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ロゼ・エリシア(Rose　Elishia)

雪狼の騎士シストの実姉。
桜色の長い髪にローズクオーツ色の瞳。
髪を結ぶことは希で前髪を黄緑のピンで留めている。
髪質髪色共に実際の母親に似ているらしい。

二十一歳の女性。血液型はAB型。
スタイルはよく、美人(美人と可愛いの中間らしい)
…が、シストいわく「黙っていれば可愛い」だけで、喋ると…残念なお嬢さん。
天真爛漫という言葉がよく似合う。
思ったことを口に出し、行動に移すように見える。
が、案外心の中では色々考えたりもしている。

シストと一緒に孤児院に置いていかれた時には既に三歳だったために、
実の両親の顔や自分たちの本当のファミリーネーム、
自分たちが住んでいた街の名前ははっきり覚えているらしいが、
シスト含め誰に聞かれても絶対に答えようとしない。
シストを一人にしないために孤児院に残った優しいお姉さん。

とにかく弟であるシストのことが大好き。
その愛情が謎の方向(女装させる、リボンで髪を結ぶetc)に向かっていることは、
……まぁ、ご愛嬌。
ただ、シストに本気で拒絶されるとかなりショックを受けておとなしくなる。
シストに嫌われるのが何より怖い、というのが実際。
唯一の血族だからこそ大切にしたいという思いは無論強い。

一人称は私、或いは"ロゼちゃん"。
後者は大抵ふざけている時に使う。
二人称は君、だがめったに使わず、名前で呼ぶことが多い。
あだ名で他人を呼ぶのが好きで、
フィアのことは「ふぃーちゃん」ルカのことは「るぅくん」
シストのことは「シスちゃん」といった呼び方をする。

髪の長い子がとにかく好き(※深い意味はない)で、
そういった相手を見つけると髪を結んでやりたくなるらしい。
ジェイドにやろうとして怒られたことがあるが、懲りてはいない。

得意なのは空間移動術と拘束術(シスト曰く"悪魔の合わせ技"らしい)
彼女が言うには「シスちゃんがいるところなら何処でも一瞬で行ける！」
よく騎士団の棟に侵入しては騎士たちに叱られている。
が、やはり懲りてはいないらしい。
普段は故郷であるライティスで両親の手伝いをしている。
ちなみに、壊滅的に料理が下手。

とりあえずこれがロゼちゃんの設定ですね。
彼女は本編では登場しないサブキャラクターです。
短編(というか拍手文)が初登場だった気がします。
どこまでも明るくて天真爛漫なお姉さんキャラ、が欲しかった。
そしてこの子のおかげでシストが不憫ポジションに←
可愛い男の子にはとりあえずリボンをつけてあげたくなります。
シストにはしょっちゅうドレスを着せて遊んでます。
彼と双子ファッションをしたいがために、自分と同じ服(色違いも)を、
サイズ違いで買ったりする我が家の爆弾娘。

ただ、そんな彼女ですが実は優しくて弟思いのお姉さん。
捨てられた時に両親を追いかけることもできたはずの彼女ですが、
そうしなかったのはシストを一人で孤児院においていかないため。
せめて血の繋がった姉弟である自分がいれば寂しくないだろう、と。
明るく振舞うのも何かと辛い経験をしている弟を励ましたいから。
だから、シストの前では滅多に泣きません。

ちなみにエルドとも面識があります。
彼のことは"エルちゃん"と呼んでおり、
よく彼と一緒にシストをからかって遊んでいました。
シストを守ってくれたことを感謝していて、今もよく一人で墓参りに行きます。

当時一時的に声を出せなくなったシストのことを酷く心配し、
家に連れ帰ろうともしたが本人が拒否。
それならば無理に連れ帰ることもないか、と思ったとか。
あの子は割とそう言う子です。
さりげなく優しい子。
ただ、表面がかなりハチャメチャなので、周りから見ると変な子。
シストはそんな姉のことをちゃんと理解し、大切に思っています。

ロゼちゃんのセリフの中で結構気に入ってるのは、
短編「勿忘草」に出てくるこちらのセリフ。

「馬鹿な子。シスちゃん、そういうところはぜんぜん変わってないんだね。
　シスちゃんが私のこと嫌いになっても、
　私はシスちゃんのこと、嫌いにならないんだから。
　それはちゃんと覚えててね？」

本当は両親と一緒にいたかったんじゃないか、とシストが言いかけたとき、
それを遮ってロゼが言ったセリフ、です。
ずっと家族でいたいから一緒に残ったんだよ、という彼女の優しさ。
それが出たセリフかなぁ、と。
普段のはっちゃけた「リボン結ばせてー！」も
あの子らしくて好きなんですけどね(笑)
真剣なときには一人称が"私"で固定です。

モチーフはローズクオーツ。
名前もそこからとっています。薔薇からとったわけではないんです。
恋愛運を高める石、ってことでよく言われますよね。
女子力高い女の子で…
と言いかけましたが、嘘です。
掃除と洗濯は得意中の得意、なのですが…
料理の腕前が、壊滅的です。
まずいんじゃなく、"甘い"んです。
それもそのはず、当の本人は舌がおかしいレベルの甘党。
よって、何でもかんでも砂糖を入れちゃいます。
で、あまーくなっちゃうので…シストが料理をさせません。
結果、シストが料理上手になりました←

余談ですが…
あの子のアイデンティティはといえばあれですよね。ヘアピン。
とあるリア友があの子の設定画を見て「枝豆」と言いました。
それ以来あのヘアピンは"枝豆"と呼ばれています。
あの子のアイデンティティです。
…食べられませんとも、えぇ。

さてさて、そんな爆弾娘のロゼちゃん！お誕生日おめでとう！
最近あまり出してあげなくてごめんね！でも貴方のことも愛してる！