ラバーさんのワールドアドベンチャーで夢小説。
・ただの妄想
・設定捏造
・男夢主(むしろオリキャラ)
・男夢主→マリアちゃん
・一人称
・久しぶりに文を書きすぎて駄文でもoKな人
・というかマリアちゃんの出番はまだです。
スクロールで始まりますよ。


















ここはギルド。
討伐、物探し、護衛、種類を問わない数々の依頼を掲示板に張り仕事を頼む場所。
難易度が高い依頼なら報酬は高く、低いなら報酬は低い。まっ当然といえば当然。
でここの良いところは依頼を受けるのに性別、年齢、職業を問わないという点だ。
子供とかだったら街の花屋の手伝いとかいう風にお小遣稼ぎにピッタリ。
依頼を迅速にこなせばお金もすぐに入り込む。
という様にギルドは金欠の味方なのだ!

「という訳で激しく金欠なんだが何か良い依頼はないか?」
「だったら難易度が高い依頼を受けなさい」
ここギルド……『招き猫』の受付嬢、ユキカが書類をペラペラとめくりながら答えてきた。
少しも俺を見向きもしないこの冷たさはなんですか?
「ほら、俺一人だし……討伐系だと辛い」
「それじゃ諦めて野垂れ死になさい。別に私は困らないから」
あれか?髪の毛が雪の様に白いから人に対して冷たいんですか?
ひどい。
白い髪をサラリと流し……パチリとしている赤い目。
外見なら美人さんに分類されるんだけどな。
「性格が悪いんだよな」
「意味が分からないけど死になさい。むしろ殺してあげるから安心しなさい」
書類から目を外しギロリと見る赤い目が怖い。
この殺気は正直受付嬢では出せないと思う。
「うん、ゴメンナサイ」
数秒で土下座。
プライド?何それ?
「でいきなり暴言吐いたりしたけど……なんでそこまで金が無いのよ?」
書類を整理し終えて受付のテーブルのところに戻ってきたユキカ。
椅子に座りコーヒーを飲む姿は気楽な休日をおくってるように見える。
「ぐっ……」
「この前なんて『今度行く遺跡で俺は金持ちになる。キラン』みたいな事言ってたじゃない」
「グワッ……」
丁寧に俺の声マネ等をしながら言うのに悪意を感じる。
さっきユキカが言った通り俺は遺跡等に入り宝物を集める事を本業にしている。しいて言うならトレジャーハンターというやつだ。
宝物を手に入れ売って金にする。当たりを引ければ大金、外れなら金が入らないという事もある。
「あっ……また外れと」
「だってあそこの遺跡……」
お見事に外れだと言う事を言い当てられた俺は愚痴ろうとしたら……。
「失礼致します」
入り口からの声で遮られた。
声がした方を見たら黒を基調としたスーツに髪を短く揃えた初老の男が立っている。
どことなく品も感じらせる。
貴族か……。
「いらっしゃいませ、ギルド『招き猫』にようこそ♪」
ユキカが満面の笑顔(作り)を浮かべながらおじさんを迎え入れた。
そりゃギルド側にも紹介料でお金も入るしな。貴族なら報酬金も多いし逃す訳にもいかない訳だ。

「護衛の依頼を頼みたいんですが」
「護衛の依頼ですね。それでは護衛の対象の方のお名前、その方の特徴等お願いします。書類に記載いたしますので……。出来ればその対象になる方の写真等があると良いんですが」
教科書に載ってるような接客をしていくユキカ。
知り合い目線から見たら明らかにキャラが違いすぎる。
「はい、護衛を頼みたいのはこの方」
おじさんはスーツの懐に隠していた写真を取り出しユキカに渡した。
「マリア……マリア・ディック様です」 その写真には夕日のような色をした髪にピンを留めした女の子がうっすら笑顔を浮かべて写されている。
その笑顔はユキカのように作り笑顔じゃなくて自然体で可愛らしくて……。

俺はその瞬間……依頼を受ける事を決定させたのである。
フリーク……生まれて18年。
遅すぎる初恋だった。


はい、ドバーン\(^o^)/
もはや何をやりたいのか分からない状況になりながら執筆したら予想外の長さになりました。
爆発したい。
という訳で多分続きます。
時系列的にはマリアちゃんが決闘した町での出来事です。
大丈夫だと思う訳ですがやはり心配になり依頼を頼みに来てしまうセバス……的な感じでやらせてもらいました。
まず受付嬢が居たりするのも妄想ですが、というかギルド名がある自体も妄想ですが。
色々追加させてもらいました。

そして追記ににて夢主設定。
なんだこの妄想力。