逢えるだろうか?

静かな雪に紛れて、そうしてまた、魂は姿を消した…。
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世界の分岐、または融合


一次創作をしていて、オリキャラを持っている方用のバトンです。
もし自分の作品が二次創作されたら、その二次創作された内容についてどう思うか答えるバトンです。



・キャラ壊し
→基本まともなキャラが居ない(!)のである程度なら許容出来ますな

・一次創作にはないカップリング
→基本的にCP無いに等しいですが、有りじゃないですかね?

・一次創作にはないBL、GL
→うん、有りですな

・エロ、グロなど年齢制限がかかる描写
→技量が無いから書けないだけで、本来なら書きたい、従って有り←

・コスプレ
→有り、面白そうだしw

・流血、身体の改造
→え?先ず原版で余裕に有りますけど何か?(ぇ)

・パラレル
→有り。見てみたいよね!

・死にネタ
→有り、だって普通に考えつくもん(ぁ)


お疲れ様でした。

誰かに回す
→フリー





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とある言語の黙示録

 
卵が、卵を叩き割るなんて、有ると思うかい?

卵から還った雛なら、そうするかも知れない。

でも、等しく親鳥に抱かれ、巣に収まる卵が、そんな事をするなんて…有ったとしても意図した訳では無いと思わないかい?

卵を割る掌が静かに迫っても、卵は逃げないだろう。

だから、人は皆等しい卵だ。

なのに、何故、卵から還った瞬間に傷付け合ってしまうのだろう…?

共に境界無き空を、羽ばたけると言うのに…。


―――――ーーーーーーーーーーーーーー

大切なモノ程、内側に覆い隠す。

しかし、時にそれは無造作に、剥き出しで曝されている。

ドチラが真に大切かなど、どうして推し量れ様か…?

嗚呼、今…此の喉を、胸を引き裂いて、アナタに見せれたらどんなに素晴らしいだろう…。

世界中の言語、記号、あらゆる現存する動作。

その全てを以ってしても、此の内に荒ぶる激情は表現出来はしない。

まるで形而上数学の最たる難題の様だ。

苛烈なる奔流の様で有り、悠久の安寧の様でも有る。

二律背反を積み重ねたコレを、「愛」や「死」等では語れないのだ。

此の身の内を焼け焦がし、癒す「それ」

「魂」や「心」「感情」

「肉体」「神経」「永遠で非なるモノ」

それ故に醜く、美しい。

至高の存在、愚劣な姿。

愛しくも憎らしい「それ」は、果して「大切」なのだろうか…?


―――――ーーーーーーーーーーーーーー

見詰める。

唯一、相手の内側を見える窓を…。

その奥は暗い。

だが、燈るのだ。

だから、逸らさずに見詰めよう。

言葉より顕著に顕れる輝きを…。

だから、どうか畏れずコチラを向いて欲しい。

コチラが逸らしたなら、それは此の光を見せたくは無いからなのだ。

アナタが嫌いだからではない事を、解って欲しい。

だから、知りたくて、伝えたくて。

アナタの窓を、今日も見詰める事を、赦して欲しい。
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そんな日常、こんな現状

ガシガシガシガシ…

「ほら、早く仕上げて頂戴よ〜」

ガシガシガシガシガシガシ…

「ねぇ〜、弥勒ちゃん、そこ変換間違ってるわよぉ〜?」

ガシガシガシガシガシガシガシ…

「…お前、部署違うだろうが…いい加減帰れよ…」

「や〜ねぇ、アタシは弥勒ちゃんの専属になるって決めてんの、だからアタシは何時でも弥勒ちゃんのモ、ノ、よ?」

…プチッ…

「煩いわ、この変態野郎〜ッ!!!」

ドスッ!!!

「痛ったぁ!!?アンタパソコン投げ付ける〜!?

角が減り込んで来たわよ、角が!!」

「知るかッ!!」

「大体コレ商売道具でしょ〜!?

データ飛んだらどうするつもりだったのよ!!」

タシッ

「い〜い弥勒ちゃん?

此処、この頭ん中にちゃんと脳味噌入ってんならそんな真似しちゃいけない事ぐらい解るじゃ無いのッ!!」

タシッタシッタシッタシッ…

「…いい加減額を突くのは止めろ!!」

「突かれるなら後ろの方が好みだったかしら?」

ガシッ

「んな訳…あるかぁぁぁぁぁ〜!!」

ドガシャ〜ン

「ゴフッ…み、見事な一本背負いね…」

「テメェが邪魔するから仕事が進まねぇんだよッ!!」

「あらやだ、そんなにアタシの魅力にクラクラ来てたのね?」

「服を脱ぐな!キメェ!!」

…ガチャ…

「弥勒〜、何騒いでんの…って…鏡迦さん来てたんだ…」

「はぁ〜い念路ちゃん!悪いんだけど今から弥勒ちゃんと裸の語りあ…ベプッ!!」

ズドム!!

「…念路、今日燃やせるゴミだったよな…?」

「いや流石に生の人間を回収しないでしょ…」

「顔を踏み付けるとかどんだけ鬼畜よ!!?」

「…ウゼェ…」

「酷ッ!!でもそんな所も魅力的よ〜!!」

「テメェマジで黙れッ!!」

ゲシゲシ…

「…仲良いんだか悪いんだか…;」

「良くねぇよ…

なぁ、マジでアイツ何とかしろよ」

ひそひそ

「え〜?流石に鏡迦さんはキツイって…」

ひそひそ

「そこを何とかしろってんだよ…!」

「んな無茶振りな…!!」

「チョットチョット〜、2人で何話してんのよ〜?

あ、念路ちゃんも入れて3人でや…」

ゴスッ!ドシャアッ!!

「山に捨てるか?」

「いやココは海に沈める方が…」

「2人して裏拳を減り込ませないで頂戴ッ!!

しかも一瞬もアタシの方見て無かったし!!!」

「あ〜も〜、ウゼ〜…」

「アタシは弥勒ちゃんの事を思えばこそっ…!」

「余計な世話だッ!!」

メリッ

「わ〜、右ストレート綺麗に入るもんだなぁ…」

…ガチャ…

「弥勒さん、遅くなってすみま…

きゃ〜!!きょ、鏡迦さんっ!?」

「ほっとけ、俺は取材に行く」

「え」

「あ、俺今日用事有るから、ゴメンね〜?」

「えっ、えっ!?」

「ぼさっとすんな、行くぞ?」

「あ、鏡迦さん、すいません…待って下さいよ!弥勒さん〜!!」

バタバタ…パタン…


「…うふふ…、こうして打たれ強く、アナタ好みになるの、ね…」

ガクッ……
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二周年だよマホロビさん!!


前々かマホロビ二周年を書いていた気も致しますね

遅ればせながらお祝いを兼ね、イベントを開催致しました!!(告知告知ww)

廃墟だ終わりだ言われても、まだまだ温かい人や繋がりは有ると痛感しておりますよ…(感涙)←
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