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【新潟2歳S】爆発力のセインツ

 「新潟2歳S・G3」(9月5日、新潟)
 7冠馬を巡る血統のロマン。子どもたちによる熱い戦いがいよいよ本格化する。現役時代はスターホースとして一時代を築いた兄ディープインパクト産駒のレッドセインツ、サイレントソニックが新潟2歳王者を目指せば、わずか3戦で引退した悲運の弟オンファイア産駒シゲルキョクチョウが小倉2歳王者へ一直線。夏競馬のフィナーレで、熱いドラマが待っている。
  ◇  ◇
 父譲りの瞬発力が新潟の長い直線で輝いた。レッドセインツのデビュー戦。中団の内で脚をため、直線半ばで馬群を割って抜け出すと、後続に追撃の余地を与えなかった。父が新馬戦で刻んだ33秒1には及ばなかったが、メンバー唯一の上がり3F33秒台をマーク。次元の違う走り、非凡なレースセンスは血のなせる業だ。酒井助手も「実戦に行くといいですね。いいバネがある」と能力を高く評価する。


 中間は放牧を挟み順調に調整されている。25日の1週前追い切りでは栗東CWで内スイートテン(3歳未勝利)外ロケットダイヴ(3歳500万下)との併せ馬。ゆっくりと向正面からスタートし、最後は3頭並んでのフィニッシュ。「反応が良かったし、いいスピードがある」と上昇ムード。「学習能力が高いし、元気があるね」。確実に成長を遂げている姿が頼もしい。


 舞台はデビュー戦と同じ新潟の外回りマイル戦。初戦は抜け出して、ソラを使いながらも圧勝した。まだ伸びしろは十分にある。そして何よりも血統背景、前走の内容からも期待が高まるのは当然だ。受け継いだ切れ味を武器に、偉大過ぎる父に初の重賞タイトルをプレゼントする。


デイリースポーツ 8月31日(火)9時17分配信


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野元師「良くなってますよ」“最後の夏”に攻勢

 【東西ドキュメント 栗東=26日】徒歩で厩舎へ向かう井上は赤とんぼの低空飛行に安らぎを覚えた。そんな秋の気配が漂う栗東だが、早朝からの暑さは相変わらず。夏枯れの雰囲気すら漂って、調教師や騎手の姿が極端に少ない。

 小倉土曜メーン博多Sにワンダームシャを出す野元師は来年2月末に70歳定年を迎える。最後の夏はあちこちで好勝負が目立つ。

 「新潟で重賞(アイビスSD=ケイティラブ)を勝たせてもらったし、函館と小倉で新馬も勝った」

 函館新馬勝ちエーシンジャッカルが今週札幌クローバー賞に。「来週は最後の小倉です」と血色のいい顔をほころばせた。野元師は昨年5月に胃がんで胃の三分の二を切除。「初期の初期だったし今はもう大丈夫」

 博多S当日は札幌だが「ケイティラブの勝利は小倉競馬場で見た。ボクがいなくてもね。馬はホント、良くなってますよ」と目を細めた。早め小倉入厩。25日の小倉ダート追い切りも動いた。激変が待っている。
スポニチアネックス 8月27日(金)7時2分配信

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【22日札幌4R新馬戦】“最高価格馬”いざ初陣!

札幌では日曜4Rの新馬戦(芝1800メートル)にも大物がスタンバイしている。昨年のセレクトセール1歳馬セリで、最高価格となる1億4500万円で落札されたプレイ(牡=斎藤、父ロックオブジブラルタル)だ。G1・3勝馬アドマイヤムーンの半弟と血統的にも注目度は高い。

 18日の追い切りには所有する“マイネル軍団の総帥”岡田繁幸氏も駆けつけ、札幌芝コースで5F62秒6〜1F11秒3。同じ2歳新馬を相手に楽々と先着した。手綱を取った松岡は「筋肉が少しずつついてきて、だいぶ幅が出てきた。まだフットワークにばらつきがあるけど、素質はかなりあると思う」と好感触。岡田氏は「種馬になってほしくて買っているから、新馬をやっと勝ったくらいじゃ喜べないよ」と冗談交じりに大風呂敷を広げてみせたが、その期待通りの走りを見せられるか。

