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まだ終わらない気がする(曇り)

色々考えてたらあまりよく眠れなかった。
通学路で会った陽介も同じことを言っていた。

諸岡先生の代わりに新しい教師が来た。
最近自分が歳上なら何でもいいんじゃないかと疑わしくなってきたところだったが、どうやらそうでもないことがわかった。
あれも面白系な感じで嫌いじゃないけど、あるかなしかで言えばないわ。

クラスでりせの例の番組の話題を耳にした。やはり見てるやつは他にもいた。噂が着々と広まっているようだ。
一刻も早く解決する必要があると再確認。
放課後フードコートで作戦会議。
【復習/確定事項】
-モロキンはマヨナカテレビにも普通のテレビにも映らなかった
-モロキンはテレビには入らなかった
-死体が発見されたのは霧の日
-現場の状況は山野アナ・小西先輩の時と同じ
【疑問】
-なぜ諸岡先生が狙われた?→怨恨なら相手は数え切れない
-八高が関係している?→これで二人目。助けた分を入れれば全部で五人(りせは転校前だから除外か?)

話し合っていたら直斗が来た。
わざわざ俺たちを捜してやってきた様子だった。
諸岡先生殺しの容疑者が特定されたという。
-高校生の少年
-八高生ではない

なぜ直斗がそれを知り得たか?
叔父さんが前に酔っ払って話していた『特別捜査協力員の探偵』が直斗なんだそうだ。
あいつがエースか!

俺たちのしていることを「遊び」と断じた直斗に、りせが怒っていた。
真剣にはやってるつもりだけど、別に誰かに馬鹿にされたからってそういう気持ちが変わるもんでもないから、俺は何とも思わなかったが。助けたりせが怒ってくれたのはちょっと嬉しかったな。命張って守った相手だけわかってくれればいいよ。
で、仕事として捜査に参加してるはずの直斗がなぜジュネスをぶらぶらしてるのかと言えば、容疑者がわかったので、警察はエースに用がなくなったらしい。
探偵は(というか民間人は)現行犯でもなければ逮捕しない。それは警察の仕事。
そりゃそうだよな、と思うけど、直斗はそれがちょっと寂しいと言っていた。
お払い箱って寂しい言葉だ。
叔父さんの態度からして現場の警察とは折り合い悪かったんだろうな。
口悪いしなエース。

直斗は言いたいことだけ言って去っていった。
もしかしたら捜査の先々に俺たちが現れるのを気にしてたんだろうか?俺らも気にしてたし。親切で「もう捜査しなくていい」と言いに来た感じでもなかった。
ともあれ犯人がわかったということで、全体的にテンションが下がってしまって、解散した。
いや犯人が捕まったのならそれでいいんだ。誰が捕まえようと。もう犠牲者が出ないならそれで。
でも何だろう、どうも、「本当にこれで終わりなのか?」という疑念が拭えない。
りせの時の勘違い逮捕があったせいだろうか。
多分、謎が解けないままで転がってるせいが一番大きいと思うけど。
すっきりしない。

もやもやするので、気晴らしに釣りに行ってきた。
源氏鮎三匹。もうちょっといけそうだったけど餌がなくなった。
うーん、パッとしない。
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