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NDK(※ねぇどんな気持ち?)



泡の気持ちって、考えたことある?



* 何処かの地域のとある日常。




―――――外は快晴。うだるような夏の暑さに堪えきれず、現在俺は公園のベンチで絶賛休憩中である。
嗚呼、正しくこれは木陰万歳としか言い様が無い。大体なんだ、お天気お姉さんめ。今日は今年で一番暑い日になるでしょうとか、そういうのマジでいらないから。ただただ暑さの感じ方倍増するだけだから。自覚するとってやつだよ。いやマジありえねぇ。ホントありえねぇ。

そんでもって更にありえねぇのが、俺をこんなサウナみたいなお外で待たせてる超本人だ。土曜の休日とかマジ寝て終わるのが俺のステータスだっつーのに、あんの野郎遅刻するだとほざきやがった。ないわ。絶対ないわ。俺なら五分前には集合場所いるからね。無遅刻無欠席の皆勤賞モノだからね。


「あっちぃ〜…」


俺はケータイを開いて時間を確認する。あ、今時スマホも持ってないの?キャッハーうけるーとか思ったやつ前出ろ、今ならスリーパーホールドぶちかまして許してやるから。


「つか、もう二時だし…」


しーかーもー、おいおいどういうことだ。確か約束の時間は十一時だったはずだぞ。三時間かよ。飯も食わず三時間も俺はこの公園のベンチであーだーこーだだれてんのか。我慢強過ぎだろ俺。健気すぎる。あのアホんだらの為に三時間も我慢するとか超良い子じゃん。

いや、もう俺頑張ったよね。もうゴールして良いよね。もうこれ相手バックレたパティーンのやつだよ。無意味だよ。もう無理。待てない。オワタ。完全に俺の我慢ゲージ無くなったわ。

よし、帰ろう。このままでは俺はここで干物のごとく干からびて一生を終えることとなる。それだけは避けなければ。天国のパパとママに会わせる顔がない。
様々な葛藤の末、俺は三時間という長い時間を共に乗り越えたベンチ君から立ち上がった。ありがとう、ベンチ君。さようなら、ベンチ君。

いやー、これでやっと昼飯にありつけるぜ。どうせだから何か食べていこう。カレーかな。パスタかな。あ、それとも…、



「あ、ごめーん待ったー?」



………………そう、やっとこさ公園を後にできるかと思ったその時だ。奴はお決まりのように現れた。


「……。」

「いやぁ柔らかなベットが僕のこと離してくれなくてさぁ。仕方無いから三回も寝直しちゃったー」

「………。」

「まぁでも、あの子の魅力はお前も知ってるわけじゃん?だからわかってくれるよねー。さぁて、じゃあどこに行こうか?あ、食べ物屋は無しね。僕さっき食べたばっかりだから」

「………。」

「あれ、ちょっと聞いてる?オーイ」






――――泡のように消えてしまいたい。
苦しいとき、つらいとき、何度もそう思った。

でも……今だけは………―――――。




「………地球のみんな、オラに力を分けてくれ。」


「ブッ!!ちょ、何いきなり真顔で言ってんのさ!……って、あれ?ねぇ、君、いつの間に標識なんて持っちゃってんの。え、え、ちょっと、待っ」


「その幻想をぶち壊す!!!!ティロ・フィナーレ!!!!!」




「ナニソレ色々混ざっtあぎゃぁぁぁぁああああぁぁあああああっっっっ!!!!!!!」





どうか、この憎々しい悪魔に、魂の復讐《キュウサイ》を。






(八月十四日。午後二時過ぎの出来事)
(バッとかざした標識が、テメェの脳天に突き刺さる。)



++++++++++++




愛媛に帰る前に何てもん書いてんだろうね?


うん、突発的に書いた。
怪力とマイペースという無駄な設定。
この汚小説を読んだ貴方。NDKNDK?←殴



END

もしも…銀魂バトン






もしも〇〇だったらどうする?

そんなもしもを答えていく
暇潰しバトンです(●^∀^●)





*1日だけ一緒に寝れるなら誰と寝る?

