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ヴァンパイアの花嫁



吸血鬼→主人公←兄 とかどんな構図だよ萌える。
というわけで買っちゃったお(^ω^)
ティアラ文庫二冊目。エロありの少女小説です。
前買ったやつよりは断然エロくなかった。エロ描写をもうちょっとぼやかしたら普通に少女小説で通る。

同級生は実は吸血鬼!なある意味王道展開です。まぁそこんところはタイトルでネタバレしてますが。
ほかの吸血鬼ものと違うところは、主人公の血は魔族を殺す力があるので吸えない、てところかな。しかも一般人よりいい匂いの血なのでヒーローは生殺し状態で。そこに激しく萌えた。ギリギリ綱渡りのプラトニックが好きなんです。あと禁断要素も。人間でも駄目なのに聖なる血だからね。

てかネタバレですが今更なんで書きますが、主人公と兄が魔族の末裔なんてね。しかも聖職者なんで二度びっくりだよ。
この物語の舞台の街の住人がみんな魔族の血を引いてる、てのがなかなか斬新。クシエルの矢のテールダンシュ(天使の末裔)とは正反対。
それでも普通に聖職者としてやっていけるってことは聖なる力は存在しない?となってくるとなかなかややこしい(^^;)
魔族も普通に礼拝堂に出入りできてたし。

吸血鬼リュシアンの使い魔で使用人の姉弟がかわいいです(*´∀`*)
しっかり度では弟の方がはるかに上。
ラッテ(姉)が主人公にツンでかわいいのだよ。へっぽこなのもいい。
主人公にツンな理由もいい。人間だからって方。意外と優しい子なのね(*´∀`*)
しかしこの姉弟の魔族の種類はなんなんだろう。

ラブ的には途中まであんまり進展しないんだけど、いつの間にかリュシアンがセリーナラブになってた。視点が主人公目線だから全く気持ちが読めなかったよ。何考えてんのこいつ?(笑

兄がヤンデレっぽかった。妹に厳しい制約を加えて独占するとか。こんな兄いたらやだな。
てか聖職者で近親愛はいいのか?信仰心厚そうだけど。

兄の退き方が潔すぎて逆に違和感(笑
えーすごい粘着質そうなのに(ひどい)。

冒頭のおとぎ話が好きです。

こういう男が女並に華奢な挿絵でエロはなんか違和感あるんだ。綺麗な絵なんだけど。
こうさ、男女の体格差とかに萌えるから(なにをほざく)。

今回の吸血鬼の特徴。
血が主食。千血鬼という別名がある。千年生きる(不老不死ではない)。三十歳程で肉体の成長がとまる。素早く動く。聴覚がいい。雄はどんな種族と交配しても子は純血の吸血鬼。一生に一人しか子を成せない。瞳の色が変わる(平常時・ダークヴァイオレット、吸血時・赤)(リュシアンの場合)。リュシアンが最後の一人。

クシエルの矢3 森と狼の凍土



読みました。面白かったー。
今回も大冒険なフェードルです。
そしてとにかく人が死にまくる。主要人物が大体生きてるだけでましですが。

副題がいまいちぴんと来ない。
狼じゃないだろ。黒猪だろ。
てか前巻と副題取り替えた方がまだしっくり来る。
前巻=森と雪、今巻=海と黒猪 でしょ。

表紙は早瀬の主の場面ですね。ヒアシンス(´;ω;`)
ヒアシンスの髪型はもっともっさりした巻き毛だと思ってた。
出来るならツィンガンな服装のヒアシンスが見たかったなぁ。

フェードルらはイサンドル王女の命で遥々アルバまで。
イサンドル王女がツンデレで萌えた。なにこの王女かわいい。てかもう女王か。
フェードルとジョスランは前巻でいろいろあった直後だったから大変だったろうね。
ジョスランが破門とか(´;ω;`)

ツィンガン族のあれこれ。
ヒアシンスが王子ってまじだったんか。(←ひどい)
ジョスランの華麗なる転身に吹いた。こいつまじで好きだ。
メリザンド様ー!!(このお方は様付けなくてはいけない気がする)
爺さんの豹変ぶりが悲しかった…。
モールバンの場面はエロかった。
てか表現がエロい(^p^)じゅうはち禁。

渡海あれこれ。
ルッスのおっさんが暑苦しくて大好きです。海の男!
ジョスランの船酔いにワロタ。なんで二枚目でかっこいい役どころなのにこんなに笑えるんだ。
早瀬の主の登場シーンに盛大に吹いた。まさかこんなにファンタジーな存在だったなんて。今読み返したけど人知を越えすぎてる。なにこれ。

アルバでのあれこれ。
双子王が大好き。性格は正反対なのに二人で一人感が。グレーンの女戦士ぶりがかっこよい。
ドラスタン王子もかっこよい。顔に刺青とか萌える。人柄もかっこよいの一言。
今回の異国人達はいい人ばかりでほっこりしました。
アルバ島=イングランド島だからこの人達のモデルはケルト人とピクト人?て訳者解説に書いてあった。ちゃんと読めよ。
ドラスタンの王位奪還の場面は戦の凄惨さが伝わってきた。屍累々で蠅がたかってる感じがよく出てたよ…。
フェードルの野郎どもに心洗われた。

