ガイヤースヴェルトは初めての芝となった前走の毎日杯で、先行力を発揮して2着と善戦。デビュー2戦はダートに使われていたが、高い芝適性を示した。キャリアは3戦と浅く、さらに上昇ムード。ビッグタイトル奪取へ、陣営のトーンも高まっている。

 芝適性を示すには十分なパフォーマンスだった。デビューから2戦続けてダートを使われたガイヤースヴェルトは、前走の毎日杯で初めて芝に投入。勝ったキズナの切れ味にこそ屈したが、2着を確保した内容を見れば、性能の高さを感じずにはいられない。

 かなり縦長になったペースは、前半1000メートル通過が58秒6の速い流れ。先行馬すべてが直線半ばで失速するなか、4番手追走から唯一粘り通した。勝ち馬には3馬身の差をつけられたが、3着以下にも3馬身半差。斎藤調教師は「負けて強しの内容だった」と手応えをつかんだようだ。

 現時点での完成度を考えれば舌を巻くばかり。「まだ調子が上がっていく途上だったし、初めての輸送もあった。シュタルケが『まだ体が弱い』と言っていたぐらいで成長途上だった」と斎藤師。この状態で重賞でも好走するのだから色気を持つのは当然かもしれない。

 ダート馬のイメージが先行しがちだが、芝路線は同じ馬主のサンデーレーシング同士が競合するため、手薄な番組を選ぶことに。「体が弱かったので負担をかけたくなかったし、新馬戦前のダートでの追い切りの動きが良かったのでオーナーサイドが判断した」と斎藤師は振り返った。

 キャリアは3戦。まだまだ良化している。1週前の追い切りはウッドチップコースで僚馬のゴットフリート(NHKマイルC出走)と併せ馬。5ハロン63秒8、ラスト1ハロン12秒2の好時計を刻み、朝日杯FS3着馬に4馬身も先着する豪快なアクションを見せた。

 登録していたダートの交流重賞・兵庫チャンピオンS(2日)に向かわず、芝のG1に矛先を向けたのも、手応えがあるからこそ。「展開に注文が付かない馬。競馬はしやすい。東京のマイル対応がカギを握るが、スピードもスタミナもある」と斎藤師。潜在能力を引き出せば、G1の頂点も夢ではない。



スポーツ報知 5月1日(水)7時3分配信

 

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