ガチで言って良いですか。
定春です。
定春です。
誰が何と言おうとモフモフの勝利です。

*働くなら?

真撰組でしょ。
だってちゃんとしてるもん。

*一緒に遊ぶなら?

土方さん。
いろんな一面を見てみたい。

*一緒に戦うなら?

銀ちゃんです。
だって強いもの!

*一緒に住むなら?

新八くん。
主夫は良いよ。

*侍、天人、マダオなるならどれ?

侍一卓でありんす。←
あ、でも痛いのは嫌だな…。

*定春、エリザベス飼うなら?

定春!
と、言いたいところですが、食費が半端ないことになりそうなので現実的に考えてエリザベス先輩で。

*高杉と神威に脅されたらどっち側につく?

高杉。
神威はあれ、逃げられない気がする。

*グラサンと眼鏡、選ぶなら?

眼鏡。
だって私眼鏡だもん。

*道端に洞爺湖木刀が…!!

>そっとしておこう…。←違

*アイドルオタク(新八)と二次元オタク(トッシー)が現れたら選ぶのは?

トッシーだろ。
お前あれ、土方さんがナヨナヨしてるんだぞ。ウケるだろ。楽しいだろ。

*1日局長と1日四天王と1日万事屋、するなら?

一日局長になって、土方さんに三回回ってワンと鳴かせたい。



ありがとうございました♪

回したい方がいるなら
回しちゃってください



*フリーで。





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あー楽しかった。



END

色々と残念な学校生活で新境地



1〜9までの数字に、キャラや友人など名前を当てはめてください。
場合によってはBLかGLになる可能性があります。
もしBL、GLにしたくない場合は、♂→2、3、5、8、9、♀→1、4、6、7にしていただければと大丈夫かと思います。
また口調や一人称などはご自由に変えてください。

1青龍
2壱哉
3雲雀
4白虎
5朱雀
6万里
7美和子
8骸
9玄武


しまった一つ余った。
というわけで数合わせにヒバ様と骸コノヤロウをいれてみる。





・ごくごく普通の高校生(白虎)は朝食を食べながら急いで学校へ向かっていた。

(白虎)「(モッシャモッシャモッシャモッシャ)」
(朱雀)(もっと食べやすいものにすればいいのに…)

朝食はご飯派でもパン派でもなくコンフレーク派な(白虎)である。

→朱雀『そんなもんばっか食べてるから低血圧治らないんだよお前は。もっと米食えって』
白虎『他にも食べるし』
朱雀『えー?じゃあ昨日の朝飯とか何食ったんだよ?』
白虎『チキンと手羽先』
朱雀『おいやめろ』

(※朱雀は素敵なトラウマを植え付けられました。)


・(白虎)は曲がり角を曲がった瞬間見知らぬ男(女)(雲雀)とぶつかってしまった。

(白虎)「!?痛い…何…?」
(雲雀)「…それはこっちの台詞だよ」

(雲雀)は頭からコンフレークをぶっかけられていた。

→雲雀『ふぅ…覚悟は良いかい?』
白虎『(モッシャモッシャモッシャモッシャ)』
美和子『ま、待って雲雀さっ…これバトンだからっ!!白虎もいい加減食べるの止めなさい!』
雲雀『問答無用。咬み殺す。』
美和子『にゃ"ーーーーっ!!!(泣)』


・どうにか学校に着いた(白虎)。どうやら転校生がきたらしい。

(白虎)「で、何処にいるの?」
(青龍)「我等のクラスではなく隣のクラスにだそうだ。」
(白虎)「フーン」

転校生に大して興味はないようだ。

→白虎『……お腹空いた』
青龍『?きちんと朝飯は食べていただろう』
白虎『登校中に食われた』
青龍『は?(°Д°`)』


・その頃転校生(雲雀)は幼なじみの(美和子)と運命的な再会をしていた。

(雲雀)「久しぶりだね。…相変わらず、バカみたいに元気なようだ」
(美和子)「雲雀さん怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」