渡海そして早瀬の主あれこれ。
世界地図みたけどスリー・シスターズなる島はありませんね。神々の島って感じだし作者の創作?
なんかケルトのドルイド思い出した。
それはそうとここでヒアシンスがさよならです。いや、死亡じゃなくてさよなら。
まさか彼が脱落するとは思わなかったから度肝を抜かれた。
てか泣く(´;ω;`)
フェードルの悲しみが胸に沁みる。
けど早瀬の主は歳取らないっぽいですね。それか人でない存在になるんか?
ヒアシンスにはいつか助かってほしいなぁ。
そんで早瀬の主の水鏡で知る本国の危機。なんか絶望的な展開ですがクライマックスに向かって駆けていきます。

戦争あれこれ。
諸侯の名前が怪しいです…。重層的な権謀術数と戦の点は氷と炎の歌シリーズと似ていると思うこのシリーズ。一巻から人物表作ってれば良かったorz
多分暇な時に再読する。
まさに中世の土臭い戦な雰囲気。人もいっぱい死にます。
デーグルモールを味方に付ける展開は仰天した。そんな昔の話忘れてた(セリグに裏切られてること)。
何はともあれ味方になると心強そう。
フェードルの賢さがこの作品が好きな理由の一つです。
てかクシエル様実在したんか!これは今後超常現象面に期待できそう。
フェードルの単独行動には肝を冷やしました。ジョスラン!!やっぱかっこいいよジョスラン!!こいつの戦闘シーンはほんとかっこよい。二刀流がツボ。

ずたぼろのフェードルが痛ましい。
デーグルモールの最期は感動的でした。セリグと相討ちとか。終わり良ければ全て良し。てかセリグ意外とあっけなかったな。
イーモン(´;ω;`)!双子片割れ喪失が悲しくてならん。こいつひねくれてるけどいい奴だったなぁ。

勝利。そしてハッピーエンド。
ハッピーエンドというには不安の種がばらまかれてますが…。
メリザンド様はまんまと逃げおおせるし。
今後も彼女が絡んできそう。
頭を失ったスカルディア軍は敗走。
イサンドルとドラスタンは結婚。この王と女王かわゆいよ。なんか微笑ましい。ドラスタンの隠れた情熱にによによした。イサンドルのうぶな感じにもによによした。
フェードルとジョスランもいい感じ。
もう言葉いらずに会話出来る時点で長年連れ添った夫婦みたいなもんだけど。
ジョスランも変わったなぁー(´∀`)
ジョスランの家族もいい人。二人をからかったりとか。なんかキャシリーヌのくせにとか言われるかとひやひやしてた。
フェードルは女伯爵になりました。これで物語的にも貴族の描写がしやすくなったっぽい。
デローネイに今更ながら涙。この人には生きててほしかったなぁ(まぁ退場してもらわなきゃフェードルのここまでの活躍は無理ですが)。
一段落な感じ。てか一時休戦な臭い。二部ではまたなにか一波乱ありそうなので。
てかフェードルは何歳?せいぜい二十歳かそこら?
ジョスランと結婚しないとか言ってたけど別にしなくてもいいよ。何だかんだで将来的には結婚しそうだし。忠実な騎士のようなジョスランが好きなんです。
んで最後に不安の種をばらまいて一部完。どうやらフェードルは王都に戻って再び神娼として客を取りそうな気配。挫けるなジョスラン(笑


訳者の解説が世界史疎い自分みたいな人間には助かります。ネタバレもしてないし。ラハブ=リヴァイアサンとか知らんかった。
好評らしく帯に12月に第二部発刊と書いてありました。
『クシエルの使徒1 深紅の衣』
楽しみ(*´∀`*)


最後に自分用メモ。

話題:ハヤカワ文庫FT
continue...

QED ベイカー街の問題



再読。
例の如く以下略。

QEDシリーズでは少し毛色の違う作品。
今回はタタルさんと奈々ちゃんがリアルタイムで殺人事件に遭遇しています。
しかも連続殺人事件。

シャーロック・ホームズはほとんど読んでない私です(まだらの紐の冒頭だけという馬鹿野郎orz)。
アルセーヌ・ルパンシリーズは結構読みましたが。
そんな私ですが何とか読めました。
主にタタルさんが解説してくれるので。
てかこいつ実はかなりのシャーロキアンですな。

今回のホームズについてのタタルさんの検証には納得ですけれど、果たしてドイル氏がそこまで考えていたのかどうか。
作品読んでないけど矛盾点が多いって作中で述べられてるし。

てかこのシリーズって大体
外嶋さんの都合で奈々ちゃんが何かしらのスケジュール的被害に遭う→偶然タタルさんと会う(蘊蓄披露)→事件発生→タタルさん蘊蓄披露→狐憑き(スーパータタ奈々タイム)→事件解決
てな具合ですね。
今回もさりげなく薬剤師の知識も駆使しています。
薬剤師ってこんなこと諳じてるんか。すごいな。
今回小松崎の出番なし。
巻末の小松崎良平の解説面白かったです。

