某出会い系アプリを経て、会うことになった彼の話。
仮に彼をN氏とする。

あ、星新一っぽい。エヌ氏にしよう。


エヌ氏とのラインは始めは短文だったものの、お互い質問に対してきっちり答えていたから、スクロールしないと最初の話題が何なのか見えなくなるくらいの長文へと発展していった。
内容は、最近見た映画や好き又はおすすめアニメ、ドラマ、懐かしの駄菓子、ジブリなどなど。

とくに引くような返答もなく、和やかに楽しく進むライン。
4つ上の29歳だけど、ジェネレーションギャップも感じず、趣味方面では合いそうだなと、期待が膨らむ。


映画ファンタスティックビーストが2回目を見てもいいくらいにおすすめだと伝えると、エヌ氏は見たことがないらしく、そこでさらりと一緒にどう?と誘われる。
これまでのやり取りから、悪い人ではないし、映画は純粋に見たかったので二つ返事でOK。

そうして日程やご飯も着々と決まっていった。
ご飯は私のリクエストに応えて探してくれたのが、歳上だし男性だし(というのは偏見か)、当たり前のことかもしれないけどポイント高し。行動力大事。男子。yo-yo-



来たる当日。

朝から異様にドキドキ。待ち合わせ場所やその時間に近づくにつれ、緊張と期待と不安といろんな感情がぐるぐるぐるぐるグルコサミン。

あぁ、こういうの、いつ振りだろう

(あ、街コンの人と何回か電話した時に味わったやつだ、意外と最近に経験してたわ)


某出会い系アプリでは、顔半分が認識できる写真を登録しないといけなくて(これが嫌だったけど、光加工&横顔でいい感じに仕上げた)、エヌ氏の顔も半分はわかってたけど、口元が不明だったからそこは想像でかっこよく補っておいて、いざ、待ち合わせ場所へ!

が、待ち合わせ場所に待ち合わせる人が多すぎて、5分程すれ違い続ける。

わ〜海外ドラマみたい〜


何色の服で、マスクをしている(ここで疑問)、という大きな特徴を頼りにウロウロウロボロス、、、


そしてドッキドキの対面であーる!バザールでござーる



後半に続くpart2