(雲雀)の初恋が無惨に砕け散った。

→美和子『誰かここに勇者を!!この魔王を滅ぼすのです悪霊退散ーっ!!!』
雲雀『黙れ。』(バキッ!!
美和子『イダッ!!ちょっ、ちょっと悪ふざけしただけじゃないですか!?何も殴らなくたって…!!』
雲雀『あのね、久々の出番だからってテンション上がるのは良いんだけど、それを僕にも向けるのは止めて。』
美和子『みんなあけおめ!今年もよろしくね!!』
雲雀『もう15日だけど。』


・数学の授業で当てられた(青龍)。こっそり(骸)が答えを教えてくれた。

(青龍)「X=5…?((骸)、かたじけない…)」
先生「残念ながら不正解だ!」
(骸)「ゴッメーン!僕数学苦手でした☆(テヘペロ)」

→美和子『ん、何これ書き置き?』

[パイナップル狩りに行ってきます。青龍]

美和子『!?』


・昼休み、(壱哉)は(万里)から手作り弁当をもらった。

(万里)「かっ勘違いすんなよ!別に(壱哉)の事なんか何とも思ってないんだからね!」
(壱哉)「わかったって(何コイツうけるw)…ん?手紙?」
『愛しの(万里)へ♪(万里)の為に一生懸命作りました!食べてくださいね^^(骸)より』

→壱哉『(^ω^)』

ぽーーーーんっ(投

骸『ちょっと!何するんですか!?僕が作った愛妻弁当ですよ!?』
壱哉『いや、イラっときたからw』
万里『何でだよ意味わかんねーよ薄ら寒いよあり得ねーよ。頼むマジネタ骸とは関わりたくないんだ帰らせてくれ。』
壱哉『ホモォは帰ってくださーい☆』
骸『貴方達。言っておきますけど僕一応原作キャラですからね。言っておきますけどイケメン枠なんですからね』
壱哉『残念。ここではネタキャラしか生き残らねーんだなぁwwねー万里ちゃん?』
万里『…俺に振るな』


・中庭で小鳥に餌をあげている(青龍)を目撃した(玄武)。

(青龍)「フッ…美味いか?」
(玄武)(ふぅ、昔っから動物好きですね…)
(青龍)「だがお主の方が美味そうだな…」
小鳥&(玄武)「「!?」」

→玄武『仕方無いですねぇ、今夜は鳥鍋にしてあげましょうか』
朱雀『あの、玄武さん?どうして包丁をこちらに向けるんデスカ…?』
玄武『大丈夫。我等はちょっと肉を削ぎ落とされただけでは死にませんよ。というわけで…ちょっとお腹の部分だけ貰いますね☆』
朱雀『ヒギャァアアアアアッ!!!!』


・体育の授業で怪我をした(美和子)。(壱哉)が保健室に連れていこうとした。

(壱哉)「しっかり捕まってろよ」
(美和子)「えっ!(お、おお姫さま抱っこキターーーーっ!!!)」
(壱哉)「フンッ!」(ゴキッ)

腰を痛めた(壱哉)はそのまま救急車で搬送された。

→美和子『………。』
朱雀『み、美和子?別にお前が重かったからとかそんな理由じゃねーって。だから落ち込むなよ。な?』
美和子『………。』

(※美和子の心の傷は深かった。)