スポニチアネックス 8月20日(金)7時3分配信


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スーパークリーク逝く…同期オグリに続き

GI3勝馬スーパークリーク(牡25、父ノーアテンション)が29日午後、繋養先の北海道・浦河町の日高スタリオンステーションで亡くなった。同馬はGI初挑戦だった88年の菊花賞を優勝。武豊騎手は史上最年少(当時19歳)でのクラシック制覇だった。競走馬時代に激闘を演じた同期のオグリキャップが7月3日に亡くなったが、また1頭、記憶に残る名馬が長い眠りについた。

 芦毛の怪物オグリキャップとは同期のライバルだったスーパークリークが、惜しまれつつ、この世を去った。

 日高スタリオンステーションの関係者によると、今年の夏過ぎから下痢気味になるなど体調を崩すことが多くなっていた。その後、一時は持ち直したが、29日の昼からひどく苦しむ症状を見せ始め、午後4時50分、治療の甲斐なく馬房で息を引き取ったという。

 「オグリキャップが亡くなった直後に体調がガクッと落ちて、“オグリに連れて行かれちゃうのかな”と話していたのですが、その後は体調も持ち直していました。オグリのお別れ会(7月29日)には、こちらで繋養しているヤエノムテキと連名で供花したばかりで、オグリの分まで長生きしてほしかったのですが…」と、事務局の荻伏ブリーディングシステムの関係者も肩を落とした。

 スーパークリークは父ノーアテンション、母ナイスデイで、85年5月27日に北海道・門別町(現日高町)の柏台牧場で誕生。故・伊藤修司調教師(栗東)の管理で2歳12月にデビューした。晩成血統で能力の開花には時間を要したが、3歳秋になって徐々に力をつけ、滑り込みで出走した菊花賞を優勝。武豊騎手の記念すべきGI初勝利で、クラシック最年少制覇(19歳7カ月23日)となった。

 その後は古馬の王道で活躍。オグリ、イナリワンらと激闘を繰り広げ、90年末に引退した。通算成績は16戦8勝。重賞は88年菊花賞、89年天皇賞・秋、90年天皇賞・春のGI3勝を含む6勝を挙げた。種牡馬としては活躍馬を出せなかったが、母の父としてはブルーショットガン(阪急杯)を出している。種付けはここ2年なかったが、熱心なファンも多く、誕生日には花も届いていた。詳しい死因は、30日に調べるが、相次ぐ名馬の死は惜しまれる。

8月30日9時33分配信 サンケイスポーツ


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大井・アフター5スター賞の枠順が確定


 9月1日(水)に大井競馬場で行われるアフター5スター賞(3歳上、南関東G3・ダート1200m、1着賞金1500万円)の枠順が29日に確定した。

 昨年の覇者ケイアイジンジンは1枠2番、今年の船橋記念(南関東G3)を制したスリーセブンスピンは6枠11番、前走のクラスターC(交流GIII)で地方馬最先着(6着)を果たしたナカヤマパラダイスは8枠15番にそれぞれ入った。発走は20時10分。枠順は以下の通り。

( )内は性齢、所属・騎手
1-1 ダンディシャーク(牡6、大井・和田譲治)
1-2 ケイアイジンジン(牡4、大井・的場文男)
2-3 サンキューウィン(セン7、大井・早見多加志)
2-4 スーパーヴィグラス(牡4、大井・張田京)
3-5 ケイアイプラネット(牡7、浦和・金子正彦)
3-6 ネガイヲコメテ(セン7、大井・柏木健宏)
4-7 クラフィンライデン(牝4、船橋・笠野雄大)
4-8 コアレスピューマ(牡6、船橋・本橋孝太)
5-9 フリートアピール(牡8、大井・森泰斗)
5-10 ラインドライブ(セン7、大井・戸崎圭太)
6-11 スリーセブンスピン(牡7、大井・真島大輔)
6-12 ナイキマドリード(牡4、船橋・川島正太郎)
7-13 ラストキング(牡3、大井・酒井忍)
7-14 ロイヤルボス(牡6、大井・御神本訓史)
8-15 ナカヤマパラダイス(牡7、大井・今野忠成)
8-16 ヤサカファイン(牡4、大井・石崎駿)

※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。
8月29日17時35分配信 netkeiba.com

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