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陽はまたのぼりくり返す。


浮上しない気持ちを抱えたまま、日常に戻った。

仕事の帰り、いつもとほんの少し違う道を通った。

小さな看板を見つけた。

こじんまりとしたカフェだった。定食屋さんに近いかもしれない。

日替わりと、その他の定食が3種類ほどの、本当に小さなお店。

丁寧に作られた、おかず達。


すごく
ものすごく

おいしくて



 どんなに辛くても

 どんなに悲しくても


 おなかは

 へるのだ と


 自分はこんなにも

 「生きている」 と



そう思ったら

泣けてきた。





夜が来て

朝になって

ただひたすらに日常を生きてゆく。



最期まで
強く
輝いていた
彼女の分まで。



また会う、その日まで。

Miss You.


夜が来て
朝になって

また夜が来て
朝になって

それでもまだ
信じることができないでいる




同窓会をした。

もう何年も会っていない、電話はおろかメールすらしていない連中もいた。

そろそろ連絡を取っておかないと、お互い地元を離れたりしたら音信不通になっちまうよな。

だからみんな、メシ食いに行こうぜ!!


近況を報告して。
もちろん連絡先も交換して。



でもそれは

例えば

「結婚」

だったり

「出産」

だったり

慶び事を伝えるためのもので



「こんなつもりじゃなかった」


幹事をしてくれた友人が、寂しそうに電話の向こうでつぶやいた。


†††††

教室でも
部室でも
もちろん放課後も

やたらとみんなで集まって。

ゲーム持参で家に押しかけて。

お兄さんと妹ちゃんも巻き込んで、徹夜で遊んだりした。



私の中の君は あの頃のまま




久しぶりに再会して、
お互いの髪の長さに驚いて。

みんなの写メやデジカメから、
隠れ、逃げ回る私に

「変わってないなぁ〜」

と笑っていた。


おうよ、さらに磨きがかかっただろ!!


そう、返した。


†††††

学生のとき

私のくだらないおしゃべりを

「おもしろい!!」

と言ってくれたことがあった。

そのくせ

「黙ってたらカッコいいのに…」

と身も蓋も無いことを言われたりもした。


うん
その辺も
多分変わってないはずだから



今度みんなで会う時は、
いつも通りに黒づくめのヒットマンみたいな格好で現れて、
マシンガントークしてやるよ。

『号泣しながら大爆笑』

そんなワケわからん状態にしてやるよ。

あいつやアイツのバカ話に、
もちろん新ネタも一杯仕込んでおくから。


少し先に行って

場所

取っといてくれるかい?

二次会はもちろん
カラオケで


二年半 闘い抜いた彼女を
「お疲れ」 とねぎらって
「またな」 そう約束した

もうすぐ夜明け。


昼間、普段はメールでしかやりとりをしない高校の友人からの着信履歴があった。

ちょうどまた飲み会をやりたいと思っていたので、向こうの仕事が終わるのを見計らって、かけ直すつもりだった。

そう思っていたら、別の連れからメールが来た。




同級生の訃報だった。



難しい病気だとは知っていたけれど。




友人と連絡をやりとりして。
通夜と葬儀のことを確認して。
自分達の知りうる限りの友達を呼ぼうと話をして。



それから

真っ白になった。










今日はもう、眠れそうにない。

幸福論。

東京ビッグサイトにて撮影









嘘です。


ちなみにウチの女優さん。
ブログ用に撮らせてもらってたのに、今頃UPという。


†††††

公演が終わって約半月。

その間にウチの劇団では、

休団する人
退団する人
入団希望の人

が行き交っておりました。


過渡期あるいは転換期

いずれにせよひとつの節目だったのでしょう。
キリよく第20回公演でもありましたしね。


†††††

およそ一年ぶりの本公演。

その間に学校公演や劇団員主催のオムニバス芝居もありましたが、私は役者で参加をしていなかったので、実に久しぶりの舞台でした。

それまでは年間二本のペースで来ていたので、若干のブランクを感じたりもしましたが(特に台詞覚え)、改めて

「やっぱりいいなぁ」


と思いました。




座長の台本とか。
ウチの看板さんとか。
先輩役者さんとか。
安らぎをくれる制作さんとか。

他にもいろいろ、たくさん。

とても、貴重な、いろいろ。
とても、恵まれた、たくさんのもの。


もちろん、いいところばかりではないけれど。

発狂しそうになる時も、

「よし、お前ちょっと表出ろ」

の言葉が出そうになる時も、



……まぁ、しょっちゅうあるんですけどね。


†††††


平穏でなくても
幸福な日々



ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず



それでも、変わらずにいて欲しいと願うこともあり。

もうしばらくは、
淀みに浮かび、久しく、
とどまってやろう。





あたしは君のメロディーやその
哲学や言葉 全てを守り通します

愛なんていらねえよ、夏。

いつの間に8月。


あつはなついですね。

もし私がセミだったら、七日も持ちません。

連続通話40分が限界です。



元来、手紙はもとよりメールすらも筆不精な私。

ブログなんて週刊どころか月刊、下手をすれば季刊になりかねません。
通販のカタログみたいなね。




ということで、
夏号をお届けします。






どちらの
コスプレイヤーさんですか?
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