・放課後音楽室の前を通りかかった(万里) 。中を覗くと(玄武)がピアノを弾いていた。

(万里)((玄武)ってピアノを弾けたのか…)
(玄武)「ドナドナドーナドナーぁぁぁぁぁ!子牛を乗せてぇぇぇぇぇ!」

(玄武)は号泣しながらドナドナを熱唱していた。

→万里『……。』

パタンッ←閉

青龍『?万里殿、如何なされた?顔が青いぞ』
万里『…人は、見かけによらず闇を抱えてるんだな。』
白虎『何それ厨二病みたい』


・(白虎)は学園一のモテ男(女)(朱雀)に呼び出された。

(朱雀)「今朝見掛けた時からずっと気になってたんだ…」
(朱雀)「?…」
(朱雀)「そのウサちゃんのスプーンを譲ってほしい!ウサちゃん可愛いなぁハァハァ」

(朱雀)はウサギマニアである。

→白虎『……。』

ぱしゃっ(牛乳かけーの。

朱雀『つめたぁ!!?』
白虎『牛乳臭い近寄るな』
朱雀『お前がかけたんだろ!!なんで持ってんだよ!?てか、なんで最後の台詞だけ俺っぽくしなかったのおかしくね!?』
(小´°Д°)b
朱雀『え、ちょ、何その親指折っていい?折っていいの!?何俺だけちょっと変態ぽくなってんの!?もう本物の変態紳士入ってるんだから良いじゃんそーゆうのは!!』
骸『オイコラ。』
(小´°∀°)シカタナイネ…。
朱雀『ごめん無理。もう我慢できん覚悟しろ!!』

(※暫くお待ちください。)

美和子『朱雀ー?そろそろバトン終わりだから帰るよー?』
(小´°ω°)ヤァ。
美和子『あれ?管理人?』
(小´°ω°)つ[羽根]紅イ羽共同募金ダ。
美和子『なにこれ牛乳臭い近寄るな』
白虎『お腹空いた…』


☆お疲れ様でした!


・回す人→フリー






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ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

作者様ごめんなさい!!不快だったら即刻消させていただきます。

ど、どうしてこうなった…?



END

始まりの導き

  