タタ奈々的にもこれといってあまりなし。
狐憑きもなかったし(てか奈々ちゃんの言葉で閃いたタタルさんの反応にワロタ。こいつやっぱり変人として通ってるんだろうな)。
強いて言えば坂巻さんの刺殺現場でタタルさんが奈々ちゃんを案じて無理矢理引っ張ってったところですかね。
二の腕を掴んで(*^Д^*)
あ、狐憑きじゃないけど奈々ちゃんの顔を見つめるタタルさんがいたなぁ。
狼狽える奈々ちゃんがかわゆすでした。
さりげなく奈々ちゃんの隣に腰を下ろすタタルさんとか(しかもほぼ毎回)萌える。

てかなんでこんなにやきもきするほど牛歩なのか…。

その点外嶋さんがキューピット的にさりげなく奈々ちゃんをひやかしてくれるので助かります。
てか外嶋さん萌える。モアイだし。
キューピットモアイ想像してワロタ。

話題:高田崇史

QED 六歌仙の暗号



再読。例の如く内容さっぱり忘れてました。

前作もそうだったけど今回もタタルさん達は殺人事件に直接関わったわけではありません。安楽椅子探偵的な。
京都まで旅行に行ってるけど(むしろすごく行動的な件)。

今回のタタルさんの蘊蓄は興味あったので楽しく読めました。
崇徳上皇とか大好きw(怨霊的に)

七福神が元々悪鬼の類だという話は有名ですが六歌仙についてはほぼ知識ゼロで読みました。
今回の七福神=六歌仙も納得してしまいましたよ。だって検証がなされてるもん。
蘊蓄とミステリーの割合もまぁましな部類(それでも蘊蓄垂れ流しなタタルさん)。

奈々ちゃんの後輩の貴子が何者かに襲われたりカーチェイスとかアクション的なわくわく感がありました。
タタルさん飲酒運転は厳禁ですよ!

タタ奈々的には奈々ちゃんが強盗に襲われかけた後に奈々ちゃんの部屋で二人きりになるとか。
翌朝奈々ちゃんの部屋で奈々ちゃんが朝食食べに行ってるのを待ってるタタルさんとか。
奈々ちゃんの鋭い質問に窮するタタルさんとか(このシーンはいつ見ても痛快ww)。
狐憑きでタタルさんが奈々ちゃんの両腕を掴んだり(セクハラ!!)とか。

奈々ちゃんと貴子さん口調が同じなので会話文続きではどっちの発言かわかりにくかったかも。
まぁどちらにせよタタルさんの蘊蓄の相槌係ですが。

話題:高田崇史

QED 百人一首の呪



タタルさんと奈々ちゃんに会いたくなったので再読。
といっても中学に読んだ時以来なので内容もほとんど忘れてた。
ということで新鮮な気持ちで読破出来ました(笑

早く二十歳になりたいなー。
カクテル飲みたいなー。ミモザとかうまそう…(^q^)

タタ奈々が大好きなのです。萌える。
牛もびっくりな進展の遅さにやきもき。
こいつら二十代も後半のくせに…(笑

タタルさんの家にのこのこ入っていっちゃう奈々ちゃんにもっと警戒しろよとか一瞬思いました。うん一瞬(^^)

作者はこういう歴史の謎解きが出来て凄いなぁと。
確かに百人一首見てたらどこかで聞いた言い回しだとか思ってましたが。
まさか繋がってたなんて。

殺人事件の方はちょっ…反則wな展開に。

てかタタルさん普通に薬剤師じゃないか(むしろ本職なのに)。
博識ですなぁ。京極堂並です。文献諳じてるし(笑

なんかタタル説以外考えられないくらい洗脳されました。
文献の裏打ちとかにも納得させられちゃったよ。
これどこまで信憑性あるのか見分けられない(^^;)

外嶋さんが地味に好きです。
タタルさんも変人だけどこの人も間違いなく変人の部類。
こういうおっさん好き。

心霊探偵八雲の二人とかぶるんだよなぁ。容姿とか口調とか。小松崎と後藤さんの熊みたいな巨体とか。
どちらも好きですが(タタ奈々にはまってるのでこちらに一票)。

終始奈々ちゃんがかわゆいよ!
周りにからかわれたりした時とか怒ってほっぺた膨らますとかかわゆ!
むしろキャラ萌え小説として読んでます。
最高に奈々ちゃんに萌える(*^Д^*)
敬語萌え。

タタ奈々ポイントはタタルさんと奈々ちゃんがパーティから抜け駆けしたところ。
あとタタルさん家でタタルさんと奈々ちゃんが二人きりという激萌えシーン(そのわりに全く色気がないとかいわない)。
ベッドに腰掛ける恋人シチュ。
あとはタタルさんの狐憑きで奈々ちゃんの手を握るところかな。
狐憑きシーンは数少ないタタ奈々ポイントだから重要です。

高校の時の日本史の先生がタタルさんと同名なの思い出した。
授業が面白くて日本史好きになったきっかけです。
歴史の勉強したくなりました。

話題:高田崇史
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