*+始まりの導き+*




庭に、桜が咲いていた。



「……狂い咲き」


少女はポツリと呟き、布団から這い出た。


しかし、冬の寒さは、体の弱い少女にとっては毒でしかない。青白い肌をした少女は少しだけ咳き込む。


でも、少女は布団に戻ろうとはせず。ただ、縁側から見える満開の桜を見つめた。


「あ…」


少女が桜に見入っていると、不意に、廊下の先から声が聴こえる。


振り向けば、遊びに来た少女の友人達がそこに佇んでいた。


「何してんのー?悠」


「二人とも…」


悠と呼ばれた少女は、二人の友人に手招きして、桜を指差す。


「うおー…見事に満開だね」


「ね、不思議でしょ?一夜明けたらこんな綺麗に咲いてたの」


友人、里砂は悠の横に座り、一緒に桜を見つめた。


「うん…でもアンタ、起きてて大丈夫なの?熱あるんでしょ?」


「え?あぁ、大丈夫だって!別にそんな高くないし…いつもの事だしね」


しかし、もう一人の友人の沙織は、眉間にシワを寄せて悠に訊ねる。悠は笑顔で答えた。


と言っても、やはり部屋着一枚じゃ肌寒いのか。小さく咳き込む。


「ほれ見ろ。病人は大人しくしときな」


「沙織、私、布団の中から出られない生活…まぁ、いわゆる寝たきり?になるのは老人になってからって決めてるから。今後の人生設計にそう組み込まれちゃってるんだよね」


「バカかお前」


沙織は、容赦無しに悠の後ろに立ち、悠の頭を叩いた。


「ちょ、数少ない貴重な脳細胞死ぬ!」


「うるさい黙れ。アンタの脳細胞なんて熱に犯されてとっくにねーよ」


「おっと!?」


「さおりーん、ゆうっち病人」


しかし、叩かれた本人は笑顔だった。病人だと言うのに、こうして普通に接してくれるのが嬉しいのだ。


「とにかく、早く部屋入ろ。最近ハマったっていう漫画見せてくれるんでしょ?」


「あ、うん。そうだね。今行く」


そう言われて、悠は立ち上がる。


隣に居た里砂も、同じく桜から目を離し、立ち上がろうとした。







―――だが、その瞬間。里砂は前方から、人の気配を感じた。






「久し振りだな。姫達よ」


「え……?」


桜の前で、声が聞こえてきた。


知らない声に驚き、三人は視線を前に向ける。




するとそこには……、




「随分見ないうちにガキ臭くなったなぁ。色気は母ちゃんの腹ン中に忘れてきちまったか?」



変態が居た。



「……オイ、誰だ露出狂の知り合い作ったヤツ」


いや、露出狂違うから


突然、三人の目の前に現れた女は、里砂の言葉を否定する。


しかし、胸やスリットが入ったシースルーの服を着て、変態と間違われない方がおかしい。というか、もはや服と呼ぶのも疑わしいものである。


まぁ、そんな感じで現れた露出狂さん。となると、この女は一体何者なのだろうか。


「あのー…貴女なんでここに……」


居るんですか。そう里砂が訊ねようとした時だ。


「……さま…だ…」


「「え?」」


悠がポツリと呟く。あまりにも小さい声だったので二人がハモって聞き返すと、悠はワナワナと肩を震わせ、大声で叫んだ。


自愛と淫猥の象徴の観世音菩薩様だ!!!


「「はぁ!?」」



再び二人がハモった。



「嘘でしょマジで!?マジであの菩薩様!?うわぁぁ私ってば夢でも見てるのか!!」


「ちょ、悠さーん?」


「ヤバいどうしよ!あぁそうだ写メらないと!!だけど夢だし残らないかな!?いや、でも私の心には残る!永久保存!!っ…あああヤバい…テ、テンション上がりすぎて発作が……っ!!」


「落ち着けこのバカ!」


発作で上手く息が出来ず、ヒーヒーになる悠を、沙織が慌てて介抱する。


二人は急いで悠に薬を飲ませ、落ち着かせた。


「ふぅ…危ない危ない。あやうく死にかけたわ」


「あんまり興奮すんな!疲れる!」


「アハハ、ごめんごめん;」


悠は二人に苦笑いを浮かべながら謝る。決して笑えるようなことではないのだが。そんな、悠の能天気さに呆れていると、ふと、目の前の女が声をかけてくる。


「オーイ、お前ら俺様の事を忘れてないか?」


「あ。」


「す、すいません…お騒がせして…で、貴女は?」


「ソイツが紹介した通りだ。まぁ語弊はあるがな。俺様は慈悲と慈愛の神、観世音菩薩だ」


沙織が訊ねると、女は自信満々で答えた。


それを聞いて、沙織は一度だけ目を細めた後、こう告げる。


「いやぁ、これはウチにも語弊ありましたね…………アイタタタな露出狂さん」


「だから違う!」


再び女―――観世音菩薩様は否定する。だが沙織は聞く耳持たずだ。


「里砂ー、悠布団に寝かせたらちょっと警察呼んできなさい」


「おいさー」


しまいには警察を呼ぼうとしている。そんな二人を止めたのは、意外(否、そんな意外じゃないか)にも、布団に押し込まれそうになった悠だった。


「ま、待って待って二人とも!」


「何?」


「あの人、ホントに神様だから。警察はちょっとマズイと思う…」


「はぁ?悠…お前さ、熱だしすぎてマジで脳細胞死んだ?あれのドコが神様だって言えるのさ。」


呆れた顔で沙織は自称菩薩様を見る。やはりどっからどう見ても露出狂にしか見えない。


しかし、悠は力説した。


「ホントにホントなんだって!あ、ほら、私が見せるって言ってた漫画があるでしょ?それに出てくる菩薩様ソックリなんだよあの人!」


そう言って、悠は早足で部屋に入り、本棚から一冊の漫画を持ってくる。
 

タイトルは【最遊記】。表紙には四人の男が写っていた。


「この金髪美人が三蔵。で、こっちのちっちゃい茶髪君が悟空。んで、ここにいるカッコいい赤髪が悟浄でモノクルした優しそうな人が八戒なの!」


「西遊記の不良版って言ったところ…?」


「そんな感じ。それでね?表紙を開いた最初に、あの菩薩様が出てくるんだよ」


悠がページを開く。すると確かに、今、目の前に佇んでいる露出狂の女にソックリだった。というか、同一人物だった。


「どう?どう?私のテンションが上がった理由分かってくれた?」


「………」


つまり、漫画に出てくるキャラクターが、自分達に話し掛けていると。


「……これなんて夢小説?」


「里砂…今リアルタイム」


呟く里砂に、悠は静かに突っ込んだ。


暫くして、混乱した頭を若干ながら落ち着かせた三人は、揃って退屈そうにしている菩薩様を見た。


「話しはまとまったか?」


「……まぁ、大体。でも、なんで漫画のキャラクターがここに居るんですか?まさかのコスプレイヤーってオチとか?」


「バァーカ。俺様は正真正銘本物の観世音菩薩だよ。まぁ、信用できないのも無理ないけどな」


「……」


「まぁ良いさ。それだけ疑い深けりゃ、"向こう"に行ってもそう簡単にはくたばらないだろう」


「向、こう……?」


言ってる意味が分からなくて、里砂は首をかしげる。菩薩様はそれを見てニヤリと笑った。


「あのな、どうして俺様がお前等の前に現れたか分かるか?」


「いや…つか、分からないから何べんも聞いてるんでしょ」



「ハハッ、それもそうか………ならば教えてやろう。




何故俺様が現れたのか。それは、今からお前等を、在るべき場所へ戻す為だ」


三人は目を見開いた。


「在るべき、場所…?」


「ちょ、ちょっと待ってよ…それじゃつまり、ここはウチらの在るべき場所じゃないってこと?」


「あぁ、そうだ。まぁ詳しいことは時期に話すが、今は時間がない。さすがに俺様でも、違う次元に長時間長居する事は出来ないんだよ。だから、簡潔に話す」


菩薩様は人差し指を上に立てる。



――ドサッ!



すると、いつの間にか三人の後ろにはそれぞれのリュックサックやカバンがあった。


「――――姫達の望んだ時は来た。今こそ再び、彼等と共に動き出す時だ」



「え―――?」







パリィィィンッ!!





次の瞬間。何処かで何かが割れるような音が聞こえたかと思えば、三人に強烈な眠気が襲ってきた。



「な…なに……こ…れ…」



「わか……な……」



「…く………そ……」



三人はそれに耐えることができず、そして、みんな同時に意識を失っていった。





姫とは何なのか。自分達が何者なのか。何一つ、分からないまま―――――。







(目を開けると異世界でした)
(ここ…何処よ!?)(さぁ……?)(あ、あの方々は……!!)







END




†††††††††††††




前に載せたかもしれない昔書いた最遊記夢小説をちょっと手直しして晒してみる。
続く、かも。



END

まいるーこれはまいるー




どうも、最近のっけさんだけではあきたらず、MSSPまで手を出しやがった小雪です。

いや、面白い。面白いんですよ。実況者のっけさん。あの謎なようで実は子供っぽい感じとか。実況中なのにコーラ飲んでゲップしちゃうとことか。実況音声消えて『アッハッハッハ…アッハッハッハ…アッハッハッハ…いやぁーもうこれは笑い事じゃないよね(ド真面目)』って言って音声後付け実況にしちゃうとことか!←

でも流行りにも手を出しちゃいたいとかそんな浮気心を持っちゃった一ファンの私をどうか許してください本当に。だってあの腐った匠面白すぎたんだ…。orz

というわけで、夢小説更新を遅らせた私です皆さん明けましておめでとう!!(今!?
今年もよろしくお願いします。m(__)m

さて、記念すべき2013年にもなったわけですから、新年の抱負とかほざいてみましょうか。突然とか言わないの。

そうですねぇ…。
あ、それでは、


『ニコニコ動画に実況デビューする!!』


これを新年の抱負といたしましょう。←

………え、あれ、何かおかしい?いやいや何もおかしくないでしょうよ。これでも情熱的に考え抜いた結論ですよ?うん。jkよjk。(ただjk言いたいだけ。

いやー今年は実家の愛媛に帰るし、本格的に友達巻き込んでしようかなって。だって前々からやりたいと思ってたんですものー。実況プレイ。タグとか付けてみたいよね。『病院が来い』とかね。『非リア乙』とかね。もーそんなタグ付けた奴全力でブッ飛ばすけどね☆←

ではでは。そんな感じで。

さよーならーーー。



END
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